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人気ジュエリーブランドの名品ネックレス42選|憧れブランドのアイコン徹底解説【2025年版】

  • 2025.12.17
Hearst Owned

一生涯にわたって寄り添ってくれるネックレスを探しているなら、まず知っておきたいのが憧れの人気ジュエリーブランドのアイコンや名品。タイムレスに使えるシンプルな一粒ネックレスから、ブランドの歴史とDNAを宿すアイコニックなモチーフまで、一生もののネックレス42選を徹底解説。レディースだけじゃなく、男性にもおすすめしたいメンズ&ユニセックスなムードのコレクションも。自分へのご褒美としても、特別な誰かへのギフトにも、ぴったりの一本が見つかるはず。

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カルティエ(Cartier)

1847年の創業以来、比類なき美意識と革新性でジュエリー史を切り開いてきたメゾン。パンテールに象徴される気高いエレガンスや、アールデコに通じる端正なラインなど、ブランドのDNAはネックレスやブレスレットに色濃く宿っている。世界の王族にも愛されてきた名門メゾンならではの気品が、時代を超えて人々のスタイルを輝かせている。

クラッシュ ドゥ カルティエ

“クラッシュ ドゥ カルティエ” ネックレス(PG)¥484,000/<a href="https://www.cartier.jp/" target="_blank">カルティエ</a>(カルティエ カスタマー サービスセンター) Maxime Govet © Cartier

「カルティエ」が受け継いできたクラシックな造形に、新しいエネルギーを重ねるようにして誕生した“クラッシュ ドゥ カルティエ”。円すい形の“ピコ”、ピラミッド型の“クル カレ”、そしてアーカイブにも見られるビーズモチーフ。それぞれ異なる表情を持つパーツをあえて組み合わせることで、クラシカルとモダン、緊張感と柔らかさといった相反する要素がひとつのジュエリーの中に共存する。独自の構築美をもちながら、どこか遊び心が漂うこのコレクションは、「カルティエ」らしい現代的なシグネチャーとなっている。

スタッズモチーフを連ねたネックレスは、ひとつひとつのパーツにほどよい丸みを持たせることで、動きに合わせてニュアンスが生まれる。力強く存在感のあるデザインでありながら、ピンクゴールド特有の柔らかな光が肌になじむ。

トリニティ

“トリニティ” ペンダント(WG×PG×YG×ダイヤ)¥374,000/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター) Audrey Dufer © Cartier

1924年、ルイ・カルティエの手によって生まれた“トリニティ”は、イエロー、ピンク、ホワイトのリンクがひとつの輪を形づくり、メゾンを代表するアイコンとして愛されてきたコレクション。それぞれに「友情」「忠誠」「愛」が託された3つの色が、価値観や関係性の多様さをやわらかく映し出し、時代ごとの感性に寄り添いながら独自の存在感を育んできた。ジャン・コクトーが小指に2本重ねて身につけた逸話も、このジュエリーの自由さと普遍性を物語っている。

3色のリングモチーフをそのまま胸もとに映したネックレスは、異なる色調のゴールドが角度によって穏やかにニュアンスを変え、ひと粒のダイヤモンドがさりげなくアクセントを加える。動きに合わせてゆるやかに揺れる小さな円が、胸もとに落ち着いた気品を添えてくれる。

ジュスト アン クル

“ジュスト アン クル” ネックレス(WG×ダイヤ)¥803,000/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター) Vincent Wulveryck © Cartier



自由と反骨精神が渦巻いていた’70年代のニューヨーク。そのカルチャーの熱を閉じ込めるように誕生した“ジュスト アン クル”は、一本のくぎというミニマルなラインに、「カルティエ」らしい大胆さとエスプリを宿したアイコンコレクション。日常的なモチーフに目を向け、それをジュエリーへ昇華したデザインは今の時代にもすっとなじむ。

ホワイトゴールドで描かれたネックレスは、くぎのカーブに沿って配されたダイヤモンドが繊細に光を放ち、シャープさとセンシュアルなつややかさが共存する一本。ラインが肌の上をなぞるように流れるそのフォルムは、素肌にも冬のニットにも自然と溶け込み、ユニセックスに楽しめるコンテンポラリーな存在感を添える。

ティファニー(Tiffany & Co)

1837年のニューヨークで誕生した「ティファニー」は、アメリカを代表するジュエラーとして、洗練とモダンさを併せもつ独自の美意識を築いてきたブランド。“ハードウェア”、“ティファニー T”といった建築的なラインに表れるのは、都会のエネルギーをエレガンスへと昇華するメゾンならではの精神。澄んだ輝きを放つダイヤモンドのクオリティにも定評があり、アイコンからデイリーに寄り添うジュエリーまで、ニューヨークらしい自由な魅力が息づいている。

ティファニーハードウェア

ラージ ダブル リンク ペンダント(YG)¥753,500/<a href="https://www.tiffany.co.jp/" target="_blank">ティファニー</a>(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) Tiffany and Co.

1971年のアーカイブピースから着想を得て生まれた“ティファニー ハードウェア”は、メタルそのものの存在感を際立たせた、ニューヨークらしいグラフィカルなコレクション。ゲージ リンクの直線的な強さと、洗練されたプロポーションが生み出すリズムが、都会のエネルギーとモダンな感性を柔らかく映し出す。

ダブルチェーンの中央で結び目のように組まれたリンクは、工業的なフォルムを思わせるソリッドな存在感を放ちながら、磨き上げられたゴールドの丸みがわずかに柔らかさを添えている。シンプルな装いにもモードなレイヤードにも自然と溶け込み、日常のスタイルにさりげないエッジを添えてくれる。

ティファニー T

スマイル ペンダント(YG)¥205,700/ティファニー(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) Tiffany and Co.

