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「ヘルメットを被っていなければ…」長野県警が8月に投稿した“映像”に「本当にゾッとする」

  • 2026.8.16
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

本格的な夏山シーズンを迎えました。普段は雪に覆われている標高の高い山や日本アルプスにも挑戦しやすくなり、登山を楽しむ人が増える時期です。山の美しい景色や爽やかな空気を楽しめる一方、標高の高い場所では、思わぬ事故につながる危険もあります。

そんな中、長野県警察山岳遭難救助隊の公式Xアカウントが、緊迫した遭難救助の動画を公開し、注目を集めています。

映像に映し出されたヘルメットの状態に、SNSでは「本当にゾッとする」といった驚きの声が寄せられています。

「ヘルメットがなければ」……事故の衝撃を伝える動画

長野県警察山岳遭難救助隊の公式アカウントは、2026年8月6日、「山岳ヘルメットに助けられた遭難事例紹介」と題した動画を投稿しました。

動画には、北アルプス・前穂高岳から下山中に滑落した登山客を救助する、緊迫した現場の様子が収められています。

下山中に体勢を崩し、100メートル滑落した登山客のヘルメットは、大きな傷やへこみが確認でき、一部は割れていました。

同救助隊は投稿で、「割れたヘルメットから推測すると、滑落時にかなりの高エネルギーが頭部に…。ヘルメットを被っていなければと考えるとゾッとします…」とコメントしています。

併せて、「軽い山岳ヘルメットで『九死に一生を得る』ではありませんが、守れる命があります。 正しく装着して安全登山!!」と呼びかけました。

「山ではヘルメット」が推奨される場所も

長野県では「山岳ヘルメット着用奨励山域」を指定しています。これは、過去の遭難事故や山の形状などを踏まえ、特に安全への配慮が必要な山域で、登山時のヘルメット着用を呼びかけるものです。

長野県によると、転落や滑落、落石などによって遭難した人の4人に1人が頭部を負傷しています。一方で、ヘルメットを着用していたことで、命を取り留めた事例もあるといいます。

着用が推奨されているのは、北アルプスの槍・穂高連峰のうち、北穂高岳から涸沢岳、屏風岩、前穂高岳(北尾根から吊尾根)一帯などをはじめ、南アルプスの甲斐駒ケ岳・鋸岳、中央アルプスの宝剣岳などです。

焼岳、乗鞍岳、御嶽山、浅間山といった活火山も含まれます。また、積雪期については、滑落や転落、落石などの危険があるすべての山域が対象となっています。

さらに、長野県内にはヘルメットを有料でレンタルしている山小屋もあります。槍ヶ岳山荘やヒュッテ大槍、穂高岳山荘、北沢峠こもれび山荘などが案内されていますが、レンタルの時期や料金などは変更になる場合があるため、利用前に施設への確認が必要です。

「装備って大事」身近に感じた人も

SNSでは、ヘルメットの重要性を改めて感じたという声が多く寄せられています。

  • 救助隊が言っているように、ヘルメットがなければと思うと本当にゾッとする
  • 実際のヘルメットを見ると説得力がある
  • こういう映像を見ると、装備の大切さがよく分かる
  • 山では何が起きるか分からないから、ヘルメットは必要
  • 大丈夫だろうと思わず、できる備えはしておきたい

このほか、

  • 決死の救助活動を行う隊員のみなさんには本当に頭が下がる
  • こういった警鐘を鳴らす救助隊に感謝
  • 救助隊の必死な思いが伝わってくる

といった、救助にあたる隊員への感謝を伝える声も寄せられています。

「自分だけは大丈夫」と思う前に

山では、経験や体力に関係なく、転倒や落石などの危険に遭遇する可能性があります。長野県も、着用奨励山域以外でヘルメットが不要という意味ではないと説明しています。

今回の投稿は、実際に衝撃を受けたヘルメットを通して、頭部を守る装備の重要性を改めて考えさせるものとなりました。

安全に登山を楽しむためにも、「自分は大丈夫」と過信することなく、必要な装備をしっかり準備しておきたいところです。

参考:
長野県警察山岳遭難救助隊公式アカウント@NAGANO_P_M_R≪山岳ヘルメットに助けられた遭難事例紹介≫(2026年8月6日投稿)
山岳ヘルメット着用奨励山域について(長野県)

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