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クリスマスツリーに不向きな「家の中の3カ所」とは?専門家が解説

  • 2025.12.16
onurdongel / Getty Images

今年ももうすぐクリスマス。何より最初にそれを実感させてくれるのは、家の中にクリスマスツリーを飾ることかもしれない。ただ、モミの木やその他の生木を飾るときには、いくつか注意すべきことがある。

まず、飾る場所として選ばれることが多いリビングルームでは、暖房をはじめとする熱源の近くに置かないことがとても重要。さらに、家の中にはほかにも2カ所、生木のツリーを置かない方がいいスペースがあるという。その場所とは――? UK版『ハウス・ビューティフル』より。

※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。

Translation: Ryoko Kiuchi From House Beautiful UK

towfiqu ahamed / Getty Images

熱源の近く

暖炉など、火の近くで温まりながらのんびり過ごすことも、冬の楽しみ方のひとつ。だが重要なのは、クリスマスツリーと熱を発するものの間には十分な距離を取ること。イギリスの家具店、ローラ・ジェイムズのインテリア・スペシャリスト、クロエ・バロウ氏はこれについて、次のように説明している。

「ラジエーターや暖房の通気口の近くにツリーを置くことは、火災を引き起こす原因になり、危険です。少なくとも、1メートル程度は離しておかなければなりません」

「生木のクリスマスツリーは乾燥するほか、抜けた針葉がよく落ちるため、特に注意が必要です」

そのほか、ツリーの装飾に使用するライトの状態も、点灯する前に確認することが大切。ワイヤーの劣化もまた、火災の原因になり得る。

archigram / Getty Images

玄関ホール・廊下

玄関の飾りつけは、一緒にクリスマスを祝うために集まってくれた人たちに好印象を持ってもらうための素晴らしい方法。クリスマスツリーを置こうと考える人もいるかもしれない。

だが、バロウ氏によると、玄関や廊下は人の「通り道」。隅の方に置いたとしても、低い位置の枝が邪魔になったり、つまずく原因になったりする可能性がある。十分なスペースがある場合には、サイドテーブルを置き、その上に小さなツリーを飾るのがおすすめだという。

そのほか、外した手袋を入れておいてもらうためのバスケットを置いたり、小分けにしたお菓子を入れたボウルを置いておいたりするのも、気楽に過ごしてもらうためのちょっとしたアイデア。

Morsa Images / Getty Images

湿気のある場所

キッチンやバスルームなど湿気の多い場所も、生木のクリスマスツリーには不向きだという。バロウ氏は、「食品、トイレ、湿気、そして特に人が歩き回る場所だということなどから、これらの場所は細菌が多くなり、衛生的ではありません。さらに、置かれているモノが多く、スペースに余裕がない場所でもあります」と述べている。

そのほか、古い家は全体的に換気が悪く、湿気の問題を抱えている場合も。そうした家では除湿器を使用するなどして、結露を防ぐことが大切。室内の空気の質が改善し、カビの発生を防ぐことにもつながる。

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