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年収2000万円・34歳医師が一発でお断り…30代女性が「この人とは結婚できない」と確信した"NGファッション"

  • 2026.6.27

高年収で社会的な地位も高いのに婚活が上手くいかない人にはどんな特徴があるか。主宰する結婚相談所でカウンセラーを務めている大屋優子さんは「どれだけ年収が高く、社会的地位が高い人でも、服装や匂いから清潔感を感じなければ結婚相手には選ばれない。ただし、身だしなみにお金をかければ清潔感が出るというわけではない」という――。

並んでオフィスの窓から外を見ている男女
※写真はイメージです
毎日100人が殺到する「超優良物件」

婚活市場において、高学歴・高収入の男性が人気を集めるのは言うまでもないことだ。

だが、こうした男性だからといって婚活すればあっという間に結婚できるのだろうか。結婚したい男性の人気職業といえば「医師」「弁護士」「公認会計士」が思い浮かぶ。

結婚相談所には、資格を取るのに困難な士業の男性の登録も多数いるが、こうした職業の高学歴、高年収な男性で、加えて見た目さわやか系ともなれば、一日50人~100人ほどの女性からお申し込みが来る。

当然なのかもしれないが、「結婚したい」女性のほとんどが、高学歴・高収入の男性と結婚したい。

結婚相談所には、事実たくさんのこうした男性が登録しているから、「玉の輿婚」を目指す女性は後を絶たない。女性からの申し込みが、玉石混淆なのは当然で、女性側もハイスペック男性とのお見合いを目指して、身の程知らずであろうが、ワンチャンあればと高望みする。

そんな超優良婚活物件男子に、お見合いを受けていただける確率は極めて低いのだが、ある日、私の会員である31歳の高学歴女性とのお見合いは、すんなりと通った。

お相手は、都内在住の年収2000万円34歳医師。

相手のレベルも高いが、スペックで言えば決してこちらも引けを取らない。海外有名大学卒、超一流企業勤務、見た目も整った女性。こちらの女性にも、彼らと同じように毎日数十人の男性から、お見合いのお申し込みが後を絶たないほどのハイスペック女性だ。

「自分を誇張する男性はNGです」

この二人が並んだプロフィールから見ると、学歴も見た目もお似合いのカップルに見える。

私もこのお見合いには、ビッグカップルの誕生かと、期待で胸を大きく膨らませていた。お見合い後、彼女からの第一報がLINEで入る。

「お見合いにドルガバのロゴTド~ン! でした」

イタリアのファッションブランドDolce&Gabbanaのロゴが大きく入ったTシャツの上にジャケットを羽織って登場した、年収2000万円の医師からは、香水の匂いもプンプンしたという。

「結婚相手には絶対にありえない」と一瞬で感じた彼女は、「どんなにお金があっても、必要以上に自分を誇張する男性は、嫌です。自分の子供の父親になる人と考えられません」と、即刻お断りの回答を寄こした。

香水をつけることを否定するつもりはないが、医師という職業柄、匂いも診察の一部になることもあるはずだ。また患者さんは匂いに敏感で、それにより気分が悪くなる場合もある。お見合いの場に、香水をつけてくるという感覚が、彼女には許せなかった。

年収も、職業も、見た目も申し分ないと思っていたお見合い相手だったが、お見合いの間中、彼女の頭の中では、少し前のヒット曲の「香水」のサビがエンドレスにかかっているような気持ちになり、会話もろくに頭に入ってこなかったそうだ。

「迷彩柄にドクロのペンダント」で交際終了

こうした男性のロゴTを女性が嫌うケースは実は少なくない。

ある34歳女性が交際していた36歳男性が、デートの時に着てきたトレーナーは、迷彩柄で胸元に「GOTCHA」(「ガッチャ」・サーフブランド)と大きなプリントがされていた。サーフィンが趣味でもなく、どちらかといえばインドアタイプの男性の洋服のセンスに一瞬で興ざめ。交際終了になったこともある。

