焼き魚がしゃれたひと皿に。「鯖のポワレ、おろしきゅうりと梅しそのソース」のレシピ

旬の食材を生かして、これからの"新定番"を考える連載。今回、レシピをご提案いただいたのは、中村和成さん。

家庭で役立つレシピを動画などで定期的に配信している中村さん。
「切り方を変えて、盛り付け方に気を使い、見た目がよくなると食べ手の満足度が高まります。紹介する『トマトと赤玉ねぎのカルパッチョ』の野菜の切り方、『ミモザサラダ』のゆで卵の切り方など、ぜひトライしてみてください」

今回は「鯖のポワレ、おろしきゅうりと梅しそのソース」をご紹介します。

大根の代わりに緑の野菜で香り豊かなおろしを作り、梅としそを加えた爽やかなソースを添えれば、焼き鯖が新たな一皿に変わります。

鯖半身（半分に切っておく）
きゅうり 2本
梅干し 1個
大葉 5枚
みょうが 1個

1．フライパンで鯖の皮面をこんがりと焼き目が付くまで焼き、身も同様に焼く。

2．きゅうりは1本をすりおろして水気を少し切り、梅干し、大葉、みょうが、もう1本のきゅうりはそれぞれみじん切りにし、和えてソースにする。

3．1の鯖に2を添えて完成。

｛ひと手間｝
すりおろしたきゅうりは、写真のように水分が出るくらいまで絞ってから使うとすっきりしたソースになる。

１｜トマトと赤玉ねぎのカルパッチョ

２｜ミモザサラダ

３｜鯖のポワレ、おろしきゅうりと梅しそのソース（この記事）

４｜海老のたたきの春巻き、オーロラソース（12/20公開予定）

５｜鶏もも肉の蜜焼き（12/22公開予定）

６｜かぶと柚子こしょうのマリネ（12/27公開予定）

７｜帆立貝の片面焼き、サルサメヒカーナ（12/28公開予定）

レシピを考案くださったのは……

中村和成さん
なかむらかずなり●千葉県生まれ。「レフェルヴェソンス」で2012年にスーシェフ、14年「LA BONNETABLE」のシェフに。最新刊は『フレンチシェフの引き算レシピ』（世界文化社）。

撮影＝sono（mame）編集・文＝平田剛三（婦人画報編集部）

『婦人画報』2026年1月号より

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