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工夫して5秒で計算してみて!「81+0÷76×19」→5秒でチャレンジ

  • 2025.12.25
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今回は、少し長い計算問題にチャレンジしましょう。

一見難しそうですが、ある部分に注目すれば、すぐに答えを出せるはずです。

さて、あなたは5秒で正解できるでしょうか?

問題

次の計算をしなさい。
81+0÷76×19

※制限時間は5秒です。

解答

正解は、「81」です。

どうやって計算すればよいか、分かりましたか?

途中で時間オーバーになってしまった人は、ぜひ次の「ポイント」をご覧ください。

計算方法を知ってしまえば、この問題がとても簡単に見えてくるはずです。

ポイント

この問題のポイントは、「式の中の0」です。

0というのは特別な性質を持つ数で、うまく利用すれば計算を簡単にできることが多いですよ。

まずは、今回の問題の中の0の位置を確かめてみましょう。

81+0÷76×19

この0は「81に足す数」に見えますが、計算順序のルール上、まずは「÷76の割られる数」として扱います。

理由は、次の計算順序のルールを見ると分かります。

<計算順序のルール>
次の順序で計算します。

1.括弧の中※()や{}などの種類があります。
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算

※同じ優先順位の計算がある場合は、左から計算します。

このルールに従うと、式の中で最初に計算されるのは0÷76の割り算部分ですね。

81+0÷76×19

さて、割られる数が0のとき、割る数が(0以外の)どんな数であっても、その割り算の答えは0になります※。

※ただし0÷0(割る数が0)の場合は、答えは存在しません。÷0は数学上、定義されていないからです。

よって、0÷76の答えも0になります。

81+0÷76×19
=81+0×19

足し算は掛け算よりも優先順位が低いですから、次に計算するのは掛け算です。

ここでも0が活躍します。実は、掛け算の中に0が混じっている場合、その答えは0になります。これは0が「掛けられる数」であっても「掛ける数」であっても同じです。

例:
0×2000=0
99×0=0

よって、0×19の答えも0になります。

81+0×19
=81+0
=81

冒頭の81から後ろの部分の計算結果はすべて0になるのです。結局残るのは、81だけなのですね。

よって、この問題の答えは81です。

まとめ

今回の問題は、式の中に登場する0に注目すれば簡単に答えが出ます。

ただし、この0を正しく利用するためには、計算順序のルールを正確に把握している必要があります。

まずは、0が「割り算の割られる数である」と判断することが大事です。割られる数が0であれば、割り算の答えは(割る数が0である場合以外)0になります。この計算をすると、掛け算の中に0が現れます。掛け算の中の0は、掛け算全体の答えを0にします。

割り算と掛け算の答えが0になることをすぐに見抜けるかどうか、これが今回の問題の計算スピードを左右します。他にも0が計算のポイントになる問題がありますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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