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責任ある立場だから休めない。妻に負担がかかっていることを知りながら仕事を優先する夫【それぞれの想い】

  • 2026.1.6

シングルの白井さんは、社内でワーキングマザーのシワ寄せ役にされていることに不満を抱いていました。早退した同僚の仕事を毎回引き受けさせられたり、申請した有休を何度も変更させられたり・・・白井さんには日常茶飯事。頭では仕方のない事と分かっているけれど、やっぱり重なれば重なるほど不満が募ってしまいます。しかし一方で、白井さんに仕事を任せて早退していったワーキングマザーの大宮さんにも、複雑な想いがありました。「息子の翔くんが熱を出した」という保育園からの呼び出しに対応するのはいつも自分。夫の良平さんが責任のある立場であることは分かっていますが、自分だけ仕事途中で早退させられたり、急な休みを取らされたり・・・モヤモヤは募る一方。結局翌朝も熱は下がらず、どちらかが休まなければならない状況に。「どうしても外せない会議がある」と相談しても、良平さんも「休めない」と譲りません。こうなれば、遠方に住む母に頼るしか方法はありませんでした。

外では仕事、家では妻のピリピリした態度に疲れる

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保育園からの呼び出しに対応するのはいつも自分。夫の良平さんが責任のある立場であることは分かっていますが、自分だけ仕事の途中で早退させられたり、急な休みを取らされたり・・・仕事も育児もうまくいかないことに悩みを抱えるちひろさん。しかし、良平さんもまた、心に秘めている想いがありました。

仕事から帰ってくるなり、ため息をつく妻のちひろ。疲れて帰ってきいるんだから「お帰り」くらい言ってくれてもいいじゃん・・・。仕事でも疲れて、家に帰ってきてもちひろのピリピリしている姿に疲れて、俺は一体どこで休めばいいのでしょうか。

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しかも急に「明日さ、翔の熱が下がらなかったらパパ休めない?」と言われて困ってしまいます。ちひろにはいつも仕事を早退してもらったり、休んでもらったりして申し訳ないと思っていますが、うちの会社だって育休に入る社員や時短社員がたくさんいてギリギリで回している状態です。とても自分が休みを取れるような状況ではありませんでした。

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俺だって、できるなら子どもを優先したいです。ですがみんなより上の立場である以上、急に休むわけにはいきません。今日だって育休に入る社員の引き継ぎやクレーム処理、新しいプロジェクトも始まるし、昼休憩を取る時間すらありませんでした。

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職場があんな状況だからこそ、せめて家にいる時くらいはゆっくり休みたいと思ってしまいます。でも、ちひろにはこんなこと口が裂けても言えません。俺は休みたい気持ちを必死に押し殺しながら、黙ってシンクに溜まった食器を片付けました。

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子どもを任せっきりにしていることも、ちひろのおかげで自分の仕事を優先できていることも、頭では分かっています。それでも今は本当に大事な時期で、とても休めるような状況ではないのです。

責任ある立場にいる以上、育児を理由に簡単には休めない。良平さんの言い分も理解できます。それでも、育児は本来2人でするもの。自ら会社に働きかけなければ、ちひろさんだけが負担を背負う形になってしまいます。とはいえ、部下を抱える立場だからこそ簡単には動けない・・・その葛藤があるのもまた現実ですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。

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