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「最初からスタメンを要求する選手は…」C大阪FWのブラジル人FW、古巣に“逆オファー”するも拒否された可能性

  • 2025.12.14

J1セレッソ大阪でプレーするヴィトール・ブエノ。

古巣アトレチコ・パラナエンセに“逆オファー”を送ったという報道がブラジルで大きな話題となっている。

ブラジルメディア『TRETIS』は11日、ブエノは来季のブラジル復帰を目指しており、自らパラナエンセへの復帰を打診したと報じた。

しかし同メディアによると、同クラブはブエノの再獲得に前向きではなく、特にブエノが条件として提示した“レギュラー確約”に対して「最初からスタメンを要求する選手は望ましくない」と考えているようだ。

クラブ幹部は「功労者を優遇しての補強は行わない」という姿勢を示しており、2023年にクラブを離れ、現在はセレッソ大阪で控えに回っているブエノの逆オファーは、クラブの方針とは一致しなかったようだ。

アトレチコはすでに他の補強候補に動いており、編成の優先順位でも後れを取っている。

現在31歳のブエノは、これまでサントスやサンパウロFC、ウクライナのディナモ・キーウなど、国内外の強豪クラブでプレーした実績があるFWで、昨季からC大阪に加わった。

今季は25試合7得点3アシストという数字を残しながらも、絶対的な定位置をつかめていない。

ブラジルメディア『Antenados no Futebol』は、同選手とC大阪の契約は2027年末まで残るものの、セレッソが強く引き留めない可能性を指摘し、「レンタル移籍の形なら交渉の余地がある」と見ていた。

日本で2シーズンにわたりプレーしたブラジル人FWの去就には、引き続き注目が集まりそうだ。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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