「できるはずなのに」「やはり天才」竹内涼真“勝男”が披露した“ダサいダンス”姿に絶賛の声【最終回直前・火曜ドラマ】

夏帆と竹内涼真がダブル主演のTBS系火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』（毎週火曜よる10時）の第9話が12月2日に放送された。鮎美（夏帆）に出店の誘いがあり、一方、勝男（竹内涼真）も会社で新規案件のプロジェクトリーダーを任される。だが、2人はそれぞれ思わぬ出来事に直面。ハプニングが続く展開の中で、2人で過ごすシーンに注目が集まっていた。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

勝男の独特なダンスに反響続出「クセ強い」

勝男は、太平（楽駆）のバーで開催している“メキシカンフェス”に参加。鮎美が“メキシカン風春巻き”を提供しており、前話では、勝男がそれを美味しそうに食べている場面が描かれた。

フェスが盛り上がる中、勝男は、鮎美の元カレ・ミナト（青木柚）に「踊りましょ？」と、フロアで皆とダンスを踊るように誘われる。ミナトの「苦手ですか？」という一言で火が付いたのか、「俺、苦手なことなんてないけど…」と、独特なステップで踊り出す勝男。鮎美は思わず笑い、太平の妻で鮎美の友人でもある渚（ラランド・サーヤ）も「すごいステップだなぁ」とつぶやいていた。冒頭から、そんな勝男のダンスが繰り広げられ、SNSでは「クセ強い」「勝男の強がりダンス！絶妙」「おもろい」と反響が上がり、視聴者を笑顔にさせていた。また、そんな勝男を演じる竹内涼真のダンス姿にも、「ダンスできるはずなのに」「やはり天才すぎる」と絶賛の声が聞こえている。

フェスの後、勝男は、春巻きを販売する鮎美の姿に「鮎美があんなふうにできると思ってなかったからな」「すごいよ」と伝える。そして、鮎美をしばりつけてきたことを謝罪。付き合っていた頃の勝男と現在の変化を受け、鮎美がどのような気持ちになっているか、気になるところだ。

勝男の行動がまさかの“おにハラ”扱い！

勝男は、職場でプロジェクトリーダーを任され、事業戦略部の柳沢（濱尾ノリタカ）とタッグを組むことに。しかし、仕事よりプライベート優先する柳沢と、仕事のスタンスの違いで衝突してしまう。上司のアドバイスをうけ、飲みに誘うも断れてしまい…。

頭を悩ませる中、偶然会った鮎美から、メキシカンおにぎりとスープをご馳走してもらう。新しいプロジェクトで多忙な日が続き、手作りの味から遠ざかっていたこともあり、とても感動する勝男。鮎美のおにぎりで心を動かされた勝男は、柳沢に手作りのおにぎりを渡し、自分から歩み寄ろうとするが…。後日、柳沢を飲みに誘ったことがパワハラ、おにぎりを渡したことが“おにハラ”として、出勤停止を告げられてしまった。

SNSでは、おにぎりハラスメント“おにハラ”というワードが話題に「何でもハラスメントになっちゃう」という声や、「気の毒過ぎる」「かわいそう」という同情も上がる一方、「人の握ったおにぎり無理な人いるよね」「ちょっと重いよなあ」という声も上がるなど賛否両論の意見が飛び交っていた。

試練真っ只中の鮎美と勝男がおいしい食事で元気チャージ！

鮎美は、メキシカン風春巻きがきっかけで、「一緒にお店を出しましょう」と、“フードプロデューサー”の長谷川から声をかけられていた。鮎美は、勤めている会社を退職し、試作品づくりを繰り返し、指定口座に振り込みを済ませるなど、着々と準備を進める。そして、お店を出す予定の物件前で、長谷川を待っていたが現れず、電話もつながらない。そこで、詐欺に遭ったことに気付いたのだ。

一方、勝男は出勤停止中に自動販売機の下に挟まるハプニングが襲い掛かる。すると、そこに偶然鮎美が通りかかり、身動きがとれない勝男の姿に大笑い。警察を呼んでもらい勝男は救出されたが、鮎美の笑いは収まらない。詐欺に遭った鮎美の笑顔が、視聴者にとっても救いのように感じられた。

まさに“試練真っ只中”の2人は、公園のベンチでお茶をして、バッティングセンターで遊び、雑貨屋をまわり、もつ焼き屋で飲みながら笑い合う、デートのような時間を過ごす。鮎美は、勝男を“全力不器用男”と称し、「でも、今の方がいい」と笑顔を見せた。勝男も「おいしいものをたべて嫌なことが消えるわけじゃないんだけど、こうやっておいしいと思えたらまだ大丈夫だなと思えるんだよね」と元気を取り戻す。そんな2人のシーンが「胸にきた」「一話からしたら考えられない光景」「今の2人がお似合い」と、視聴者の感動を呼んでいた。

ラストでは、勝男が意を決して「もう一回、やり直そう、俺たち」「鮎美も俺も変わったし」「前みたいにはならない」と鮎美に告白した。次回は、いよいよ最終回。すでにロスの声があふれるなか、鮎美はどのような返事をするのか、どのような結末を迎えるのか…？最後まで目が離せない。

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TBS系 火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』毎週火曜よる10時

ライター：小松加奈
ライター／編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー／レビュー／コラム記事などを手掛ける。