【第59話】NHK朝ドラ「ばけばけ」トキ（高石あかり）の「子捨ての話」にSNS感激「うますぎる」

女優の高石あかりさん（22）がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」（月～土曜前8・0）の第59話が18日放送され、トキが女中として仕えるレフカダ・ヘブン（トミー・バストウさん）が、トキのことを「オトキシショウ！」と呼んだシーンに視聴者の注目が集まり、Xでも「オトキシショウ」「トキ師匠」というワードがトレンド入りしました。また、トキが前夫である銀二郎（寛一郎さん）のことを口にする展開にも注目が集まり、SNSでも話題となりました。

怪談に夢中になるヘブン

第58話（17日放送）では、ヘブンがトキの「鳥取の布団」という怪談を聞き、日本語の意味は半分も分からなかったものの、トキが話す怪談に感動した姿が描かれました。

第59話では、トキが「鳥取の布団」を話した晩から一夜明け、ヘブンは学校を休んででも怪談を聞き続けたいというほど夢中になっていました。そして、「鳥取の布団」が誰から聞いた話なのかと興味を示しました。

「あ、夫、わかるありますか？」

トキは戸惑いながら、「あれは島根の隣の鳥取の話で、その人が、島根の人でしたけん」と銀二郎のことを説明。「あ、夫、わかるありますか？」と尋ねると、ヘブンは「シジミサン、メオト」と答えました。

トキは、何年も前に少しだけ会いましたが、前夫は東京におり、もう会うことはないと強調。ヘブンはトキの告白に少し驚いたと言いました。トキは、「鳥取の布団」ではなく、今夜は別の怪談を話すと提案。まだまだたくさん知っていると笑顔を見せ、ヘブンも学校に向かいました。

披露したのは「子捨ての話」

ヘブンが学校から帰った夜、トキは再びヘブンに怪談を語りました。

この日披露したのは「子捨ての話」。

貧しい生活のため、子供が生まるたびに川に流してきた親が生活にゆとりができ、初めて子供を育てることにした時、まだしゃべることのできない背中のその子が、過去の出来事を語り出すという内容で、トキはゆっくりとした日本語で語りかけました。

「カイダン…アリガトウ」

ヘブンはトキの言葉を真剣に聞き入り、2人はそれぞれの感想を交し合いました。

ヘブンは「シジミサンノ、カンガエ、コトバ、スバラシ。カイダン…アリガトウ」と頭を下げ、もう一回話してほしいと懇願。トキは「はい。フフフ…」と笑顔を見せ、ヘブンは「ハヤク、ハヤク」と急かし、「オトキシショウ！」と持ち上げました。

SNS上の反応

ヘブンが、トキのことを「オトキシショウ！」と呼んだシーンのほか、トキが前夫である銀二郎のことを口にする展開が描かれた「ばけばけ」第59話に対し、SNS上では多くの視聴者がコメントを寄せています。

SNSでは具体的にどのようなコメントが多かったのでしょうか。

emogram編集部の独自分析によると、コメントは以下のような反応に分類されました。

「怪談CD出そう」「うますぎる」おトキちゃんへの称賛多数！

SNS上のコメントを見ると、おトキちゃんを演じる高石さんの怪談語りの上手さを称賛するという声が殺到しています。具体的には「怪談CD出そう」「うますぎる」「小さいこどもとキャーキャー言いながら見たい‼️」などの声が寄せられています。私（筆者）も見ていてそう思いました！

また、ヘブン先生が発した「オトキシショウ」呼びへの反応も多く、「シジミサンからオトキシショウにランクアップ↑」「シジミサン は オトキシショウ に レベルアップした！」などのコメントが相次いで寄せられていました。「オトキシショウ」のシーン、私もリアルタイムで笑いました（笑）。

また「前の夫・銀二郎」の話が出てきたことへの反応も多く、「前の夫・銀二郎の事を説明すると場の空気が一転」「銀二郎さんとの思い出の怪談」「銀二郎さん、元気かな」などの声も。銀二郎さん、元気ですかね。

「ばけばけ」第59話に対するSNS上のコメントは概ねポジティブな受け止めばかりで、ほっこりした、感動したという温かい声に包まれていました。

ライターコメント

高石さんの問わず語り、連日最高ですね。第59話で語られた怪談も知らない話だったので興味深く聞かせて頂きました。「ばけばけ」見ていたら、小泉八雲の短編集「怪談」が読みたくなってきたので、週末は図書館を訪れようと思っています！私と同じ考えの人がたくさんいて、貸出中かもしれませんが💦。

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