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【佐野市】源氏物語の世界にひたる――「6月の森」ランチコンサートで味わう極上のひととき

  • 2025.12.3

こんにちは、地域特派員のみみです。

今回、ご縁あり、この「リビング栃木web」でコラム「神話の世界を楽しむ」を執筆されている大塚久美子きもの学院の大塚先生よりお誘いいただき、とても豪華で雅なイベントに出かけてきました。

「6月の森 オーベルジュ」94回目を迎えるランチコンサート

出典:リビング栃木Web

会場は、佐野市郊外の唐沢山の中腹にあるリゾート施設「6月の森 オーベルジュ」。 こちらで11月29日、94回目を迎えるランチコンサート(テーマは「源氏物語 ご一緒に」)が行われました。 第一部は、チャペルを会場に、群馬大学名誉教授の藤本宗利先生による「若紫巻」のレクチャー講座と、大塚先生と大塚久美子きもの学院の先生方による着付けで十二単(女性)と直衣(のうし/男性)姿のモデルさんが登場。 第二部は、レストランを会場に、おいしい料理をいただきながら、水谷八重子さんの朗読と佳山明生さんの歌を堪能するという豪華なひとときでした。

出典:リビング栃木Web

第一部の会場となったチャペル。今回のランチコンサートのテーマ「源氏物語 ご一緒に」にふさわしく、美しいお着物姿で来場される方も多く、会場内はとても華やかな雰囲気でした。

出典:リビング栃木Web

チャペル内のステージ上では、イベント開始直前まで最終打ち合わせが行われていました。

出典:リビング栃木Web

第一部の講師の藤本宗利 群馬大学名誉教授(左)と十二単のお着付けを担当された大塚久美子先生(右)

狩衣の装束を身に着けた藤本先生は、「高校の教科書にも採用されている源氏物語の有名な『若紫巻』のなかの『運命の垣間見』の部分についてお話します。古典の魅力をぜひ楽しんでほしいです」と笑顔で話してくださいました。 お着物姿の大塚先生は、「このたびは大変貴重な機会をいただきました。みなさんに雅な雰囲気と十二単の美しさを堪能いただければ嬉しいです」とにっこり。

第一部はチャペルで楽しむ源氏物語の世界

午後2時にイベント開演。 チャペルのステンドグラスの美しい光が差し込む中、藤本先生と大塚先生による雅な源氏物語の世界が広がりました。

出典:リビング栃木Web

藤本先生が艶と深みのある美声で「若紫巻」をゆったりと朗読。そして穏やかで、時に笑いを誘うユーモアに富んだ話術で、“垣間見(かいまみ)”や“小柴垣”などの言葉の意味をわかりやすく解説。大学での講義以来、久しぶりに古典をじっくり味わえたとても楽しいひとときでした。

出典:リビング栃木Web

大塚先生と大塚久美子きもの学院の先生方の着付けで装束をまとったモデルさんたちも登場し、会場はより華やかに。特別なレクチャー講座でした。

そして、お披露目された十二単がこちら。

出典:リビング栃木Web

お披露目された十二単は、大塚先生のお弟子さんたちが手縫いで作製されたもの。 幾重にも重なる装束はため息が出るほど美しかったです。

出典:リビング栃木Web

着付けを行った大塚先生(左)と、モデルで出演したお二人。

第二部は極上のランチ、そして歌と朗読を堪能

第二部は、チャペルから移動して唐沢山の紅葉を眺められるレストランに会場を移し、美しいディスプレイが施された優雅な雰囲気の中、おいしい料理やドリンクをいただきました。 そして、佳山明生さんの歌や、水谷八重子さんによる「源氏物語」朗読という、なんとも豪華なひとときを堪能しました。

出典:リビング栃木Web
出典:リビング栃木Web
出典:リビング栃木Web

本当に優雅でラグジュアリーな時間でした。

出典:リビング栃木Web

「6月の森 オーベルジュ」オーナーの小林由美さん(左から2番目)と大塚先生(一番右)[/caption]

午後5時過ぎ、イベントが終了。外はイルミネーションの煌めきにあふれ、ロマンチックで幻想的な雰囲気に。 夢のような時間でした。

出典:リビング栃木Web

極上のひとときが過ごせる「6月の森」。 ぜひあなたも出かけてみませんか。

6月の森オーベルジュ 栃木県佐野市富士町963番地 TEL 0283-21-4911 https://6gatsunomori.com/

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