1. トップ
  2. おでかけ
  3. タイラー・オコンマ『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』について語る【sweetムービーインタビュー】

タイラー・オコンマ『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』について語る【sweetムービーインタビュー】

  • 2026.3.18

『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』に出演のタイラー・オコンマさんにインタビュー。アーティストとして活躍し、長編映画初出演するタイラーさんが思うこととは。

Tyler Okonmaタイラー・オコンマ

1991年3月6日生まれ。タイラー・ザ・クリエイター名義でソングライター、プロデューサーなど、アーティストとして活躍。第62回グラミー賞で最優秀ラップアルバム賞を受賞したほか、ファッションブランドとのコラボレーションも。本作で長編映画デビュー。


ティモシー・シャラメがプロデュース、主演を務め、オスカーに王手をかけた『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』。この記事が出てまもなく結果が出ますが、アワードに関係なくこの作品、めちゃ面白いの! 実在した天才卓球選手をモデルにしつつ、生来のギャンブラー気質が災いする主人公マーティのジタバタドタバタ劇。

だって、情事の最中に風呂が落っこちるんですよ!(観れば分かりますが、ほぼドリフ展開)そんなマーティにつきあわされて、危ない橋を渡りまくる親友ウォーリーを演じたのは、アメリカ・ヒップホップ界の大物タイラー・ザ・クリエイター、本名タイラー・オコンマ。

「長編映画はこれが初めてだったからちょっと変な気分だよ。あっという間に撮影から1年以上経ってて、映画俳優ってこんな感じなの? って思ってる。これじゃあっという間におっさんになりそう(笑)」

彼が演じたウォーリーは、金も恋も生活も行き当たりばったりなマーティと、なぜか仲よし。でも、常に追い詰められているマーティを助けながらも振り回されまくり。

「ウォーリーは面白いやつだよね。タクシーの運転手っていう設定もすごくいい。タクシーを運転してみたかったから(笑)。にしても、完全に負け犬のクズ男のマーティとなんで仲よしなんだ?って思ったよ。それで脚本をよく読み解くと見えてきた。マーティはたしかにダメなヤツだけど、何かを信じてとにかくそこに集中するっていうことにかけては天才。その気持ちは僕にも分かるし、ある種の身勝手さは誰にでもあるし、悪いことじゃない。ただ、マーティはクソ野郎だということには変わりないんだけど(笑)」


音楽の経験は芝居に役に立ったか聞いてみると「それはまだ分からないんだ」と一言。

「実際のところ、自分の経験が芝居に何かの助けになったとは思っているんだけど、それが具体的になんだかは今でもよく分からない。監督からもティモシーからも特にアドバイスはなかったし、不安もそれほどなかったんだよね。まぁ、初めてだから、失敗してもいいじゃない。だって、最初からレオナルド・ディカプリオになれるわけじゃないしさ(笑)」

アーティストとして来日公演を何度も行っている彼。彼の登場シーンでは出てこないものの、本作後半の舞台となるのは日本。思い出を聞いてみると……。

「いい思い出ばかりなんだよ。前回はまだ暑かった(2025年9月)からあまり外を出歩くこともなかったんだけど、ある店で売っていたパンがめちゃくちゃうまくてさ。ハチミツバターがのったトーストで、名前は分からないんだけど、とにかくうまくて滞在中何度も買いに行ったんだ……(思い出しながら)あぁ、すぐにでも戻りたい(笑)」


『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』
story:卓球の腕前は一流のマーティ(T・シャラメ)は、世界選手権の遠征費を稼ぐための賭けごとを始める。が、彼と友人ウォーリー(T・オコンマ)はその駆け引きで命の危険に……。

監督:ジョシュ・サフディ/出演:ティモシー・シャラメ、グウィネス・パルトロウ、タイラー・オコンマ ほか/配給:ハピネットファントム・スタジオ/公開:3月13日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
© 2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.

text : Masamichi Yoshihiro

※記事の内容はsweet2026年4月号のものになります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

元記事で読む
の記事をもっとみる