「ティファニー」の頭文字“T”を軽やかにデザインへと落とし込んだ“ティファニー T”。象徴的な“T”のラインを軸に、立体感のある“T ワン”、ほほ笑みを思わせるカーブが特徴の“T スマイル”など、多彩なバリエーションを展開。「ティファニー」の数あるコレクションの中でもひときわ目を引く存在。

“ティファニー T”コレクションの中でも人気の“T スマイル”。やわらかな弧を描くスマイルモチーフを、ミニマルなゴールドバーで仕立てたネックレス。まとう人自身はもちろん、目にする相手までふっと笑顔にしてしまうような、ポジティブなムードを運ぶ。

ティファニー ノット

スモール ペンダント(YG×ダイヤ)¥495,000/ティファニー(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) Tiffany and Co.

“ティファニー ノット”は、ニューヨークを象徴するチェーンリンクを出発点に、しなやかなカーブと鋭いエッジをひとつのフォルムにまとめ上げたコンテンポラリーなコレクション。絡み合うノットのモチーフには結びつきというメッセージが込められている。

細身のバーに結び目をあしらったペンダントは、滑らかな曲線とシャープなエッジがほどよいコントラストを生む。パヴェダイヤモンドのきらめきが、“ティファニー ノット”らしい都会的なムードを漂わせる。

ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)

幸運、愛、詩情――目には見えない思いを形にしてきた「ヴァン クリーフ&アーペル」。1906年、パリ・ヴァンドーム広場で誕生したメゾンは、自然や物語に宿る優しさや夢を、比類のないサヴォアフェールでジュエリーへと映し出してきた。花や蝶、妖精、四つ葉のクローバーに象徴されるお守りのようなモチーフは、時代を超えて多くの人の心を魅了し続けている。

アルハンブラ

“ヴィンテージ アルハンブラ” ペンダント(18KYG×マザー オブ パール)¥495,000/<a href="https://www.vancleefarpels.com/jp/ja/home.html" target="_blank">ヴァン クリーフ&アーペル</a>(ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク) Van Cleef & Arpels

1968年に誕生した“アルハンブラ”は、四つ葉のクローバーをかたどった愛らしいシルエットと、繊細なゴールドビーズが縁取る柔らかな輪郭が魅力のアイコンコレクション。幸運を呼ぶモチーフとして親しまれながら、素材やストーンの組み合わせによって多彩なバリエーションを展開してきた。

その中でも、マザーオブパールを用いたペンダントは、自然光を受けてふんわりと淡い光沢を返し、デコルテにやさしい明るさをもたらす。イエローゴールドのぬくもりとの組み合わせは、日常にも特別な日にもなじみ、ひとつまとうだけで品よく華やぐ。

ペルレ

“ペルレ クローバー” ペンダント(18KRG×ダイヤ)¥847,000、フォルサ チェーン、42cm(18KRG)¥123,200(※チェーンはトップとのセット販売)/ヴァン クリーフ&アーペル(ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク) Van Cleef & Arpels

2008年に誕生した“ペルレ”は、「ヴァン クリーフ&アーペル」が長い歴史の中で磨き上げてきた“ゴールドビーズ”の美しさを前面に押し出したコレクション。完璧な球体が連なって生まれるリズムや立体感は、メゾン独自の優雅さと遊び心を映し出すもの。シンプルなゴールドのみのデザインから、カラーストーンやパヴェダイヤモンドを組み合わせたピースまで幅広く展開し、重ねても単体でもスタイルを遊べる自由度の高さが魅力。

ローズゴールドにあしらわれた小さなビーズがかれんな四つ葉のクローバーのモチーフをふんわりと縁取るペンダント。ビーズが生み出す丸みのあるフォルムは、華やかさの中に優しい表情を漂わせ、どんなシーンでもその人らしい美しさを引き出してくれる。

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)

1854年に誕生し、クラフツマンシップを軸にメゾンの世界観を築いてきた「ルイ・ヴィトン」は、ジュエリーの分野でも卓越した技術と創造性を発揮している。モノグラム・フラワーに象徴されるアイコニックなモチーフや、建築的なラインを取り入れたデザインには、旅の精神とモダンな美学が息づく。メゾンのハイジュエリーは、選び抜かれたダイヤモンドと緻密な細工による立体的な構築美が特徴で、ファッションとジュエリーの境界を軽やかに越える存在として支持を集めている。

カラー ブロッサム

“ペンダント サン カラー ブロッサム BB”(PG×ホワイト マザー・オブ・パール×ダイヤ)¥434,500/<a href="https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage" target="_blank">ルイ・ヴィトン</a>(ルイ・ヴィトン クライアントサービス) Louis Vuitton

1896年にジョルジュ・ヴィトンが生み出したモノグラム・フラワーを、ファインジュエリーとして現代に再解釈した“カラー ブロッサム”。メゾンのアイコンを、宝石やゴールドの質感を生かして立体的に仕立てることで、クラフツマンシップとメゾンのエレガンスを表現している。マザー・オブ・パールの柔らかな光、オニキスやマラカイトの深みなど、素材ごとの個性を引き立てるアプローチが魅力。

肌なじみのよいピンクゴールドのフレームに、まろやかなつやのあるホワイト マザー・オブ・パールを合わせた“ペンダント サン カラー ブロッサム BB”は、フラワーモチーフを丸みのあるフォルムで表現し、愛らしい立体感が漂う。また、素材の持つ穏やかな光沢を引き立てる繊細な彫刻に、サイドのダイヤモンドが上品なきらめきを添え、デイリーにもフォーマルにも寄り添う。

ル ダミエ ドゥ ルイ・ヴィトン

“ペンダント ル ダミエ ドゥ ルイ・ヴィトン 7mm” (WG×ダイヤ) ¥1,089,000/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス) Louis Vuitton

1888年にルイ・ヴィトンとジョルジュ・ヴィトンが考案したダミエ・パターンを、ファインジュエリーとして現代的に再解釈した“ル ダミエ ドゥ ルイ・ヴィトン”。スクエアのゴールドとダイヤモンドをリズミカルに配したグラフィカルな構築美が、メゾンを象徴するモチーフの端正さを映し出している。