洋服の趣味だけで、ご縁をなくしてしまうのはもったいないからと「洋服の趣味は結婚したらあなたが変えたら良いのだから」と翻意を促してみたものの、「無理です。そのうえ、胸にめちゃくちゃ大きなドクロみたいなシルバーのペンダントをしていたんです」と、気持ちはまったく揺るがなかった。

このように、婚活男性においては、ロゴTだけでなく、華美なアクセサリーはご法度だ。男性に人気のシルバーアクセサリーの「クロムハーツ」などは、ごつくて存在感がある分、婚活の場面には似つかわしくないだろう。

多数のシルバーリングやブレスレットを重ね付けした男性の手元
※写真はイメージです

自分をより良く見せるためのファッションが、やり過ぎて本末転倒になることは、婚活の場では非常によくある話なのである。

迷ったら「ユニクロの店員」に聞くべし

婚活をスタートする男性会員に、いつも私がアドバイスするのは「スーツもデート服も高価なブランドものである必要はありません」というシンプルな方針だ。「清潔でサイズが合ったもの」であればそれで十分。

デートに着ていく服に迷い、どんな服を選んだらよいかわからないなら、ユニクロに行くことをおすすめする。ユニクロで、明るそうな店員さんを見つけて、「デート服を2パターンコーディネートしてください」とお願いして、選んでもらうのがいいだろう。

デートの目的は、

「少しおしゃれなレストランに行ける服」
「カジュアルな公園デートで着られる服」

の二つでお願いするといい。

二つ選んだら、洗い替えのシャツをそれぞれ一枚ずつ買い足し、それを着回せば十分だ。高価なブランド物は不必要だとは言わないが、そうした服がなくても結婚はできる。

日本が誇るアパレルブランド「ユニクロ」は、婚活の場面でも最強に頼れる存在だ。何でもよいからユニクロで買えばよいと言っているのではなく、婚活用にきちんとコーディネートしてもらい、チョイスしてほしい。

そして、サイズは必ず適当に選ばず、試着すること。

大きすぎる服はだらしなく見え、小さすぎる服は自己管理できない人に見られる。こうして選んだ婚活デート服は鉄板で、万人受けする。

季節が変われば、買い足しも必要だが、清潔でサイズがジャストフィットなら、ユニクロファッションで十分さわやかな男性になれる。

結婚相手に求められるのは「安心感」

どんなにお金があろうが、それをひけらかすような装いは禁物だ。

婚活女性に「お見合いやデートにブランドバッグを持っていくとお金のかかる女性だと思われるから避けるべき」というアドバイスが散見されるが、婚活男性だって同様だろう。

どんなに高年収であろうが、全身をブランドで埋め尽くした男性は、女性から見たら結婚後の暮らしが思いやられる。結婚後も、好き勝手に自分の欲しい物を買いまくる男性は、結婚相手としては不適格だと見なされかねない。

大屋優子、現代洋子『余計なお世話いたします 半年以内に結婚できる20のルール』(集英社)
大屋優子、現代洋子『余計なお世話いたします 半年以内に結婚できる20のルール』(集英社)

しっかり家庭の家計を守ってくれる、地に足が着いた聡明な女性と結婚したいのであれば、自分の価値を高めるのは過剰な装いではない。高級ブランドを愛用していて、自分のファッションセンスに自信がある男性こそ、婚活の場面ではそれが過信かもしれないと思ってほしい。

結婚相手に求められるのは、「安心感」だ。

全身をブランドもので装うことより、大切なのはその人の人柄が伝わるTPOに合わせた服装を心がけること。

「シンプルイズベスト」という言葉があるが、婚活ファッションでは、手抜きをすることなく、余計なものは削り、その人の本質をちゃんと見せられる、わかりやすさを優先することがなによりも大切なのだ。

大屋 優子(おおや・ゆうこ)
結婚カウンセラー
1964年生まれ、株式会社ロックビレッジ取締役。ウエディングに特化した広告代理店を30年以上経営のかたわら、婚活サロンを主宰。世話好き結婚カウンセラーとして奔走。著書に『余計なお世話いたします 半年以内に結婚できる20のルール』(集英社)がある。

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