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キャサリン妃、晩さん会でティアラがずれていた⁉ ロイヤルレディたちの“美バランス”を徹底比較

  • 2025.12.8
Pool / Getty Images

2025年12月3日、ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領とエルケ・ビューデンベンダー夫人が英国を公式訪問。それを受け、英国王室では、今年3度目となる歓迎式典や晩さん会が行われました。

ロンドン ヒースロー空港に到着された大統領夫妻をお出迎えするのは、もちろん皇太子ご夫妻のお役目。そこからウィンザーまで移動され、正式にチャールズ国王&カミラ王妃ご夫妻との対面。歓迎式典の後には馬車パレードも行われ、ウィンザー城へと向かわれました。そして夜には、三度、晩さん会による豪華なおもてなしがなされました。

そもそも英国王室とドイツには深いルーツがあり、19世紀にヴィクトリア女王が結婚されたアルバート公は、ドイツ中部のザクセン=コーブルグ=ゴータ公国の王子でいらっしゃいました。よってそれ以降、ウィンザー家にドイツの血筋が。

そんな特別な意味も込められた、この日の晩餐会で最も注目を集めたのがキャサリン妃でしたが、まさか?と驚くような注目ポイントもあったのです。

まずは、ぱっと見でわかる、注目ポイントとして、やはりドレス姿ですね。ホワイトタイのフォーマルな正装スタイルとして当然の、フルレングスのドレスは、ジェニー・パッカムのもので、この日デビューのニューアイテムです。

昨今多いケープ型に、襟がアシンメトリーにカットされたデザイン。全体的に繊細なキラキラ装飾がゴージャスで、晩餐会にピッタリ。
なぜ、この色なのかがまず疑問でしたが、首都ベルリンからの、ベルリンブルー(紺青)を意識されてビスポークされたのかもしれません。

さらに、初お披露目となったのがティアラ!
キャサリン妃にとって、5つめとなる王室のティアラですが、これも初見で、なぜブルーのドレスにルビーのティアラ?という疑問が浮かびました。なぜなら、カラードレスに色石のティアラを合わせるのは、キャサリン妃には考えられないコーデだったから。そして、サイズも過去最大です。
その実、どうやらここにもドイツとのゆかりがあったのでした。

この日着用されたティアラは、「オリエンタル・サークレット・ティアラ」と称され、1853年にアルバート公からヴィクトリア女王のプレゼントとして、ガラード社で製作されたものなんです。というわけで、ドイツがここにも感じられるというわけです。

また、ダイヤモンドとルビーによる、ロータス(蓮)の花は、これまでにキャサリン妃が着用された他のティアラのモチーフでもあるため、皇太子妃のお気に入りでもあるのでしょう。
ちなみにこのティアラは、ヴィクトリア女王に始まり、クイーンマザーのお気に入りティアラでした。その後エリザベス女王に至っては、実は在位中に一度、2005年に着用されただけでした。
よって、公の場にお目見えしたのは20年ぶりということに。

皇太子妃となられて、気づけば3年が経ち、キャサリン妃も大きなティアラを着用されるようになったことに、意識変化や成長を実感する次第です。(おこがましいですが…汗)

しかしながら、この日のドレス&ティアラ姿が大絶賛の裏で、ちょっと気づいてしまったというか、気になって仕方ない点があり…。それが、「ティアラが曲がってない?」ということ。

通常、正面から見て中心にシンメトリー、まっすぐ並行に着用、だと思うのだけれど、キャサリン妃のティアラが向かって左に下がって見えます…。中心も怪しい、ということに。

ご夫妻での記念ショットでも、やや怪しさがあるけれど、それ以上に明らかなのが乾杯のシーンでの画像。

Pool / Getty Images

あえてですか?いやいや、そんなことはあるはずない…!

この日は珍しく、バックショット画像もあり。ということでチェックしてみれば、どうやら、後ろのループ部分に髪を巻き付けて留めていらっしゃるのがわかりますね。

Pool / Getty Images

それ以外で留められそうな箇所がなさげ…。キャサリン妃の頭頂部にそのまま、乗せていらっしゃるようですが、これだとなかなか、安定してくれない可能性が大かと。

また、従来ならばティアラの際には、アップスタイルが多い皇太子妃が、なぜかこの日はダウンスタイル。よってボリュームが作りづらい、ということも位置がずれてきた原因かもしれません。

頭頂部や前髪にボリュームを持たせ、高さをつけたところにティアラを乗せるのが、ベターではないかと推測します。エリザベス女王やクイーンマザーを拝見すると、そのようにお着けになっていますよね。

Mark Cuthbert / Getty Images

実際のところ、キャサリン妃も鉄板ティアラ、ラヴァーズ・ノットではアップスタイルにあわせ、すっきりと着用されています。しかもこちらには、注視するとベルベットがつけられているため、髪を巻き込んで留めることも可能。ゆえに安定度はバッチリ。

Chris Jackson / Getty Images

定番ティアラ、ともなれば、こういったアレンジも可能なのでしょう。

一方、同日のカミラ王妃のティアラ着用姿がこちらですが、ティアラ本体の下に台のようなものをプラスされた模様で、どうやらこれが増えているんです。

Pool / Getty Images

恐らく、安定感と長時間にわたる被りやすさ(頭痛防止)を重視して、のことなのでしょうが、見えていることに違和感を感じてなりません。

さらには、この少し前に、ユージェニー王女が結婚式で着用されたバンドゥティアラをお着けになった王妃でしたが、おふたりの違いがわかります。

カミラ王妃の方には、何やら余計なオプションがついてます。あえてデザインに見せようとされているのかもですが、エレガントには思えず。これはきっと亡きエリザベス女王もお怒りではないかと推測します。

Pool / Getty Images

ちなみに、ユージェニー王女の横からの画像を見ると、まさに理想的な美しさが際立っています。

Pool / Getty Images

乗せる位置はやや後ろ、ではありますが、前髪やアップでのボリュームをうまく生かして、ティアラの留め部分を一切見せない。これが正解!
アン王女然り、シニアの女性王族方は、みなさまこのようにお着けになっています。

なにせ晩さん会は長いし、気を遣うし、そんな場でティアラが不安定だと最悪。絶対落とすわけにはいかない…。
今回キャサリン妃は、ティアラの不安感を感じつつ、さぞお疲れになったのではないかと推測致しますが、せっかく国民憧れのボリューミーな艶ヘアですし、今後はティアラの際にはぜひアップで、生まれながらのプリンセス方のように着用されると、不安もなく、頭痛の心配もないかと思われます。

※この記事は、2025年12月8日時点のものです。

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