ホワイトゴールドのシャープな面にダイヤモンドを均整よくセッティングした“ペンダント ル ダミエ ドゥ ルイ・ヴィトン 7mm”は、小ぶりながらも立体的なフォルムが印象に残るデザイン。他のチェーンやペンダントとのレイヤードにもなじみやすく、ジェンダーを問わず取り入れられるクリーンな雰囲気は、さりげなくスタイリングを引き締める。

ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)

1932年にニューヨークで創業した「ハリー・ウィンストン」は、“キング・オブ・ダイヤモンド”の名で知られる世界屈指のハイジュエラー。選び抜かれたダイヤモンドを、石そのものの美しさが最も際立つようにセッティングする独自の技術は、創業当時からブランドの代名詞。自然のフォルムや光の動きをインスピレーション源としたデザインは、繊細で立体的なきらめきを生み出し、ジュエリーという枠を超えたタイムレスな芸術性をたたえている。ブライダルからハイジュエリーまで、「ハリー・ウィンストン」の圧倒的な美と洗練性は、現代でも世界中の女性にとって揺るぎない憧れの存在であり続けている。

リリークラスター

“リリークラスター・ミニ・ペンダント”(PT×ダイヤ)¥814,000/<a href="https://www.harrywinston.com/ja" target="_blank">ハリー・ウィンストン</a>(ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション) Harry Winston

「純潔の花」として親しまれてきたユリの伸びやかなフォルムを、ダイヤモンドの輝きで描き出した「ハリー・ウィンストン」のアイコン、“リリークラスター”。’40年代に残されたデザインスケッチを起点に生まれたこのコレクションは、ユリの花が持つ凛とした美しさを、立体感のあるシルエットと繊細な光の動きで表現している。清らかさとモダンさが共存するたたずまいは、ブランドの美意識を象徴する存在。

その美学をミニマルに凝縮した“リリークラスター・ミニ・ペンダント”は、小ぶりでありながら顔周りに華やぎを添える。繊細に配されたダイヤモンドが角度によって豊かな表情を見せ、軽やかなフォルムがデイリーにもフォーマルにもフィット。ほんのりと花びらの重なりを思わせるシルエットは、甘さだけに振り切れることなく知的で端正。身につける人の雰囲気を最大限に引き立てる、長く愛せる逸品。

フォーゲット・ミー・ノット

“フォーゲット・ミー・ノット・ペンダント”(PTxダイヤ×ブルーサファイア)¥1,309,000/ハリー・ウィンストン(ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション) Harry Winston

野に咲く“忘れな草”のかれんな姿を、「ハリー・ウィンストン」ならではの精緻なセッティングで描いた“フォーゲット・ミー・ノット”。自然が持つささやかな美を、宝石の色彩やカットによって立体的に表現するというメゾンのクリエーションと哲学が息づくコレクション。

プラチナのフレームに、みずみずしいブルーの輝きを閉じ込めた“フォーゲット・ミー・ノット・ペンダント”は、花びらに見立てたペアシェイプのサファイアが印象的。センターに配した小さなダイヤモンドがきらめき、ブルーとのコントラストが花の透明感をいっそう引き立てる。

ブルガリ(BVLGARI)

ローマの大胆な美意識をそのままジュエリーに昇華してきた「ブルガリ」。古代建築のアーチや円柱に着想を得た力強いフォルム、そして色彩を重ねることで生まれる独自のボリューム感は、唯一無二の存在感を放つ。カラーストーンを巧みに操り、華やかさとモダンさを両立させたジュエリーは、デイリースタイルに洗練された彩りを呼び込む。

ビー・ゼロワン

“ビー・ゼロワン” ネックレス(18KWG)¥357,500/<a href="https://www.bulgari.com/ja-jp/" target="_blank">ブルガリ</a>(ブルガリ・ジャパン) Bvlgari

ローマを象徴する円形闘技場・コロッセオから着想を得て生まれた“ビー・ゼロワン”は、「ブルガリ」を語るうえで欠かせないアイコン。スパイラル構造による独自のボリューム感と、クリーンで力強いサークルモチーフが、ローマ建築がもつ永続性と、「ブルガリ」らしい自由なスピリットを軽やかに重ね合わせている。性別やスタイルを超えて楽しめる、タイムレスかつコンテンポラリーな存在だ。

“ビー・ゼロワン ネックレス”は、ホワイトゴールドで描いたミニマルなスパイラルモチーフが主役。小ぶりながら立体感のあるフォルムで、滑らかなメタルの質感が角度によって表情を変える。単体でクールに、または他のチェーンとのレイヤードでさりげないアクセントとしても楽しめ、どんなスタイルにも自然になじむ。

セルペンティ

“セルペンティ” ヴァイパー ネックレス(18KPG×ダイヤ)¥852,500/共にブルガリ(ブルガリ・ジャパン) Bvlgari

古代より知性や再生を象徴してきた蛇を、「ブルガリ」ならではのモダンな視点で捉えた“セルペンティ”。1948年の誕生以来、蛇のしなやかな曲線やうろこのリズムを、金細工の技術や幾何学的なフォルムによってジュエリーへと落とし込んできた。

ローズゴールドのパーツを細やかに連ね、蛇のスキンを思わせるヴァイパーモチーフを立体的に仕立てた“セルペンティ ヴァイパー ペンダント”は、3連のボリュームが特徴。ゴールドの柔らかなつやにダイヤモンドの輝きがアクセントとなり、身につけるだけで表情にメリハリが生まれる。

ブシュロン(BOUCHERON)

1858年、フレデリック・ブシュロンによってパリ・ヴァンドーム広場に初めて店舗を構えたハイジュエラー。自然や建築から着想を得た大胆なモチーフ使いと、卓越した技術による立体的な造形を得意とし、ジュエリーに新しい表情をもたらしてきた。とりわけ動物や植物、建築をかたどったクリエーションは、メゾンの自由な精神と職人の高度なサヴォワール フェールの象徴。

