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【白金台】東京都庭園美術館「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル — ハイジュエリーが語るアール・デコ」

  • 2025.11.10

アール・デコ博覧会開催100周年記念!ハイジュエリー メゾン、ヴァン クリーフ&アーペルの輝きと共に

東京都庭園美術館でアール・デコ博覧会開催100周年を記念して「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル — ハイジュエリーが語るアール・デコ」[2025年9月27日(土)–2026年1月18日(日)]が開催中です。 早速観覧して来ました。

ハイジュエリー メゾン、ヴァン クリーフ&アーペルは、1895年、アルフレッド・ヴァン クリーフとエステル・アーペルの結婚をきっかけに創立され、1906年にはパリのヴァンドーム広場22番地に最初のブティックを構えました。

本展は、1925年開催の「現代装飾美術・産業美術国際博覧会(通称 アール・デコ博覧会)」から100周年を迎えることを記念して開催される展覧会です。 旧朝香宮邸のアール・デコ様式の室内装飾と呼応するかのようなヴァン クリーフ&アーペルの宝飾作品の輝きを堪能できる展覧会でした。

出典:リビング東京Web

東京都庭園美術館 本館

旧朝香宮邸、アール・デコ室内装飾と《絡み合う花々、赤と白のローズ ブレスレット》

旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館の本館)では、第1章「アール・デコの萌芽」、第2章「独自のスタイルへの発展」、第3章「モダニズムと機能性」と題して、各部屋の装飾と響きあう宝飾作品が展示され、本館全体にヴァン クリーフ&アーペルが紡ぎ出す美の潮流を感じることが出来ました。

本館1階の大食堂に展示された《絡み合う花々、赤と白のローズ ブレスレット》。

アール・デコ期(1910年代~1930年代)の象徴的モチーフであるバラをデザインしたブレスレットです。1925年のアール・デコ博覧会の宝飾部門に出品され、グランプリを受賞した複数の作品のうちの1つです。展示された大食堂では燦然と煌めいて存在感を放っていました。

レオン・ブランショのデザインによる大食堂壁面の植物文様のレリーフと、《絡み合う花々、赤と白のローズ ブレスレット》のバラの装飾や宝石の輝きとが呼応し合って、ひそやかに会話をしているように感じました。

出典:リビング東京Web

絡み合う花々、赤と白のローズ ブレスレット 1924年 プラチナ、エメラルド、ルビー、オニキス、イエローダイヤモンド、ダイヤモンド ヴァン クリーフ&アーペル コレクション 東京都庭園美術館 本館 大食堂 ※許可を得て掲載している画像です。

ヴァン クリーフ&アーペルの「サヴォアフェール(匠の技)」が紡ぐ庭

新館ギャラリー1では、第4章「サヴォアフェールが紡ぐ庭」と題して、ヴァン クリーフ&アーペルがインスピレーションの源として大切にしている草花や動物などの自然のモチーフに着想を得た宝飾作品を見ることが出来ました。

メゾンが現代まで継承している「サヴォアフェール(匠の技)」により、いのちの繊細な美しさを豪華なジュエリーの輝きが紡ぎ出します。 中でも「ミステリーセット」と称される宝飾技法は、金属の台座を部分的にあるいは完全に宝石の下に隠すことが可能な技法で、嵌め込まれた宝石がより存在感を増し生き生きとした自然の美を感じさせてくれました。

東京都庭園美術館の「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル — ハイジュエリーが語るアール・デコ」は2026年1月18日(日)までです。 アール・デコ様式の旧朝香宮邸の室内装飾とヴァン クリーフ&アーペルのサヴォアフェール(匠の技)が紡ぎだす煌めきの時間と空間に是非お出かけください。

出典:リビング東京Web

東京都庭園美術館 本館入口

café TEIEN(カフェ庭園)

café TEIEN(カフェ庭園)ではアール・デコ博覧会開催100周年記念 特別デザート、ムース ポワール “パルファン”~香水塔のイメージ~(950円、期間・数量限定)をいただきました。

キャラメルケーキを白い洋梨のムースで包んだ上品な味。本館1階の香水塔に見立てたケーキです。白い洋梨のムースはふわっとしたくちどけでした。上に乗せられたクッキーの香ばしさと下に添えられた竹炭のソースがほどよいアクセントに。

café TEIEN(カフェ庭園)のみ利用する際は庭園チケットで入場できます。※開催中の展覧会とセットで楽しむなら、展覧会チケットをお求めください。※価格はすべて税込みです。

出典:リビング東京Web

アール・デコ博覧会開催100周年記念 特別デザート、ムース ポワール “パルファン”~香水塔のイメージ~、café TEIEN(カフェ庭園) 東京都庭園美術館

出典:リビング東京Web

アール・デコ博覧会開催100周年記念 特別デザート、ムース ポワール “パルファン”~香水塔のイメージ~、café TEIEN(カフェ庭園) 東京都庭園美術館

ミュージアムショップ リュミエール

ミュージアムショップではノート(1‚760円)、アンファン ジュエリークッキーセット缶(1‚300円)を購入。 ジュエリークッキーセット缶は、缶のデザインや中のクッキーもキラキラして宝石箱のよう。

「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル — ハイジュエリーが語るアール・デコ」の展覧会公式図録(3,850円)は、展覧会ポスターのビジュアルをイメージさせる装丁です。※価格はすべて税込みです。

出典:リビング東京Web

ミュージアムショップで買いました! 東京都庭園美術館

出典:リビング東京Web

「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル — ハイジュエリーが語るアール・デコ」展覧会公式図録

〇東京都庭園美術館
URL:https://www.teien-art-museum.ne.jp
東京都港区白金台5-21-9
ハローダイヤル 050-5541-8600
開館時間:10:00–18:00(入館は閉館の30分前まで)
※11月21日(金)、22日(土)、28日(金)、29日(土)、12月5日(金)、6日(土)は夜間開館のため20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始

・交通:JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分
都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分
※白金台駅のエレベーターは2番出口

〇 「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル — ハイジュエリーが語るアール・デコ」
会期:2025年9月27日(土)~2026年1月18日(日)
観覧料:本展は日時指定予約です。
一般 ¥1,400、大学生(専修・各種専門学校含む) ¥1,120 、高校生・65歳以上 ¥700 、中学生以下は無料(予約不要)
※チケットの予約、その他詳細は展覧会特設サイト、美術館ウェブサイトで最新の情報をご確認ください。
※画像の無断転載・転用は禁止です。

〇café TEIEN(カフェ庭園)
営業時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
定休日:毎週月曜日、及び美術館休館日
※美術館の営業時間に準ずる
お問い合わせ先:03-6721-9668

〇Museum Shop Lumière(ミュージアムショップ リュミエール)
営業時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
定休日:月曜日、及び美術館休館日
※美術館営業時間に準ずる
お問い合わせ先:TEL 070-1534-4878

〇東京都庭園美術館 庭園
※庭園チケットで庭園内を散策できます。
開園時間:10:00〜18:00
※日本庭園内は、安全確保のため一部の園路の通行時間は以下のとおりです。
10月~3月 10:00~16:30
4月~9月 10:00~18:00
休園日・休室日:毎週月曜日(祝日の場合は開園、翌平日休園)、年末年始

※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください

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