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ヤフコメは批判、Xは擁護…?流行語大賞『働いて働いて…』で浮き彫りになった“真っ二つ”の世論。高市首相も釈明

  • 2025.12.2

「新語・流行語大賞」の年間大賞が発表

衆院本会議で演説する高市首相(2025年10月24日、AFP=時事)
衆院本会議で演説する高市首相(2025年10月24日、AFP=時事)

2025年12月1日、「新語・流行語大賞」の年間大賞が発表されました。選ばれたのは、日本初の女性総理となった高市早苗首相が就任演説で発した一節、「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」。

■ヤフコメは「批判一色」の嵐!?

この発表直後から、ネット上では「批判」と「擁護」が入り乱れる、異様な事態となっています。Yahoo!ニュースのコメント欄や、一般的なX(旧Twitter)のタイムラインでは、選考に対する厳しい意見が目立ちます。

「過労死した遺族団体が声明を出したほどの言葉を大賞にするなんて、遺族の想いを踏みにじるものだ」「時代に逆行している。『死ぬまで働け』と言われているようで怖い」「そもそも流行っていない。選考委員の忖度が透けて見える」

過労死問題への配慮不足や、国民の実感との乖離を指摘する声が圧倒的多数を占めている状況です。

■本人の投稿には「応援」が7割以上

しかし、その一方で全く異なる反応も見られます。高市首相は同日夜、自身のXを更新し「長時間労働を奨励する意図はない」「私自身が粉骨砕身働くという決意の表れ」と釈明しました。

すると、この投稿のリプライ欄には、打って変わって好意的なコメントが殺到。18万いいねを獲得しています。「総理の覚悟は伝わっています! 外野の声は気にしないで」「国民のために働くと言ってくれてありがとう」「言葉尻を捉えて批判する人たちに負けないで」

支持者を中心としたユーザーからは「擁護」の声が7割以上を占めており、一般的なニュースコメント欄とは真逆の様相を呈しています。

■深まる「分断」

「国民の生活実感」をベースに批判する層と、「リーダーの覚悟」を支持する層。一つの言葉を巡って可視化されたこの深い分断こそが、2025年の日本社会のリアルな姿なのかもしれません。あなたは今回の受賞結果について、どのような感想を持ちましたか?

(LASISA編集部)

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