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【メットガラ2026】美術館みたいなレッドカーペット!セレブ衣装の“元ネタ名画”を比較

  • 2026.5.6
Getty Images / Getty Images

「人生は芸術を模倣する」と言われるが、2026年のメットガラにおいて、その格言はレッドカーペットでまさに現実のものとなった。今年のドレスコードである“Fashion Is Art(ファッションはアート)”のもと、ゲストたちは美術館の階段を生きるギャラリーへと変貌させた。その多くがアート界の傑作から直接インスピレーションを得ており、なかにはここメトロポリタン美術館の館内に実際に展示されている作品をオマージュする姿もあった。

大胆なネイキッドドレスやボディペイントなどで自らの体をキャンバスに見立てたセレブもいる一方で、ゴールドのバロック調の「シャネル」のドレスをまとったグレイシー・エイブラムスのように、古典的なアート作品にひとひねり加えたスタイルを披露する者もいた。彼女のメタリックなドレスは、グスタフ・クリムトの“黄金時代”最後の作品である名画『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I』にオマージュをささげたものだ。

「プラダ」をまとってまばゆい輝きを放ったハンター・シェーファー。そのドレスにあしらわれたフローラルモチーフとホワイトのカットアウトは、同じくクリムトの『メーダ・プリマヴェージ』をほうふつとさせた。カイリー・ジェンナーは、「スキャパレリ」のネイキッドビスチェと切りっぱなしのスカートで『ミロのヴィーナス』を表現。また、姉のケンダル・ジェンナーのムードボードにもギリシャ彫刻が飾られていたようだ。彼女は、ザック・ポーゼンが手がけた「GapStudio」のTシャツガウンを着用し、ルーブル美術館に所蔵されている『サモトラケのニケ』の美しいラインを見事に模倣してみせた。

メトロポリタン美術館のアメリカン・ウィングに展示されている、ジョン・シンガー・サージェントによる1884年の代表作『マダムX』も、出席者たちに人気のインスピレーション源だった。なかでも注目を集めたのは、ルイーズ・トロッターが手がけた「ボッテガ・ヴェネタ」のエレガントなドレスをまとったジュリアン・ムーア。この作品がもつタイムレスな魅力を証明してみせた。マドンナは、レオノーラ・キャリントンの絵画『聖アントニウスの誘惑 断片II』にインスパイアされた巨大なスカーフ(なんと7人のヘルパーが持ち上げるほど!)で、この夜にパフォーマティブな要素をプラス。同じくレイチェル・ゼグラーも目隠し姿で登場し、ポール・ドラローシュの『レディ・ジェーン・グレイの処刑』を見事に体現している。

2026年のメットガラのレッドカーペットで現実の世界によみがえった、最高のアートオマージュの数々をさっそくチェックしてみて。

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