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頼れるのはもう彼女だけ――家賃の立て替えを頼んだ結果、予想外の展開に【やさしさに焦がれる Vol.52】

  • 2026.2.20

■これまでのあらすじ

結婚と海外移住を母に告げた凜はまさかの反対を受け、胸を痛めていた。その一方で弟は、同棲資金を得るために始めたFXで偶然の成功を収め、コツコツと副業していた。だが、さらなる利益を狙い危険な取引に手を出した結果、大暴落で大損を抱えることに。翌日までに80万円を用意しなければならなくなった弟は、母の留守を狙い実家へ戻り、祖母の形見と現金を持ち出そうとする。しかし瞬間、母が帰宅。動揺した弟は宝石と現金を落としてしまい、母にバレてしまう。「あとで返すから!」とだけ告げて慌てて実家を飛び出すのだった。

■取り戻せなかった…残された望みはただひとつ

■彼女が意外にもあっさりOK?かと思いきや…

実家から金目のものを持ち出してまで資金を工面した弟でしたが、結局お金は足りず、投資していた資金もすべて失ってしまいます。

気づけば、今月の家賃を払う余裕すらない――。追い詰められた弟は、ついに彼女に「しばらく家賃を立て替えてほしい」と頼み込むのでした。

すると、彼女は意外にも穏やかな笑顔で「いいよ」と答えます。拍子抜けするほどあっさりとしたその反応に、弟は胸をなでおろしました。

しかし、安堵も束の間。彼女はそのまま柔らかな声でこう続けます。「あのね、私たち別れよう。」と――。弟の反応ははたして…?

(福々ちえ)

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