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部下「身内の不幸があって」→上司「インスタ見たよ」BBQを楽しんでいた部下の悲惨な末路【短編小説】

  • 2025.12.11
部下「身内の不幸があって」→上司「インスタ見たよ」BBQを楽しんでいた部下の悲惨な末路【短編小説】

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

金曜の朝、部下からのLINE

私はメーカー勤務のチームリーダーです。

部下の中に、仕事はそこそこですが責任感に欠ける若手社員がいました。そんな彼が、チームの繁忙期に引き起こした「ある事件」をお話しします。

納期が迫る金曜の朝、私のスマホに彼からLINEが届きました。

「身内の不幸があって…。バタバタするので、今日と月曜、忌引をください」

「ご愁傷様です。仕事は気にせず、ご家族を支えてあげて」

「身内の不幸」を疑う余地はありません。私たちは彼を気遣い、その日は全員で終電近くまで残業をして彼の穴を埋めました。

インスタでバレた嘘

そして日曜日。

自宅で何気なくインスタを開いた私は、彼のアイコンが更新されていることに気づきました。普段は見ないのですが、虫の知らせか、ついタップしてしまったのです。

画面に映ったのは、涙に濡れる葬儀場ではありません。

快晴の空、川沿いのキャンプ場、そして網の上で焼ける肉。動画の彼はビール片手に大爆笑していました。

添えられた文字は、『BBQまじ最高 #連休最高』。

怒りを通り越して冷めた私は、即座にスクショを撮り、彼にLINEを送りました。

「お葬式は無事に終わった?」

「はい、無事に終わりました。悲しいですね…」

平然と嘘をつく彼に、私はトドメの一撃を送りました。

「インスタ見たよ。最近のお葬式は川沿いでBBQができるんだね。ビール片手に楽しそうなお別れ会だこと」

既読がついたまま、返信は途絶えました。

翌週、出社した彼は顔面蒼白でした。実は部長ともインスタが繋がっており、私の報告以前に全てバレていたのです。

無断欠勤として処分が下り、居場所を失った彼は半年後に退職していきました。

「身内の不幸」という嘘は、自分のキャリアを葬ることになります。

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※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

 

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