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意外と読めない?【漢字クイズ】「蕪」はなんと読む?→気になる正解は?

  • 2025.12.30

日本には美味しい野菜がたくさんありますが、季節によって獲れる野菜は変わります。そういった、出盛りで最も味のよい時期を「旬(しゅん)」と表現したりもします。冬に獲れる代表的な野菜には「大根」や「白菜」などがありますが、寒さに耐えるために糖度が増して甘くなるのが特徴です。

今回はそんな冬の旬野菜の中から「蕪」という漢字をご紹介します。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「蕪」はなんと読む?
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根を食用とする野菜

「蕪」の正しい読み方は「かぶ」です。別名として「かぶら」と読むこともできます。

アブラナ科の越年草で、中国から渡来して野菜として栽培されたと言われています。根は白色のものが多く、多肉質で、この部分を普段私たちは食用としています。

「かぶ」という名の由来については諸説ありますが、丸くて大きい根の部分が「頭(かぶり)」に似ていることから名付けられたというのが有力だそうですよ。

野菜の漢字表記

スーパーなどで買い物をしていると、野菜の表記は平仮名や片仮名であることも多いですよね。なかなか馴染みのない野菜の漢字表記を、いくつかご紹介します!

例えば「キャベツ」は「甘藍(かんらん)」、「カボチャ」は「南瓜」、「ゴーヤ」は「苦瓜(にがうり)」、「シメジ」は「湿地」「占地」などと表記します。

みなさんご存知でしたか?この機会にぜひ覚えてみてくださいね。


参考文献:明鏡国語辞典、大辞林

文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!