自然素材の家づくりを行う菱田工務店が平屋住宅「Whisper of Wood 木ノ香」をHPで公開

長野県坂城町で、自然素材の家づくりを行う菱田工務店は、平屋住宅「Whisper of Wood 木ノ香(このか)」を自社ホームページにて公開した。

山林に抱かれるように建つ小さな平屋は、外観から室内細部まで丁寧に撮影され、写真とともに同住宅の世界観を見ることができる。

「Whisper of Wood 木ノ香」の建物全体にはお風呂に使用した青森ヒバや無垢材の香りがやさしく漂い、自然の匂いと日々の暮らしが溶け合うような心地よさを感じられる。

象徴的なのは、大工が手刻みで仕上げた梁。施主の希望により、木がもつ自然な表情をあえて残したことで、時間を重ねるほど味わいが深まる佇まいになったそう。

“香り・眺め・癒し”が静かに寄り添う、山林の小さな平屋となっている。

「Whisper of Wood 木ノ香」のTYPEはKURUMI 平屋、延床面積63.76㎡／19.2坪、敷地面積1327.92㎡／400.9坪。

菱田工務店は、大工アーティスト菱田昌平(ひしだしょうへい)氏が創業して13年(2025年時点)。「手仕事」「素材感」「美しさ」を軸に、時間と共に価値が深まる住まいをつくり続けている。

「古る、美る。」という思想のもと、職人の手仕事と地球の素材を生かし、経年変化を“経年美化”へと変える建築を提案。国内外から注目を集め、Instagramの総フォロワー数は50万人超。地域活動としては社有林を取得し、地元の木を使った家づくりにも取り組んでいる。

菱田工務店代表の菱田昌平氏は、18歳で大工の道に入り、以後29年間にわたり大工・設計者・経営者として住宅づくりに携わってきた。日本での修業を経て、ヨーロッパの職人たちとも共に仕事をし、伝統と革新の双方を学び、視野を広げてきた。

2000年代後半に独立後、設計・施工を一貫して担い始め、30代で菱田工務店を創業。現在は長野県坂城町を拠点に、地域に根ざした活動と同時に海外からの注目も集めている。

「古る、美る。」という思想を掲げ、素材・手仕事・美しさを探求する唯一無二の大工アーティスト。カルチャープレーナー2024に選出されるなど、国内外から高い評価を得ている。忖度のない物言いと謙虚さで人を惹きつけ、世界に通じる美学と哲学を発信し続けている。

菱田氏の自邸「ベルギー民家」構造はヨーロッパのティンバーフレーム、木材は日本の伝統技術で仕上げた。

この機会に「Whisper of Wood 木ノ香」はもちろん、菱田工務店についてもチェックしてみて。

Whisper of Wood 木ノ香詳細：https://hishidak.com/works/6Mlvrums 菱田工務店 HP：https://hishidak.com 菱田工務店 Instagram：https://www.instagram.com/hishidakoumuten

(ソルトピーチ)