キャトル

キャトル ホワイト ペンダント ラージ(18KWG×18KYG×18KPG×ホワイトセラミック×ダイヤ)¥803,000(予定価格)/<a href="https://www.boucheron.com/ja_jp/" target="_blank">ブシュロン</a>(ブシュロン クライアントサービス) boucheron

2004年にデビューした“キャトル”は、「ブシュロン」の歴史と美意識を象徴する4つのデザインコード──グログラン、クル ド パリ、ゴドロン、ダイヤモンドライン──をひとつの造形に凝縮した革新的なコレクション。異素材や異なる質感をリズミカルに重ねることで生まれる立体的な表情が特徴で、誕生から20年を迎えた今も、アイコンとして身につける人に自信を与え続けている。

デイリーに取り入れやすい小ぶりのペンダントは、ミニマルなフォルムの中に“キャトル”らしい表情を凝縮した新作。イエロー、ホワイト、ピンクゴールドの彩りに、華やかなホワイトがほどよくアクセントを添え、全体を引き締めてくれる。小さくても印象は繊細になりすぎず、胸もとにごく自然なリズムが生まれる。

セルパンボエム

“セルパンボエム” ヴィンテージ ペンダント(18KYG×ダイヤ)¥990,000(予定価格)/共にブシュロン(ブシュロン カスタマーサービス) boucheron

1968年に誕生した“セルパンボエム”は、古くから守護や知恵の象徴とされてきたスネークの神秘性を、「ブシュロン」独自のエレガンスで解釈したコレクション。しずく形のモチーフを中心に、緻密な彫金や立体的なゴールドワーク、繊細に編み上げたツイストチェーンなど、メゾンが受け継いできた技巧が豊かに表現されている。

1970年代のアーカイブ作品に着想を得た新作のペンダントは、首元にタイムレスな輝きをもたらす。コレクションを象徴するドロップモチーフと、彫金細工でスネークの神秘的な美しさを表現したリンクが美しく融合し、胸もとでしゃれたムードを引き立てる。日常にも、少しドレッシーな装いにも自然にフィットし、「ブシュロン」ならではの洗練性を感じさせるペンダント。

ショーメ(CHAUMET)

ナポレオン1世とその皇后ジョゼフィーヌに愛された格式あるジュエラー「ショーメ」は、240年以上にわたりフランスの美の哲学を受け継いできたメゾン。ヴァンドーム広場のアトリエで磨かれる卓越したサヴォワールフェールと、洗練された創造性が響き合い、気品と軽やかさを備えたジュエリーを生み出している。“ビー ドゥ ショーメ”のミツバチやハニカム、“ジョゼフィーヌ”の優雅なシルエットなど、コレクションごとにストーリーが織り込まれているのも「ショーメ」ならでは。

ジョゼフィーヌ

“ジョゼフィーヌ” コレクション エグレット ペンダント(WG×ダイヤ×あこやパール)¥906,400/<a href="https://www.chaumet.com/jp_ja" target="_blank">ショーメ</a> Chaumet

ナポレオン1世の皇后ジョゼフィーヌにオマージュをささげて誕生した“ジョゼフィーヌ”。その名を冠するコレクションは、彼女を彩ったティアラの気品を思わせる華麗な世界観を描き出す。象徴的にあしらわれたペアシェイプは、彼女が愛したフォルムでもあり、優雅さと凛とした存在感を放つ。

V字を描くアイコニックなシルエットは、ジョゼフィーヌが愛した髪飾り“エグレット”に由来するもの。繊細に敷き詰めたパヴェダイヤモンドに、小粒のパールが首元を優美に飾る。ホワイトゴールドの透明感ある光がわずかにシャープさを加え、タイムレスでありながら今の装いにもすっと調和する名品。

ビー ドゥ ショーメ

“ビー ドゥ ショーメ” コレクション ペンダント(PG×ダイヤ)¥559,900/ショーメ Chaumet

2011年の発売以来高い人気を誇り、2025年2月に“ビー マイ ラブ”から名称を刷新した“ビー ドゥ ショーメ”。ナポレオン1世が紋章に選んだことでも知られるミツバチと、その巣であるハニカムをモダンに再解釈したコレクションで、六角形の幾何学モチーフをリズミカルに並べた愛らしいアイテムがそろう。

六角形のハニカムモチーフを連ねたネックレスは、ローズゴールドの柔らかな光沢の中にダイヤモンドがリズミカルにまたたくデザイン。ミニマルなフォルムながら表情豊かで、デコルテにそっと動きをつくる一品。

ショパール(Chopard)

1860年にスイスで誕生した「ショパール」は、精密なウォッチメイキングと華やかなハイジュエリーを両軸に進化してきたメゾン。自由で遊び心のある発想から生まれる“ハッピーダイヤモンド”や“アイスキューブ”など、他にはないデザインが特徴的。レッドカーペットを彩るハイジュエリーからデイリーで楽しめるアイコンまで、多彩な表情で魅了し続けている。

ハッピーダイヤモンド

“ハッピーダイヤモンド アイコン”ペンダント(エシカルWG×ダイヤ)¥544,500/<a href="https://www.chopard.com/ja-jp" target="_blank">ショパール</a>(ショパール ジャパン プレス) Chopard

1976年に誕生した“ハッピーダイヤモンド”は、「ショパール」の世界観をひと目で伝える存在。2枚のサファイアクリスタルの間をダイヤモンドが軽やかに行き来し、その自由な動きが“ジョワ・ド・ヴィーヴル(生きる喜び)”というメゾンのスピリットを映し出す。ダンスするように揺れるその姿は、初めて見た瞬間に心をつかむ、「ショパール」ならではのアイコニックピース。

ハートシェイプのペンダントのなかでダンシングダイヤモンドが揺れる、とびきり愛らしいたたずまい。甘さのあるフォルムに、ホワイトゴールドのクールなニュアンスがほどよい緊張感を添え、身につけるたびに心を前向きにしてくれるようなポジティブな魅力が漂う。

