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【MLB】最強守護神ディアスのドジャース移籍をアシストしたキケ 「後悔することは絶対にない。ただ……」と“欠点”も伝えていた

  • 2025.12.17
エドウィン・ディアス(写真中央)(C)Getty Images
SPREAD : エドウィン・ディアス(写真中央)(C)Getty Images

球界最高のクローザー、エドウィン・ディアス投手を獲得したドジャース。その交渉過程では、“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手が同投手に助言を贈っていたが、今回その内容が明らかになった。

■編成本部長に獲得を進言

地元ラジオ局『AM 570 LA Sports』のインタビューで、E・ヘルナンデスはディアスとドジャースの交渉に“関与”していたことを明かした。
「少しだけ関わったよ。(ドジャースの)アンドリュー・フリードマン編成本部長に電話して、『彼を本気で狙いにいける、そして獲得できるチャンスが本当にあるんだ』と伝えた。現在の野球界で、間違いなく最高のクローザーだと思っているからね」と話し、プエルトリコの同胞獲得を進言したと振り返った。
米地元メディア『ドジャース・ビート』によると、メッツからフリーエージェント(FA)になったディアスは、今回の移籍交渉において「家族を最優先に考え、自身と妻、そして3人の息子たちが安心して過ごせる、受け入れられる環境を求めていた。特に162試合にも及ぶ長いシーズンを過ごす上で、その点は重要だった」という。

■「君も家族も大丈夫」

E・ヘルナンデスは、このディアスの思いに寄り添ったアドバイスも贈ったという。「交渉が本格化した頃、僕は“シュガー”(ディアスの愛称)に連絡してこう伝えたんだ。『最終的には自分と家族にとって一番いい選択をするべきだけど、ひとつだけ確実に言えるのは、もしドジャースに来ることになったら、絶対に後悔することはない。君も大丈夫だし、奥さんも子どもたちも全員大丈夫だ』ってね」と振り返った。
また、「ドジャースという組織の一番の欠点を挙げるとすれば、プエルトリコから遠いことくらいだとも伝えたよ。もうそれくらいしか“欠点”がないから、かなり恵まれた環境だということだね」と笑った。
ディアスはドジャースでの背番号を「3」に決めた。その理由は、「3人の子供たち」が由来。家族思いのディアスの心に、E・ヘルナンデスの言葉が刺さったようだ。
E・ヘルナンデス自身はドジャースからFAになり、現在は無所属の状態。今後、ドジャースとの再契約が有力視されているが、こちらの動向も注目されている。

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