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母が私にお金を使うことに罪悪感。援助を断れない私、友人の『粋なアドバイス』に救われた瞬間

  • 2025.12.21

親に仕送りをしたり、親孝行でプレゼントをしたりする人がいる一方で、まだまだ親に甘えっぱなしだという方も少なくないのではないでしょうか? 筆者はまさに後者で、母親から援助を受けるばかりでなにもお返しができていない現状に悩んでいました。そんな状況に『目から鱗』な素敵なアドバイスをくれた友人との会話を紹介します。

画像: 母が私にお金を使うことに罪悪感。援助を断れない私、友人の『粋なアドバイス』に救われた瞬間

母の援助

私の母は私が結婚してからも、とっても私のことを気にかけてくれています。

結婚が決まった際には、ご祝儀とは別に生活に必要な家電を買ってくれたり、会うたびに、細やかな心遣いとして現金を渡してくれることがあったり。

普段も「若い夫婦でお金に苦労しているだろう」と、何かと私たちのためにお金を使ってくれます。

罪悪感

母の援助には、母の愛情の深さを感じ、本当に助けられています。

しかし、子どものころから育った実家です。
特別裕福ではなく、むしろ母が日々節約していることを私は知っています。

そのうえ、両親は年齢をかさね、父も母も数年後には定年を迎えます。

有難いと感じていることは事実ですが、それ以上に母の老後の生活を案じ、私にお金を使うことへ罪悪感を覚えるようになりました。

伝わらない気持ち

母が何か買ってくれようとしたり、心遣いとして現金をくれようとしたりしたとき「出さなくていい」「要らないよ」と伝えてはみるのですが「お母さんに甘えときなさい!」と言うばかりで、まったく聞く耳を持ってくれません。

そして母の押しに負けて、またお金を使わせてしまう……そんな繰り返しになっていました。

友人のアドバイス

私は母娘のやりとりに悩んでいることを、幼馴染のA子に相談することにしました。

すると、私には到底思いつかなかった粋なアドバイスが返ってきたのです!

「『私たち夫婦は、老後の面倒を見られるほどお金に余裕がないから、いま私たちのために散財せず、しっかり老後の資金を貯めておいてね!』って言ってみたら?」

ただただ母の好意を拒否するのではなく、『私のために』お金を貯めておいてね! と伝えれば、母に無理な援助をさせず、母の気持ちを尊重することも同時にできます。

A子のアドバイスをもとに、今度母に話してみようと思います!

【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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