アイスキューブ

“アイスキューブ”ネックレス(エシカルWG)¥352,000/ショパール(ショパール ジャパン プレス) Chopard

ミニマル派には、シャープな立方体をモチーフにした“アイスキューブ”を。キューブの面と角がつくる整然としたファセットが、氷の結晶のようなクールなニュアンスを生み出す。装飾をそぎ落としながらも、はっとするほどモダンなラインに落とし込む「ショパール」の美意識が感じられるシリーズ。

一列に並んだ小さなキューブが、首元に端正な輝きを描くネックレスは、シルバートーンのクリーンな質感が、ミニマルなフォルムの美しさをいっそう際立たせ、どんなスタイルにもシャープな余白を与える。

グラフ(GRAFF)

比類なきダイヤモンドへの情熱を原点に、1960年にローレンス・グラフが創業した「グラフ」。原石の調達からカッティング、デザイン、制作までを一貫して手がける稀有な体制を築き上げ、ハイジュエラーとしての地位を確立してきた。ひとつひとつのストーンが持つポテンシャルを引き出すデザイン美学と、選び抜かれたダイヤモンドの輝きは「グラフ」ならでは。

アイコン

“アイコン” ハートシェイプ ダイヤモンド ペンダント¥800,000〜(WG×ダイヤ)/<a href="https://www.graff.com/jp-ja/home/" target="_blank">グラフ</a>(グラフダイヤモンズジャパン) Graff

唯一無二の輝きを追求してきた「グラフ」の精神を象徴するのが、“アイコン” コレクション。その名は、2000年に「グラフ」がカット&ポリッシュした 90.97カラットの歴史的ダイヤモンド “ザ アイコン”に由来し、ダイヤモンドというストーンが持つ輝きを純粋にたたえることを目的に生み出された。

そんな“アイコン”にラインナップする、ハートシェイプのセンターストーンを主役にしたペンダント。どの角度からも光を取り込み、中央のダイヤモンドがふわりと浮かび上がるように輝く。かれんなハートモチーフでありながら甘さは控えめで、デコルテに澄んだ明るさを添える。

バタフライ

“バタフライ シルエット”ペンダント¥563,000(WG×ダイヤ)/グラフ(グラフダイヤモンズジャパン) Graff

幸福や飛躍の象徴として世界中で愛されてきた蝶のモチーフを、「グラフ」の卓越した技術で軽やかに描き出した“バタフライ”コレクション。多様なデザインバリエーションがラインナップし、蝶の優雅なシルエットを極上の輝きを放つダイヤモンドで表現している。小さな羽ばたきを思わせるニュアンスが漂い、身につける人の胸元にかれんなムードをもたらす。

パヴェダイヤモンドで蝶のアウトラインを描いた“バタフライ シルエット”ペンダントは、透け感のあるシルエットがデコルテになじみ、繊細な光が肌の上をなぞるようにきらめく。甘さを抑えたシャープなラインのおかげで、大人の装いにもすんなり溶け込む。

シャネル(CHANEL)

女性の生き方に革新をもたらしてきた「シャネル」は、ジュエリーにおいても同じ精神を貫いている。ガブリエル シャネルが愛したリボンや星、カメリア、そしてキルティングなどの幾何学的なラインは、時代に左右されないモダンな美意識としてメゾンのクリエーションに息づいている。構築的でありながら軽やかなシルエットや、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出す繊細なセッティングを通して、“装いに自由をもたらすジュエリー”という「シャネル」の哲学を体現している。

ココ クラッシュ

“ココ クラッシュ ”(18KWG)¥473,000/<a href="https://www.chanel.com/jp/" target="_blank">シャネル</a>(シャネル カスタマー ケア センター) Chanel

メゾンの象徴であるキルティングモチーフを、ジュエリーとして昇華した“ココ クラッシュ”。端正なラインを刻むゴールドと、ふっくらとした丸みを帯びたフォルムが織りなすコントラストが魅力で、シンプルでありながら強い個性を放つデザインは、「シャネル」のエスプリを的確に語る存在として長く愛されてきた。余計な装飾をそぎ落とした潔い美しさには、ガブリエル シャネルが大切にした自由さと、スタイルへの揺るぎない信念が静かに宿る。

“ココ クラッシュ コレクション ネックレス”は、キルティングの立体感を小さなペンダントに凝縮。ホワイトゴールドの滑らかな輝きが肌の上でそっときらめき、控えめなサイズ感ながら装いにほどよいアクセントをもたらす。モードにもクラシックにも寄り添う懐の深さがあり、毎日でも身につけたくなるタイムレスなジュエリー。

シャネル N°5

“エクストレ ドゥ シャネル N°5 ネックレス”(18KYG×ダイヤ)¥632,500/シャネル(シャネル カスタマー ケア センター) Chanel

ガブリエル シャネルが生涯大切にした“5”という数字を、そのまま現代的なジュエリーモチーフへと昇華した“シャネル N°5”。縁起の良い日、伝説的フレグランス、そして彼女自身のラッキーナンバー——メゾンの象徴が凝縮された“5”のフォルムに、ダイヤモンドが端正にセッティングされ、「シャネル」ならではの大胆さが光るコレクション。

数字の“5”を立体的にかたどったモチーフの下へ、しずくのようにダイヤモンドが一粒揺れるY字型ネックレス。滴る香水の一瞬を捉えたかのようなドロップシェイプが、デコルテにかれんなニュアンスを添える。チェーンは3段階で長さ調整可能。

ディオール(DIOR)

1946年の創設以来、「ディオール」は女性を美しく見せるエレガンスを追求し続けてきたメゾン。オートクチュール同様、ジュエリーでも繊細なセッティングや緻密なメタルワークが光り、「ディオール」ならではの優美な輪郭が生まれる。ムッシュ ディオールが愛した星や月、植物といったラッキーチャームのモチーフは、今のクリエーションにも受け継がれ、ジュエリーに詩的な余韻をもたらしている。

