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部下に厳しくあたっていた私⇒ある日、人事から呼び出しを受けて...

  • 2026.3.9
ハウコレ

自分では公平に接しているつもりでした。でも、記録を突きつけられて初めて気づいたのです。私は、一人の部下にだけ明らかに厳しく当たっていたことを。

無意識の選別

新しい部署に異動して、部下を持つようになりました。仕事には厳しくあるべきだと思っていたので、ミスは指摘をする。それが教育だと信じていました。

直属の部下は、入社2年目の若手。真面目だけれど、どこか要領が悪い印象がありました。ミスを見つけるたびに注意していた。「育てなければ」という思いからでした。少なくとも、自分ではそう思っていたのです。

気づかなかった差

他の部下たちにも厳しく接しているつもりでした。でも本当にそうだったのか。

今振り返ると、他の部下が同じミスをしたとき、私は「次から気をつけてね」で済ませていました。彼女には「こんな基本的なこともできないの?」と言っていたのに。

なぜ彼女にだけ厳しかったのか。正直、自分でもわかりません。ただ、彼女の控えめな態度が、若い頃の自分を見ているようで苛立ったのかもしれない。それは理由にならないと、今ならわかります。

突きつけられた記録

ある日、人事から呼び出されました。「あなたの直属の部下から相談がありました」。そう言って見せられたのは、3ヶ月分の記録でした。

日付、私が言った言葉、他の部下との対応の違い。全て事実でした。「同じミスでも、彼女にだけ厳しい言葉を使っていますね」。担当者の言葉に、何も言い返せませんでした。記録の中の自分の言葉が、あまりにも攻撃的で、目を覆いたくなりました。

そして...

こうして、部下は別の部署に異動になりました。私は厳重注意を受け、ハラスメント研修を受けることになりました。 研修で講師が言いました。

「無意識の偏見は、本人が一番気づきにくい」と。その通りでした。私は公平なつもりで、一人だけを追い詰めていた。

「厳しく育てている」という言い訳の下で。彼女がどれだけ苦しんでいたか、記録を見て初めて想像できました。遅すぎる気づきです。これから先、部下を持つ資格があるのか。自分に問い続けながら、働いています。

(30代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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