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担任「園長に相談します」金髪にした娘に困惑。母親「え、なぜ?」担任を論破した母の驚きの主張とは?<子どもの金髪何が悪い>

  • 2025.11.21

保育園に通う5歳の娘を育てるワーキングマザー松岡えみこ(40)は、誰よりも娘を愛する母親。しかし、彼女には、若いころ自分が好きなファッションを楽しめなかったという後悔がある。その影響もあり、娘への愛情が少しおかしな方向へ向かってしまい……。

アニメに出てくる推しキャラ「炎太郎」に憧れていたゆうちゃん。コスチュームを買ってもらったものの「(服は一緒なのに)炎太郎は大きくて強くて、髪の毛も金色で長くて、ゆうちゃんとは全然違う」と落ち込みます。

そこで母えみこは「炎太郎と同じ髪色にすればいい。金色にできるよ!」「保育園の説明会で髪の色に関する園則なんて何も言われなかった」「世界にはもともと髪の毛が金色の人たちがいるんだから、ゆうちゃんが金髪にしたって大丈夫」と言い、ゆうちゃんも「髪の毛、金色にしたい!」と喜んだのです。

しかし、5歳児にブリーチをしてくれる美容院は見つかりませんでした。だったら…と、母えみこは市販の大人用ブリーチ材を使って、ゆうちゃんの髪の毛を自宅で染めたのです。

「何か問題でも?」

自宅でゆうちゃんの髪を金髪にした翌日、いつも通り登園すると、担任の先生が「ゆうちゃん、どうしたの!?その髪の毛…」とびっくり。「ちょっと染めてみましたー」という母えみこに、担任の先生は「スプレーで1日だけ染めてみたって感じではないですよね?」と確認。母えみこは淡々と「普通に染まっています。先生の茶髪と同じですが何か問題でも?」と言うと、「園長に相談するかも…」と返す担任。

母えみこは「入園時の資料を確認したが、髪色に関する記載はなかった」「この園は金髪が禁止なのか?」「もともと金髪の子が入園したらどうするのか?差別にならないのか?」とまくしたてると「仕事があるので失礼します」と保育園から立ち去り、「担任は話が通じない」と不満に思うのでした。

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「ちょっと髪の毛を切ってきました」くらいのノリで「ちょっと髪の毛を金髪に染めてきました」と言われると、担任の先生もびっくりしてしまうでしょうね。母えみこは「先生も茶髪に染めているでしょ?」と言いたげですが、子どもと大人では事情が違います。園則や入園規定になかったことを母えみこは主張していますが、書いていなければ何をしてもいいということではありませんよね。

また、戸惑う担任の先生を置いて「仕事があるから」と言って立ち去っている母えみこですが、保育園は大切な子どもを預かってもらっている場所。お互いに気持ちよく過ごせるようにコミュニケーションは大切です。母えみこは間違ったことをしているつもりはないのでしょうが、一方的に自分の論理を押し付けてしまうのは、ちょっと大人気ない気もします。

生活は、さまざまな人間関係の上に成り立っています。私たちも、自分の主張や正論だけでなく、相手がどう感じるかということも踏まえたうえで、対応をしていかなければいけませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター 山野しらす

ベビーカレンダー編集部

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