ローズ デ ヴァン

“ローズ デ ヴァン” ネックレス(PG×オニキス×ダイヤ)¥380,000/<a href="https://www.dior.com/ja_jp/fashion/fashion-no-redirect?animate=true" target="_blank">ディオール ファイン ジュエリー</a>(クリスチャン ディオール) Dior

メゾンを代表する“ローズ デ ヴァン”は、ムッシュ ディオールのラッキースターと、彼がこよなく愛したバラを重ね合わせて生まれたコレクション。旅路を示す“風配図(ウィンドローズ)”をかたどったメダイヨンには、道しるべや幸運のお守りといった象徴性が宿り、身に着ける人の人生を明るく照らしてくれる。

ネックレスのモチーフはリバーシブル仕様。表側にはウィンドローズが立体的に輝き、裏側には深い黒が印象的なオニキスをセット。導きを象徴するコンパスローズと、悪いものを遠ざけるオニキス。そのふたつが調和することで、まるで寄り添うように力を貸してくれる自分だけのお守りジュエリーに。

ローズ セレスト

“ローズ セレスト” ネックレス(YG×WGxマザーオブパール×オニキス×ダイヤ)¥475,000/ディオール ファイン ジュエリー(クリスチャン ディオール) Dior

タロットや占星術に強く惹かれていたムッシュ ディオール。その思いを受け取り、ディオール ファイン ジュエリーのクリエイティブ ディレクター、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが現代に紡いだのが、“ローズ セレスト”。太陽と月というふたつの天体をモダンなメダリオンに落とし込んだ、メゾン特有のロマンティシズムが感じられるコレクションだ。

細やかな粒飾りで縁取られたネックレスは、向きによって異なる表情を見せるリバーシブル仕様。片面にはマザーオブパールでかたどった太陽が柔らかな光を放ち、裏面にはオニキスを背景に月と星々が静かに浮かぶ夜空が広がる。

ミキモト(MIKIMOTO)

1893年、御木本幸吉が世界で初めてアコヤ真珠の養殖に成功したことから始まった「ミキモト」。その革新はハイジュエリー史に確かな足跡を残し、パールジュエリーにおいて不動の地位を築いている。近年は「コム デ ギャルソン」や「クロムハーツ」とのコラボレーションを通じて新しい表現にも挑み、伝統にとどまらないしなやかな創造性を示している。

ラッキー アローズ

ペンダント(18KWG×ダイヤ×ラピスラズリ)¥715,000/<a href="https://www.mikimoto.com/" target="_blank">ミキモト</a>(ミキモト カスタマーズ・サービスセンター) MIKIMOTO

「幸運を射止める」という意味を託した矢のモチーフを、放射状に広がるアートワークとして仕立てた“ラッキー アローズ”。1937年のパリ万博で喝采を浴び、いまでは伝説として語られる「ミキモト」の名作“矢車”に着想を得て誕生したコレクション。ジェンダーや年齢を問わず身につけやすいメダリオンデザインで、レイヤードも楽しめる。

放射状の矢をかたどったモチーフに、深いブルーのラピスラズリが凛としたアクセントを添える新作ペンダントは、古くから強さや知恵を象徴するといわれるラピスラズリが、メダリオンの中心で存在感を放つ。

V コード

ペンダント(18KYG×アコヤ真珠)¥401,500/ミキモト(ミキモト カスタマーズ・サービスセンター) MIKIMOTO

パールの概念を軽やかに裏切り、都会的でモードな表情へと導く“V コード”。力強いVラインとアコヤ真珠の柔らかな光沢を組み合わせることで、甘さとシャープさが心地よく共存する、日常にエッジを添えるモダンなコレクション。

深く描かれたVフォルムの片側にアコヤ真珠を配した、彫刻的なバランスが際立つペンダントは、パールの柔らかな輝きが、Vラインのシャープさをより引き立て、シンプルな装いにも凛としたムードを添えてくれる。

ピアジェ(PIAGET)

1874年にスイスで創業した「ピアジェ」は、卓越したウォッチメイキングと、豊かな創造性に満ちたジュエリークリエイションを両輪として進化を続けるメゾン。世界屈指のウォッチメゾンとして、超薄型ムーブメントをはじめ多くの革新を生み出してきた一方で、ジュエリーにおいても唯一無二の存在感を確立。日常になじむアイコンピースから、優雅なハイジュエリーまで、多彩なコレクションを展開している。

ポセション

“ポセション” ペンダント(18KPG×ダイヤ)¥849,200/<a href="https://www.piaget.com/jp-ja" target="_blank">ピアジェ</a>(ピアジェ コンタクトセンター) Piaget

「所有」を意味する“ポセション”は、「ピアジェ」を象徴するアイコン。重なり合うリングがくるりと回転する独自の構造は、“自由でありながら離れない”という永続する絆を表現したもの。指先でそっと回すたびに、未来がひらけていくような前向きなエネルギーを与えてくれる。

幅や深さの異なる繊細な彫りの“デコ・パレス”が刻み込まれたピンクゴールドの中央でダイヤモンドが輝き、奥行きのある表情を引き出している。コーディネートに自然になじみながらも、ひとさじの遊び心を与えてくれるデザインで、毎日のお守りジュエリーとして身につけたくなる一本。

ピアジェ ローズ

“ピアジェ ローズ” ペンダント(18KWG×ダイヤ)¥822,800/ピアジェ(ピアジェ コンタクトセンター) Piaget

バラの美しさに心を奪われ続けた4代目イヴ・ピアジェ。薔薇の美と自然への愛情を表現した“ピアジェ ローズ”は、世界的な名花「ピアジェ・ローズ」に着想を得て、花びらの重なりや生命感をジュエリーでかれんに描き出すコレクション。咲き誇るバラの美しさをそのまま閉じ込めたようなロマンチックな世界観が魅力。

ダイヤモンドをぜいたくに配し、花びらの一枚一枚を立体的に表現したペンダントは、大輪のバラの華やかな存在感がありながら、デイリーにも溶け込むエレガントな一品。

ポメラート(POMELLATO)

