ダニエル・ラドクリフ、『ハリー・ポッター』をネタにしたお気に入りのジョークを明かす

映画『ハリー・ポッター』シリーズで主人公ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフ。同作にまつわるジョークは聞き飽きたという彼だが、お気に入りがひとつだけあるそうだ。「『ハリー・ポッター』のジョークで本当に笑うことは、非常にレアなんです。ひどいからではなくて、全て聞き尽くしたから！ だから僕を笑わせるためには、本当に面白くないといけません」とトーク番組『Late Night with Seth Meyers』でコメント。しかし、前回同番組に出演した際、思わず笑ってしまったと明かした。

2023年にパートナーのエリン・ダークとの間に息子が誕生したダニエルは、息子の名前を公表していない。番組のミーティングで、2歳の息子がいるけれど、テレビやトーク番組で名前を話さないことにしていると伝えると、番組プロデューサーを務めるケビン・ミラーから「ヴォルデモートですか？」と聞かれたそうだ。

ヴォルデモートは、ハリー・ポッターにとって宿敵である闇の魔法使い。強力な魔力を持つ彼は、その名を口にした人物の情報を知らない間に盗み出すことができるため、ハリーらは彼を「名前を言ってはいけないあの人」と呼ぶ。ダニエルは、息子を闇の魔法使いになぞらえたこのジョークが本当に気に入ったようで、「とても素晴らしい！ すごく良いジョークでしょう！」と笑顔で拍手しながら讃えた。

なお、『ハリー・ポッター』シリーズは、キャストを新たにHBOでドラマシリーズとして復活されることが決まっている。ダニエルは同作にカムバックしないことを明かしているが、最近TV番組『Good Morning America』で、主人公ハリーに抜擢されたドミニク・マクラフリンを応援するため、手紙を送ったことを告白。「ドミニクに手紙を書いたら、とても素敵な返事をくれました。彼や他の子役たちに付きまとうことはしたくないけれど、『楽しい時間を過ごせますように。僕も素晴らしい経験をしたけれど、君はそれ以上の経験となるよう願っている』と伝えたかった」と明かしていた。

Text: Tae Terai