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耳で学ぶといい事だらけ!忙しいママにこそ試してほしい「AIでつくる子供向け音声教材」

  • 2025.12.18

「お母さん、これどういう意味?」と聞かれてドキッとする瞬間、ありませんか?子どもが小学校高学年になると、歴史の複雑な背景や理科の目に見えない仕組みなど、知っているはずなのに説明の言葉がうまく出てこない場面が増えてくる気がします。今日は、そのちょっと困る瞬間がAIを活用することでふっと軽くなった体験をシェアしたいと思います。こんにちは。新しいテクノロジーを試しながら、暮らしや子育てに取り入れる方法を模索している主婦の、まりです。今回は、Googleが提供する無料のAIツール 「NotebookLM」を使って、教科書を「まるでラジオ番組のような音声教材」に変換し、親子の学びを楽にする方法をご紹介します。

「ちょっと読めば思い出せるはず」なのに、そのちょっとが遠い日がある

子どもが夕方、宿題をしているときに「ここ、どういう意味?」と聞いてきた。思い出せない⋯⋯なんだっけ? ほんの数行読み返せば思い出せるはずなのに、そのちょっとのやる気力が出ない日ってありますよね。夕方はママにとって、一日の中でも一番バタバタしがちな時間帯。学校のプリントを確認して、夕ご飯の下準備をして、他の兄弟の習い事の時間を気にして⋯⋯。意識が分散しているからこそ、急に“説明モード”に切り替えるのが妙に重く感じることがあります。わざわざ調べるほどの大ごとでもない。でも、できればスムーズに理解してほしいし、つまずいてほしくはない。「サポートするよ」と言いながら、「ちょっと待ってね」を何度も繰り返してしまう。そんな夕方が、何度もありました。「親だから勉強を全部みるべき」という意識を持っているわけではないけれど、目の前の小さなつまずきだけは拾っておきたい。そんな気持ちは、多くの親御さんに共通するのではないでしょうか。

そんな私を救ったのが、数分でつくれるAIの音声教材

そこで試してみたのが、NotebookLM(https://notebooklm.google.com/)です。NotebookLM は、Google が提供するAIツールです。PDF や Google ドキュメント、Web ページ、写真など複数の資料をアップロードすると、その内容にもとづいて要約・説明・Q&A・スライド資料・音声解説などを自動生成してくれます。私はこのNotebookLMを、子どもの耳からの学習に応用してみたところ、想像以上に使いやすかったのです。

NotebookLMで音声教材をつくる流れ

1.スマホで教科書ページを撮影し、その写真をNotebookLMにアップロード2.NotebookLM が画像から文字や内容を自動で読み取り、ノートに整理3.「Audio Overview(音声解説)」を押すと、対話形式の音声解説が生成 初めて聞いたときは、「え、こんなに自然なの?」と驚きました。まるでポッドキャストのようにAI同士が自然な会話で掛け合いながら説明してくれるので、単調にならず、スッと耳に入ってきます。

驚いたのは、AIが「背景まで含めて」語ってくれること

NotebookLMの音声は、ただの読み上げではありません。内容を解釈したうえで、背景やつながりを添えて語ってくれるのが特徴です。たとえば、郷土料理について書かれたページを読み込ませると、「この地方はね、冬に雪が深くてね…」「だからこの保存食が生まれたんだよ。昔の人の知恵って面白いよね」。といったように、教科書本文の範囲から大きく離れない形で文脈を補足してくれる場面がありました。私が聞いた印象として、文章だけでは拾いにくい背景が理解しやすくなることもあり、子どもとの会話も広がりました。

「見る+聴く」で、記憶に残りやすくなる

視覚と聴覚を組み合わせて学ぶ効果は、教育分野でも注目されています。複数の感覚を同時に使うと理解が深まりやすい、という研究報告は多くあります。地理のようにイメージしづらい単元は、音声で情景を描いてくれるだけで、知識が「暗記するもの」から「頭の中で再現できるもの」に変わります。 「豪雪地帯」と字で読むのと、「冬になると雪が深くなる地域で…」と声で聞くのとでは、理解の入口が異なるように感じました。私自身、息子たちと一緒に音声を聞きながら「そういう見方もあるんだね」と話す時間が増えました。親が説明役に回らなくても、一緒に資料を楽しむ時間に変わった感覚があります。

「子どもだからこそ」AIの利用には注意したいこともある

とても便利なツールですが、AIには特有の注意点があります。Google公式のサポート情報にも、AIによる音声解説には不正確な内容が含まれる可能性があると明記されています。時々もっともらしく間違えることがあるため、以下のような使い方がおすすめです。・興味を広げる導入として使う・テスト前や宿題では本文を確認する・明らかな間違いや違和感がないか、親も耳を傾けておくまた、NotebookLM は13歳以上を対象としたサービスです。小学生のお子さんと使う場合は、保護者のアカウント管理のもとで一緒に利用する必要があります。

「耳で学ぶ」は、子どもだけじゃなくママの心も軽くする

音声学習の魅力は、学びのハードルを下げてくれるところにあります。机に向かわせる必要がないから気負わないし、対話形式だからイメージも広がりやすい。子どもの「ねえ、これどういう意味?」に、即座に完璧な答えを返せなくてもいい。「一緒に聞いてみようか」と言える選択肢があるだけで、夕方のあのバタバタした時間に、少しだけ余白が生まれる気がするのです。

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今日の夜、1ページ試してみませんか?

夕食の片付けをしながらでも、寝る前の10分でもいい。音声に変えるだけで、親子の会話が変わるきっかけが生まれます。音声に変えるだけで、「ちょっと聞いてみよう」という姿勢が生まれ、親子の会話が変わる瞬間があるかもしれません。がんばりすぎないけれど、ちゃんとしたい。そんなママの小さなアップデートとして、NotebookLMの音声教材をそっと取り入れてみるのも良いかもしれません。

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X:まり(@m316jp2)

note:まり丨めんどくさいをテクノロジーで解決したい子育て中の主婦

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