ミラノで生まれた「ポメラート」は、独創的なカラーストーン使いで知られるジュエラー。世界中から厳選したジェムストーンを熟練の技でカッティングし、モダンで型にはまらない美しさを実現している。アシンメトリーなフォルムや大胆なセッティングなど、ミラネーゼの自由な精神を宿すデザインも魅力。

ヌード

“ヌード ミニ” コレクション ペンダントネックレス(18KYG×18KWGxダイヤ×スカイブルートパーズ)¥341,000/<a href="https://www.pomellato.com/jp_ja" target="_blank">ポメラート</a>(ポメラート クライアントサービス) pomellato

イタリア語で“ありのまま、裸の”を意味する名前の通り、ジェムストーンの魅力を最もピュアな形で引き出すことを目指して生まれた「ポメラート」のアイコン“ヌード”。思わず目を奪われるほど鮮やかな表情を生み出し、世界中のジュエリーラバーを魅了し続けているコレクション。

スカイブルートパーズをあしらったこのネックレスは、透明感のあるブルーが肌の上でやわらかく輝き、ローズゴールドのトーンと絶妙に調和。トップに配されたダイヤモンドのクリアな光が、色石の美しさにひときわ澄んだ表情を添える。

ポムポムドット

“ポムポムドット” ペンダント付きネックレス(18KYG×ダイヤ×マラカイト×ホワイトマザーオブパール)¥385,000/ポメラート(ポメラート クライアントサービス) pomellato

1974年のアーカイブに残るボタンモチーフのネックレスから着想を得て誕生した、“ポムポムドット”。「ポメラート」として初めてのリバーシブル構造を採用し、ボタンが象徴してきたつながりや守りという意味を、現代的なジュエリーへと落とし込んだコレクション。

ローズゴールドをベースに、表には深いグリーンが印象的なマラカイト、裏にはホワイトマザーオブパールを配したネックレス。素材のコントラストが生む強弱が美しく、ひとつのジュエリーの中でまったく異なる表情を楽しめるのが魅力。

タサキ(TASAKI)

世界でもまれな養殖・選別・加工・販売までを一貫して担う体制により、高品質かつタイムレスな美しさをたたえるパールを生み出し続けている「タサキ」。その厳しい評価基準をクリアしたパールに、モダンなクリエイティビティを融合させ、日本ならではの繊細な美意識が凝縮されたジュエリーを展開する。

バランス

“バランス ステップ” ネックレス(YG×あこや真珠)¥551,100/<a href="https://www.tasaki.co.jp/" target="_blank">タサキ</a> TASAKI

「タサキ」を代表するアイコンといえばパールが端正に並ぶ“バランス”。クラシカルなイメージの強かったパールにモードな軽やかさをもたらし、パール=コンサバという概念を覆した名品として、いまやファッションラバーからジュエリー愛好家まで幅広い支持を得ている。

そこから進化した“バランス ステップ”ネックレスは、イエローゴールドのバーを段差状に重ね、合計5玉のパールをアシンメトリーに連ねたモダンな一本。左右のずれが生み出す絶妙な均衡が、デコルテにリズムを添えてくれる。

デインジャー

“デインジャー ファング” ネックレス(YG×ダイヤ×あこや真珠)¥ 476,300/タサキ TASAKI

食虫植物や生物のフォルムから着想を得た“デインジャー”は、優等生なパールに鋭いエッジとモードな強さを与えた「タサキ」の革新的コレクション。パールの内側から突き出すように配された牙のモチーフは、優雅さと野生的な力強さが共存する唯一無二のたたずまい。

“デインジャー ファング” ネックレスは、その象徴的な世界観をもっとも端的に表現したアイテム。あこや真珠の下から、イエローゴールドのファングがリズミカルにのぞくデザインは、美しくもどこか挑発的。

ダミアーニ(DAMIANI)

イタリアならではの豊かな美意識と、3世代にわたって受け継がれてきた職人技を背景に、常に独創的なジュエリーを生み出してきた「ダミアーニ」。シンプルからモチーフジュエリーまで幅広く展開され、それぞれが異なる美しさとストーリーを宿しながら、イタリアンジュエリーの奥行きを感じさせてくれる。

ベル エポック

“ベル エポック”(PG×ダイヤモンド×マザーオブパール)¥492,800/<a href="https://www.damiani.com/ja_jp/" target="_blank">ダミアーニ</a>(ダミアーニ・ジャパン) Damiani

映画のフィルムを思わせる幾何学的なラインと、アールデコのエレガンスを宿した“ベル エポック”は、「ダミアーニ」を代表するコレクション。よりモダンに再解釈した“ベル エポック・リール”も登場し、「ダミアーニ」の美学を継承しながら多彩なスタイルにフィットするコレクションへと進化している。

“ベル エポック”をよりフェミニンに落とし込んだのがハートモチーフのネックレス。マザーオブパールをダイヤモンドで縁取った繊細なデザインは、甘さを抑えた大人のためのネックレス。小ぶりなサイズなので、スタイリングに合わせて重ねづけしても楽しい。

ディーアイコン

“ディーアイコン”(WG×ダイヤ×セラミック)¥404,800/ダミアーニ(ダミアーニ・ジャパン) Damiani

つややかなセラミックの質感と、「ダミアーニ」の頭文字“D”をかたどった立体的なフォルムが印象的な“ディーアイコン”。新素材であるセラミックを取り入れることで、ふっくらと丸みを帯びたボリューム感や滑らかな曲線美を実現。

今回ピックアップしたネックレスは、セラミックの深いつやとホワイトゴールドのシャープな輝きが調和する一品。立体的な“D”の中にセッティングされたダイヤモンドが、さりげないアクセントに。程よいボリュームとジェンダーレスなたたずまいで、女性はもちろん男性にも自然にフィット。

レポシ(REPOSSI)

