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想像以上に簡単! しょうがの皮を剥くベストなやり方

  • 2025.12.2
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※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。>>『delish』のオリジナル記事はこちら

人気食材の一つである新鮮なしょうがは、台所に常備している人も多いはず。美味しい夕食からヘルシーなスムージーまで、あらゆるレシピに優れた風味、強い辛味、芳醇な香りを与えてくれる。しょうがは甘くてスパイシーで、なかなか再現できない爽やかなパンチを持ち、体にも良い。その抗炎症作用や吐き気止め効果にくわえ、豊富な抗酸化物質や一般的な健康問題の改善に役立つその他の成分のおかげで、幅広い健康効果が確認されている。

しょうがの唯一の問題点といえば、ゴツゴツとした根の細かい部分まで繊維質の薄い皮に覆われていること。とはいえ、心配ご無用。しょうがの皮を剥く裏技は想像以上に簡単。

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そもそも皮を剥く必要はある?

これから紹介する裏技はとてもシンプルだけど、皮を剥かずに残すほうが簡単ではある。厳密には、しょうがの皮は食用可能。だから皮を剥かずに使うこともできる。とくに若くて新鮮なしょうがの皮は、スーパーでよく見かけるしょうがの皮よりも薄く、繊維質も少ない。けれど、紙のように硬い皮は食感も良くない。現実的な出来上がりを考えると、しょうがは使う前に皮を剥くのが望ましい。

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しょうがの皮の剥き方

鋭いパーリングナイフも、高級なシェフナイフも、頼りになる野菜ピーラーも不要。しょうがの皮を剥くのに必要な道具はスプーンだけ。それくらい、やり方は本当にシンプル。凹凸のあるしょうがのゴツゴツした表面は、ナイフやピーラーを使うのに不向きで少し危険でさえある。

代わりに、カトラリーの引き出しからスプーンを取り出してさっそく取りかかろう。一方の手でしょうがを握るかまな板に固定し、もう一方の手でスプーンを持つ。スプーンの丸い縁をしょうがに当て、少し斜めに力を入れて手前に引きながら皮を剥くと、身を削り取らずに皮だけを取り除くことができる。

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湾曲したスプーンの縁を使うと、しょうがの剥きにくい部分も楽に扱うことができ、下の身を残しながら皮を剥くことが可能になる。しょうがは繊維質が非常に強く、これらの繊維は根元や節の方向に沿って伸びている。そのため、繊維の方向に沿って剥くほうが、横方向や繊維目に逆らって剥くよりもずっと簡単。また、しょうがは古くなるほど皮が厚く硬くなり、剥きにくくなる。店頭でしょうがを選ぶ際は、乾燥したりシワが寄ったりしていない、比較的なめらかな皮のものをよく見て選ぼう。

さらに、しょうがは皮付きのほうがより長く保存ができるので、一度に使う分だけ皮をむくのがおすすめ。レシピで新鮮なしょうがが少しだけ必要な時は、コブのような塊を折って使えばOK。

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皮を剥いたしょうがの使い方

使い勝手が抜群で、さまざまな方法で使えるしょうが。レシピではみじん切り、細切り、粗みじん切り、薄切りなどが指定されることが多く、包丁で切る練習をするいい機会になる。ただしもっとも簡単な方法は、おろし金ですること(繊維質なので、後片付けが少し面倒ではあるけれど)。

もっとも過小評価されているしょうがの使い方の一つは、砂糖漬けにしたしょうがキャンディー。しょうがキャンディー(しょうが糖)なら、甘くてスパイシーで、体に良くて、複雑なおいしさが楽しめる。作り方は驚くほど簡単で、常備しておけば手軽に食べられるからうれしい。

translation : Yumi Kawamura photo : Getty Images

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