1. トップ
  2. 恋愛
  3. ハビエル・バルデムやティルダ・スウィントンら、パレスチナ問題に沈黙するベルリン国際映画祭を批判

ハビエル・バルデムやティルダ・スウィントンら、パレスチナ問題に沈黙するベルリン国際映画祭を批判

  • 2026.2.18
"F1" - New York Premiere - Arrivals

ハビエル・バルデムティルダ・スウィントン、アダム・マッケイら、ベルリン国際映画祭に参加経験のある映画関係者81名が、パレスチナ問題に沈黙したうえ、声を上げたアーティストに対し検閲行為を行ったとして、同映画祭を非難する公開書簡を発表。「映画関係者として、ベルリン国際映画祭に参加して来た者として、パレスチナ人に対して行われている恐ろしい暴力への共犯を拒否するよう、我々の業界の組織に期待する」と訴えた。ほかにアンゲリキ・パプリア、サーレフ・バクリ、ピーター・マラン、トビアス・メンジーズ、マイク・リー、ルーカス・ドン、ナン・ゴールディン、ミゲル・ゴメスらが、書簡に名を連ねている。

審査委員長を務めるドイツ出身のヴィム・ヴェンダース監督が2月12日(現地時間)、記者会見でガザ地区の情勢や、映画祭の資金を拠出するドイツ政府がイスラエルを支援していることを問われ、「我々は政治と距離を置くべきだ」、映画製作は「政治と対極にある」と発言し、物議を醸していた。

22nd Marrakech International Film Festival : Day Seven

書簡では、映画製作と政治は「切り離すことはできない」とし、ヴェンダースの見解に「強く反対」するとともに、ハリウッドの著名俳優を含む5000人以上の映画関係者が「イスラエルの映画会社や団体」との協力を拒否していることから、「国際映画界全体の潮流は変わりつつある」と指摘。また、昨年のベルリン国際映画祭において、パレスチナ人の人権を訴えた映画製作者が、不当な扱いを受けたことを非難した。そして、ベルリン映画祭がこれまでイランやウクライナの人々に対する残虐行為に明確な声明を出してきたように、パレスチナ情勢についても声を上げるよう求めた。

バルデムやスウィントン、マッケイ監督は昨年9月、パレスチナ人に対する大量虐殺とアパルトヘイトに関与するイスラエルの映画会社や機関と協力しないことを宣言する「Film Workers for Palestine」の公開書簡にも名を連ねている。この書簡には、エマ・ストーンオリヴィア・コールマンマーク・ラファロリリー・グラッドストーン、ガエル・ガルシア・ベルナル、リズ・アーメッド、メリッサ・バレラ、ジョシュ・オコナーヨルゴス・ランティモスらが署名している。

Text: Tae Terai

元記事で読む
の記事をもっとみる