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少子化は女のせい?男のせい?SNSで不毛すぎる議論が勃発。「産ませる発言」vs「淘汰される遺伝子」泥沼バトルへ

  • 2025.12.1

■少子化は誰のせい?SNSの「発言」が火種に

少子化は誰のせい?SNSの「発言」が火種に
少子化は誰のせい?SNSの「発言」が火種に

「少子化が進むのは女性が高望みするからだ」「いや、産みたいと思える魅力的な男性がいないからだ」

2025年11月下旬から12月にかけて、X(旧Twitter)上で少子化の原因を巡る男女の激しい論争が巻き起こっています。 互いに責任をなすりつけ合うその様相は、まさに「不毛」の一言。終わりなきバトルの経緯をまとめました。

議論が過熱したきっかけの一つは、ある男性ユーザーによる「少子化を憂う投稿」への、女性ユーザーからの強烈なカウンターでした。

「女性の多くは『この人の子供を産みたい』と思ったら産むんです。そう思われる魅力が自分にないのに、少子化を女性のせいにしているから、子孫も残せず淘汰されるんですよ」

この「淘汰される」というパワーワードに対し、女性層からは「正論すぎる」「ぐうの音も出ない」と喝采が上がる一方、男性層からは「言い過ぎだ」「それなら選ばれない女性も同じだろ」と猛反発。リプライ欄は戦場と化しました。

■「産ませる」発言でさらに炎上

さらに別の男性ユーザーが「男性だって『この人に産ませたい』と思ったら産ませるんだ」と反論を試みたところ、これにも批判が殺到しました。

「痛い思いをして産むのは女性なのに、『産ませる』という上から目線の発言が無理」「そういうモラハラ気質が透けて見えるから選ばれないんだよ」

結果として、火に油を注ぐ形となり、議論は平行線をたどるばかりです。

■高市政権の少子化対策、絵に描いた餅になる懸念も

ネット上では男女の対立が深まる一方、世の中の動きはどうでしょうか。

2025年秋に発足した高市早苗内閣は、目玉政策として「ベビーシッター利用料の税額控除」や「家政士の国家資格化」といった、家庭の負担を社会的に解決するプランを掲げていました。

しかし、政権発足直後から「政治とカネ」をめぐる問題や外交対応に追われ、肝心の少子化対策への注目度が滞気味であることも否めません。「検討ばかりで実感が伴わない」という国民の焦燥感が、SNSでの攻撃的な言説を助長している側面もありそうです。

「誰のせいか」を言い合っても、子どもは増えません。不毛な犯人探しではなく、掲げられた政策が「絵に描いた餅」で終わらないよう、しっかりと世の中の動きを見ていく必要がありそうです。

(LASISA編集部)

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