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「眠れない」「徳を積む」中学受験の入試直前、伴走ママの身に起きる変化!

  • 2025.12.15

中学受験シーズンがまもなく到来!2年前、我が子の受験本番を前にしたときのあのドキドキを思い出します。早く受験当日が来てすべて終わってほしいような、いや、まだまだ来ないでほしいようなあの複雑な気持ち。中学受験シーズンを迎える頃の伴走ママの生態を、我が体験を元に書いてみます。野生の教育ママ・ちっぷがでーるです。地方在住、中2男子(兄男)と小5女子(妹子)、単身赴任の夫とともに、平凡な中に中学受験というスパイスのある日常を送ってます。アメブロで『笑う教育ママ』というブログを書いております。いま、小5妹子が中学受験の真っ最中!中2兄男は、中学受験を経て中高一貫に通っています。

中学受験本番を前にした、伴走ママ5つの生態

生態その①早くに目が覚めて眠れない

兄男の中学受験本番まであと1ヶ月。12月に入った頃から、毎朝5時前には目が覚めるようになってしまいました。ストレスなのか、ドキドキのせいなのか…。目が覚めると、日時を確認したわけでもないのに「ああ、朝が来た。兄男の入試まであと○日だ…」と瞬時に脳内でリマインドしまうのです。入試に特化したAlexaか。そしてドキドキが止まらなくなって、目をつむっても、二度寝はできなくなってしまう!頭が冴えてしまったので、目をつむったまま、頭の中で「今日は過去問の直しをして…○時に塾に迎えに行って…」と、中学受験に関するスケジュールを反芻。おかげで、当時兄男が朝6時半から毎朝やっていた「朝勉」の時間にはいつも目がショボショボの【3 3】の状態でした。この時期、やたらと眠そうな人が職場にいたら、中学受験生の母かもしれない。

生態その②徳を積もうとして、言動がやたら丁寧になる

中学受験生の母、秋以降はやたら言動が丁寧になりがち。なぜならお天道様が私を見ているから…!職場では、トイレでスリッパを揃えまくる。あらゆるドアを笑顔で押さえまくる。視界に入るゴミというゴミを拾いまくる。銀行で受験料の振込をしたら窓口の人に心を込めて「お世話になりました」。ATMで次の人に「お待たせしました」と会釈。家に来た集金の人には「暗いから気をつけて帰ってくださいね」。脳が善人であろうとしている…!全身の筋肉が善行を求めている…!見て、神様仏様、特に学問の神様!菅原道真公、受験生である兄男の母は善人ですよ!一番徳を積んでる実感があるのは、自分自身もちょっと遅刻しそうなのに、朝の混雑時にウィンカーを出して車線変更したそうにしている車を、「ニコ…」と即座に入れてあげる瞬間です。その代わり、受験日に遅刻しそうになってたら我が家の車を入れてくれよな!!とか思ってた。この時期、やたらと愛想のいい人が職場にいたら中学受験生の母かもしれない。

冬の中学受験伴走ママは不安だらけ…

生態その③受験以外のことに関しておおらかになる

出願や受験料の申し込み手続きなど、受験に関してのことには慎重に慎重を重ねて行動している反面、私はそれ以外のことでめちゃくちゃミスしてました。気を張らなくていいところでの言動が、どんどん雑に、そしてマヌケになっていく。かわいいところで言うと、食器洗い用の洗剤の詰替とハンドソープの詰替を買ってきて、普通に逆に詰め替えるなどの愚行などがありました。そしてそれで、最後まで食器を洗い上げてしまいました。ツヤピカ。あとは、これをおおらかと言っていいのかわからないけれど、下の子の家庭学習がすっごいおろそかになってました~…。不本意ながら!YouTubeをダラダラ観てる姿を横目で見つつも、見ないフリ。他のお宅ではどうしてたのかな?みんな一緒?もうこれは仕方ない、仕方ない…と自分に言い聞かせてた!お兄ちゃんの中学受験が終わるまで…!

生態その④気持ちのアップダウンが激しい

当時、兄男の志望校の模試での合格判定は、A~Cのあいだ。模試の解き直しを一緒にしながら、「これならきっと大丈夫」と「いや、でも不安だよ…」のあいだを行ったり来たりしていました。oh darlin'...このわだかまり…きっと消せはしないだろう…などとミスチルをひとりごちて不安な気持ちをふりほどく日々。眠りにつく前はいつもフーッと大きく息を吐いてました。我が家の場合は、夫が単身赴任をしていてふだんは家にいないことも大きかったかも。子どもには不安な気持ちを見せられないから、夫と共有したかったけれど、なかなか難しかったです。同じような気持ちのママがいたら、ぜひ夫婦で不安な気持ちを共有するようにしてね!

生態その⑤大抵のことは、R-1でなんとかなると思いはじめる

一歩外に出れば、猛威を奮うインフルエンザをはじめとする疾病。羅生門の世界観かよ、くらい世間では病が流行っていましたが、我が子には結局最後まで学校を休ませることはありませんでした。理由のひとつは、中学受験で学校を休む慣習がない地域だから。もうひとつは、半年以上、毎朝R-1を飲んでいたから。「きっと、なるようになる」という気持ちでいましたが、こんなに信じられたらR-1も荷が重かろう。ごめんよ。とりあえず親子で飲みまくっていました!何でもいいんだけど、こういう【心のお守り】があると受験直前の不安な時期にもいいのかもしれません。

母も不安だけど、子はきっともっとドキドキしてる

ここまで受験前の母の生態に触れてきましたが、大切なのはたぶん、その身に感じている不安を子どもになるべく見せないことかなと思います。いろんなタイプの子がいるけれど、きっと親が思っている以上に子どもはプレッシャーを感じているはず。当時、私が先輩ママに直前期にもらったアドバイスは「とにかくよく眠らせて、うがい手洗い!」でした。ド定番!とそのときは思ったけれど、今となっては、私もそれ以上のアドバイスは出てこない…!無理のない生活リズムで、健康管理をしっかりと。それが、最後まで中学受験を走り抜ける王道なんだと思います。話を聞いてくれてありがとう!また聞いてね。

【Profile】ちっぷがでーる

 (1664196)

地方在住、中2男子と小5女子の母。現在、2回目の子どもの中学受験伴走に奮闘中。

Blog:アメブロ「笑う教育ママ」

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