1957年にイタリア・トリノで創業した「レポシ」は、3世代にわたり受け継がれた伝統を現代的な感性で更新してきたブランド。アートや建築から得たインスピレーションをもとに、ミニマルなラインや浮遊感のあるフォルム、スタッキングを楽しめる構造など、タイムレスでありながらアバンギャルドなデザインを生み出している。

アンティフェール

“アンティフェール” ペンダント(PG×ダイヤ)¥530,200/<a href="https://repossi.jp/" target="_blank">レポシ</a> Repossi

フランス・ノルマンディー地方の断崖“アンティフェール岬”の鋭い岩壁に着想を得て、2013年に誕生した“アンティフェール”。直線ととがったフォルムを組み合わせたジオメトリックなシルエットは、ミニマルでありながら独特の強さを宿し、「レポシ」を象徴するコレクションとして人気を集める。

円形のモチーフに“アンティフェール”を象徴するとがったラインを重ねたネックレスは、滑らかなカーブとシャープなエッジがアシンメトリーに交わり、リズミカルなムードに。控えめでありながら、輪郭の美しさが視線を引き寄せる一本。

ベルベル

“ベルベル” ペンダント (PG×ダイヤ)¥589,600/レポシ Repossi

ミニマルなラインを連ねた構築的なフォルムが特徴の“ベルベル”。北アフリカのトゥアレグ族のタトゥーに見られるリズミカルなラインから着想を得たコレクションで、レポシのモダンな美意識を象徴する存在だ。

“ベルベル”のシグネチャーを、ネックレスとして取り入れたデザインは、プレーンゴールドの円にパヴェダイヤモンドのライン、そして象徴的なバーを組み合わせたもの。シングルとダブルのチェーンを巧みに切り替えた構造が、視線を引き寄せるアクセントに。

フレッド(FRED)

創業者フレッド・サミュエルが受け継いだ“光と色”への深い情熱を軸に、明るさとエレガンスを兼ね備えたジュエリーを提案してきた「フレッド」。海とセーリングの世界を象徴する“フォース10”や、幸運のシンボルであるインフィニティモチーフを洗練されたラインで表現した“シャンス アンフィニ”など、一目で「フレッド」とわかるアイコニックなコレクションが豊富。

フォース10

“フォース10” ネックレス(18KWG×ダイヤ)¥759,000/<a href="https://www.fred.com/jp/ja_JP/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8/" target="_blank">フレッド</a>(フレッド カスタマーサービス) FRED

1966年に誕生した“フォース10”は、「フレッド」を象徴するセーリング由来のアイコン。編み込んだケーブルに、シャックルを模したバックルを組み合わせた独自の構造が特徴。ブレスレットでは、ケーブル部分を自在に付け替えられるのも特徴。素材やカラーのバリエーションが豊富で、その日のスタイルに合わせて表情を変えられる遊び心も魅力のひとつ。

“フォース10”のシグネチャーモチーフをきれいに落とし込んだ、控えめながら個性の光るネックレス。バックル部分にあしらわれたダイヤモンドが、ホワイトゴールドのすっきりとしたラインにさりげない輝きをプラス。装いを選ばないクリーンな表情で、ユニセックスにも使える。

シャンス アンフィニ

“シャンス アンフィニ” ネックレス(18KPG×ダイヤ)¥462,000/<a href="https://www.fred.com/jp/ja_JP/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8/" target="_blank">フレッド</a>(フレッド カスタマーサービス) FRED

“無限”を象徴するレムニスケート(連珠形)から生まれた“シャンス アンフィニ”。始まりも終わりもないフォルムが連なるデザインは、連続する幸運や縁を思わせるシンボルとして愛されてきたシリーズ。創業者フレッド・サミュエルの人生を導いてきた8の数字にも通じ、持ち主の未来に寄り添うお守りのような存在としても人気が高い。

“シャンス アンフィニ”の象徴的なラインをそのまま縮図にしたようなネックレスは、レムニスケートの滑らかなカーブに沿ってダイヤモンドが配され、ローズゴールドの温かみと相まって穏やかな光を放つ。

メシカ(MESSIKA)

ダイヤモンド商を父に持つヴァレリー・メシカが2005年に創業した「メシカ」。ダイヤモンドにまつわる固定概念を知り尽くしながら、あえてそれにとらわれず、直感的で自由なアプローチでジュエリーを生み出してきた。ダイヤモンドがスライドする“ムーヴ”や異なる形のダイヤモンドが並ぶ”マイ ツイン”といった、常識にとらわれないデザインのコレクションは世代を問わず人気を集めている。

ムーヴ

“ムーヴ” クラシック シズレ(WG×ダイヤ)¥726,000/<a href="https://www.messika.com/jp_ja" target="_blank">メシカ</a>(メシカ ジャパン) Messika

2007年に誕生した“ムーヴ”は、ダイヤモンドがスライドする独自の構造で、「メシカ」の哲学を凝縮したアイコンコレクション。ダイヤモンドの動きをデザインの中心に据えたミニマルなフォルムは、従来のジュエリー観を軽やかに更新。

ホワイトゴールドに繊細なレリーフを施し、控えめな光沢をまとわせた“ムーヴ” クラシック シズレ。フレームの中では3つのダイヤモンドが滑らかにスライドし、マットな質感とのコントラストが際立つ。

マイ ツイン

マイ ツイン トワ&モワ(YG×ダイヤ)¥473,000/<a href="https://www.messika.com/jp_ja" target="_blank">メシカ</a>(メシカ ジャパン) Messika

異なる個性をもつ2つのダイヤモンドをひとつのジュエリーとして調和させた“マイ ツイン”。端正なエメラルドカットと、しなやかな印象のペアシェイプというコントラストが魅力で、アシンメトリーのバランスを美しく整えたデザインが特徴。

異なるカットのダイヤモンドが隣で寄り添う、小ぶりながら存在感のあるネックレス。チェーンの途中にちりばめられたダイヤモンドがきらめき、1本で取り入れても、他のジュエリーと重ねても美しく映える。

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