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「嘘をつきたくない」ミセス大森、結成10周年を迎える際に語った“こだわり” 高い人気を誇り続ける“唯一無二の魅力”【あの日の名言を振り返る】

  • 2026.3.24
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左から藤澤涼架、大森元貴、若井滉斗 (C)SANKEI

ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」 が結成10周年を迎える際に、めざましテレビのインタビューでメンバーの一人である大森元貴が語った一言。

歌詞は嘘をつきたくないし、「これ書かなくてもいいだろう」というものは作らないようにしています出典:2023年7月4日「めざましテレビ」(フジテレビ系列)大森元貴氏へのインタビューでの発言にて

4年ぶりとなるオリジナルアルバム「ANTENNA」をリリースした際のインタビューの内容は、彼の製作哲学が大いに表れている。

インスピレーションと誠実さの融合

大森は、普段歌詞を作る際には一気に作成をしているとのこと。

ボイスメモも使いませんし、歌詞もメモったりしないので。 蓋を閉じている状態で何か作れそうだなという時にわーっと作るので、1曲2、3時間くらいで制作します。(中略)できあがったものを確認した時に「今回こういうことを僕は歌っているんだ」と、その場ではっとするようなことも。出典:2023年7月4日「めざましテレビ」(フジテレビ系列)大森元貴氏へのインタビューでの発言にて

これを聞くと、単なる感性を頼りに歌詞を書いているかのように思うかもしれない。

しかし、その上で歌詞にも誠実さを出すこともイメージしている。

スポーツ経験はないけど、勝ったり負けたり何かに挑んでいる気持ちや夢に向かって励む気持ちはわかるな、という共通項を探るなど、そういうところでなるべく自分ごとに落とし込んでいます。出典:2023年7月4日「めざましテレビ」(フジテレビ系列)大森元貴氏へのインタビューでの発言にて

人生経験や仕事内容によって、わからなかったり想像できなかったりすることは誰にでもあるだろう。

しかし、自分がどう考えるのかや、相手がどう考えているかをしっかりと捉え、できる限り自分の気持ちが伝わるようにする。

言葉を伝える際には、うわべの言葉だけではなく自分の気持ちをのせるからこそ、より相手の心にも響くのだ。

「フェーズ2」から「フェーズ3」への移行

この姿勢は、歌詞だけでなく、ファンに向けて発信する言葉にも表れていると言える。

2025年10月16日、YouTubeチャンネルでの生配信にて、2025年大みそかをもって「フェーズ2」を完結し、翌年1月1日から「フェーズ3」を開始すると発表した。

活動休止ではなく、メンバーの変更もないため、あえてこのような発表の場を設ける必要はないようにも思える。

しかし、今の自分たちがどう感じているのかを、ファンに包み隠さず伝えたい。そして、相手に納得や理解を得てもらえるよう、言葉を尽くす場を作りたい。

歌詞だけでなく、彼らの音楽活動そのものに「嘘をつきたくない」という誠実な姿勢が表れている。

誠実な歌詞だからこそ、心に響く歌が生まれる

楽曲というのは、演奏技術や歌唱力に注目されがちだ。

しかし、それらだけでは音楽を奏でるのは不十分。そこに「嘘をつかない言葉」「削らない感情」をのせることで初めて曲が完成する。

これからもMrs. GREEN APPLEは、誠実な歌詞とともに、多くの方に感動を届けることだろう。


※記事は執筆時点の情報です