本能直撃のタレとA5和牛の共演に大感動　【連載】年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」（30）

東京・新橋「TRATT. USHIGORO（トラット うしごろ） 新橋店」

@hatsumiito

こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。

今回ご紹介するのは、人気焼肉店「うしごろ」が手掛ける、カジュアルラインの新業態。 その名も「TRATT. USHIGORO（トラット うしごろ） 新橋店」です。

「うしごろ」と聞くと、背筋が伸びるようなラグジュアリーな空間をイメージする方も多いはず。でもここは違うんです。テーマはずばり「町焼肉」。

カジュアルで居心地のいい空間

お店に入ると、町焼肉の懐かしさとアットホームな居心地の良さを感じる空間。クラシックな焼肉文化の温かみを残しつつ、現代風に洗練された居心地の良いデザインに落ち着きます。

席に着いて、まずは前菜たちがお出迎え。 「キムチ盛り合わせ」と「混ぜナムル」。これがまた、お酒が進む絶妙な味付けでクセになります。

そして新鮮さが命の「センマイ刺し」。コリコリとした食感とピリッとタレが、たまりません。

「塩」で味わう肉のポテンシャル

焼きのスタートは「塩」から。 ここで登場するのが「究極の厚切りタン」。

網の上に乗せた瞬間、「ジュワ〜」という音と共に立ち上る香ばしい香り。 サクッとした歯切れの良さと、噛むほどに溢れ出すジューシーな肉汁があふれ出します。

続いて「特上厚切り和牛」と「角切り和牛」。 A5黒毛和牛の中でも上質なものだけを厳選しているだけあって、脂の甘みが上品です。塩で食べることで、肉本来の旨みがダイレクトに伝わってきます。

真打登場！ 本能を揺さぶる渾身の「タレ」

そしてお店の看板メニュー「特上炙りロース（卵）」の登場です。

ここのお店の最大の特徴は「タレ」へのこだわり。 和牛の本質を知り尽くした職人さんが、肉質ごとに変化させて作り上げたという、まさに渾身のタレ。

サシが美しく入った特上ロースを、網の上でさっと炙ります。

 ほんのり色が変わり、脂が溶け出した最高のタイミングで濃厚な卵黄にくぐらせて、パクリ。口の中でとろける食感、タレのコク、そして卵のまろやかさが三位一体となって押し寄せてきます。

〆はさっぱりと冷麺で

お肉を存分に楽しんだ後は、「特製冷麺」でさっぱりと。 ツルッとした喉越しの麺と、出汁の効いた冷たいスープが、熱くなった口の中をクールダウンしてくれます。

焼肉の後の冷麺って、なんでこんなに美味しいんでしょうね。

日常使いできる「最高峰」

「うしごろ」ブランドの圧倒的な肉質を維持しつつ、新橋という場所に馴染むカジュアルさと、渾身のタレの魔力。 かっこつけずに美味しいお肉をガッツリ食べたい時、気心の知れた仲間とワイワイ盛り上がりたい時、訪れたいお店です。

「今日は美味しい焼肉食べて元気出したいな〜」と思ったら、ぜひ新橋へ足を運んでみてください。

とろけるロースと絶品タレが、待っていますよ！

本日もご馳走さまでした。

店舗情報

TRATT. USHIGORO 新橋店

■住所東京都港区新橋2-15-3 三沢ビル 1F

■営業

16:00 – 23:30   L.O. 料理22:30

（不定期連載）

年間600軒飲み歩くグルメハンター、SNS総フォロワー23万人超。グルメコミュニティ「東京グルメサロン」主宰。〝本当に美味しい店〟だけを厳選紹介。人生のテーマ：「グルメは最高のコミュニケーション」

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