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「選手とともに成長し…」元日本代表ストライカー、J3奈良クラブの新指揮官に就任

  • 2025.12.14

14日、J3の奈良クラブは、2026シーズンから元日本代表FWの大黒将志氏が新監督に就任すると発表。新たな挑戦への号砲を鳴らした。

J1川崎フロンターレで培った豊富な指導経験を持つ新指揮官の手腕に注目が集まる。

1980年生まれの大黒氏は、ガンバ大阪でプロキャリアをスタートさせ、国内外で12クラブを渡り歩いたストライカーとして知られる。

フランスやイタリア、中国でもプレーし、日本代表としては22試合に出場して5得点を記録。2005年のアジア最終予選の北朝鮮戦で決めた劇的な決勝ゴールは、今なお語り草となっている。

現役引退後は指導者に転身。ガンバ大阪アカデミーでストライカーコーチを務めたほか、JFLのFCティアモ枚方ではヘッドコーチとして経験を積んだ。

今年からは、長谷部茂利新監督のもと川崎フロンターレでコーチとしてトップレベルの現場に身を置き、指導者としての引き出しを広げてきた。

奈良クラブでは、小田切道治前監督の退任に伴い、大黒氏が大きな期待を背負って初の監督職に挑む。就任にあたり、クラブを通じて次のようにコメントしている。

「この度、奈良クラブの監督を務めることになりました大黒将志です。

奈良クラブで監督としてのチャレンジができることに感謝すると同時に大きな喜びを感じています。

選手と共に成長し、奈良クラブがJ2に昇格できるように全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします!」

名ゴールハンターが国内外の舞台で培ってきた経験が、奈良の地でどのようなチーム像を描くのか、目が離せない。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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