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まだ間に合う!中学受験の直前期、お正月有効活用プラン。お正月制する者が受験を制す?!

  • 2025.12.19

お正月なのに、正月じゃない——受験生のいる家の年明け

「お正月くらい、ゆっくりしなさいよ」この言葉が、これほど現実味を失う年が来るとは思っていませんでした。そう、2026年。我が家に、ついに中学受験イヤーのお正月がやってきたのです。関西の受験は1月中旬スタート。カレンダー上は華やかな三が日でも、受験生の家庭ではもはや平日。いや、平日以上にピリッと張りつめた、特別な時間です。とはいえ、やることはもう決まっています。過去問を回す。できなかった問題を見直す。ただし、時間が限られているので「超難問」は潔く飛ばす。そして、暗記ものは徹底的に固める。これは、どのご家庭でも共通する“正解ムーブ”でしょう。ただ——今年のお正月は、それだけでは終わらなさそうな予感。

我が家のお正月は「親戚会館」仕様でした

そもそも、我が家のお正月は毎年、夫の実家(東京)で迎えるのが恒例行事でした。義両親がホストとなり、ドーンと30人近くの親戚が集合。もはや「家」というより、親戚会館。自営業でお商売をされているご家庭なので、人の出入りは日常茶飯事。サラリーマン家庭出身の私からすると、「これがプロの【おもてなし動線】か……」と、毎回ちょっと感動する規模感です。私はといえば、張り切ってお手伝いをしようとするものの、義母・義姉という“地形完全把握ベテラン勢”には到底かなわず、「えーっと…取り皿、どこですか?」から始まる、新人バイト状態。そろり、そろりと動いているうちにお正月が終わり、次の年にはまた振り出しに戻る。この無限ループを何年も繰り返しています。お義母さん、お義姉さん、いつもありがとうございます!親戚が多く、自営業でお商売もされているため、おせちは基本、外注された立派なものがずらり。壮観です。もはや展示会。

おせち界のヒエラルキーと、三男の嫁の立ち位置

ただ私は「三男の嫁」。脇役中の脇役。ここは控えめに…控えめに…と、ほぼ鑑賞専門のポジションを自ら選択しています。「どうぞどうぞ、長男家・次男家の皆さまが召し上がって!」心の中では、おせち界のヒエラルキーをきちんと尊重。最近では、私の遠慮を子供達も気が付き、【勧められたら頂く】のスタンスを保っているような感じがします。しょうがない。遠慮することも勉強。普段関西に住んでいるとたまにしか会えないため、そういうこともある! そんなわけで、私にとってのお正月は、賑やかで楽しいイベントでありつつ、どこか遠巻きに眺める行事でもありました。——ところが、です。

2026年、まさかの「家で静かなお正月」

長男の中学受験イヤー到来。お正月の東京行きは、夫・次男・三男チームに託すことになりました。しかも夫が言い出したのは、「受験の邪魔にならないように」と、まさかの1週間・家不在プラン。な、なんと。これは大事件です。これまでフルタイム勤務で、長男にベッタリ寄り添うことができなかった私ですが、ついに—フルサポート体制が現実になるのです。残り2週間。たった2週間。でも、されど2週間。「ここ、効いてほしいなぁ」と、母は欲張りにもなるものです。さーて!夢のフルサポートができるのならば何をやる?って話です。冒頭にお伝えしたアレコレはもちろん、もう一捻り出来るだろうか。

直前期のお正月、過去問以外に【効きそうなこと】

過去問と復習、暗記の徹底。これは大前提。その上で、直前期のお正月に意外と効くのは、次のようなことかな~と。まず一つ目は、「解く順番」と「捨て問」の最終確認。この時期、新しいことは増やさない。でも、「当日の動き」を体に染み込ませることは、まだできます。・最初にどの大問から入るか・何分経ったら一度手を離すか・どのレベルの問題は即スキップするかこれは、机上の計画ではなく、【実際に何度も“その通りに解く”】ことで安定すると思うのです。二つ目は、ミスノートの再点検。新しい問題集より、これまで「やらかした問題」を見る方が、得点力は確実に上がると感じます。というか、いつやるの?このタイミングでしょ。三つ目は、生活リズムの完全固定。お正月だから夜更かし、は禁物。本番と同じ起床時間・食事時間で過ごす。これは、点数には見えませんが、当日の集中力に直結すると考えます。そして最後に、【何もしない時間】を、あえて少し入れること。焦り切った頭は、意外と働きません。10分の散歩、5分の雑談。ただただぼーっとする時間。これが、思った以上に効くと思うのです。

母がやるべきは「教えること」じゃなかった

フルサポート体制だ!と気合いを入れたものの、やれることは何か?と予定を組んでみて気づきました。母の仕事は、教えることではない。・時間を管理する・食事を整える・空気を荒らさない・不安を煽らない・でも、放置もしないこの絶妙なバランスこそが、直前期の母の役割な気がします。「大丈夫?」と聞きすぎない。「まだ終わらないの?」と言わない。代わりに、「今日はここまでやれたね」「昨日より速かったね」と、事実だけを静かに置いていく。って、できるのか?なかなか難しいぞ。これはもう、サポートという名の修行です。受験生がいる我が家。私と長男だけ帰省せずに、家で静かなお正月。すると自然と湧き上がるのが、

「いったい何を食べれば良いのか問題」

親戚30人の大お正月に比べれば、今年はとても静か。だからこそ、せめて食卓くらいは、ちょっとテンションを上げたい。受験生の胃に優しく、母の心も少し救われるもの。ということで、勉強の合間を縫って、長男と一緒に最も食べたいおせち料理をネットで選びました。ウキウキしながら注文しましたよ。ちょっと奮発しましたが、東京の新幹線往復2人分を考えるとお安いお値段かもしれません。お正月どうしよ…と思っている受験生がいる親御さん。ちょっと【テンションの上がるおせち】はお薦めです。今からでも間に合いますよ。ここからは、美味しいものの力を借りながら、なんとか乗り切ろうと思います。受験も、お正月も、完璧にはいかないけれど。それでも、「ちゃんと向き合ったお正月だったな」と思える年明けになりますように。——そんな願いを込めて。

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