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【京橋】HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展@クリエイティブミュージアム東京

  • 2025.10.28

“大波”だけじゃない! 北斎の全貌に迫る、圧巻のコレクション

京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYO(クリエイティブミュージアムトウキョウ)では「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。」展が11月30日(日)まで開催中です。

出典:リビング東京Web

世界で最も有名な日本人アーティスト「HOKUSAI」。誰もが一度は目にしたことのある『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏(通称:大波)』をはじめ、現代のマンガ・アニメにも通じる発想と技法の数々。 本展では、北斎の代表作から、知られざる幻の肉筆画まで、圧倒的スケールで“ぜんぶ北斎”を体感できます。

出典:リビング東京Web

会場展示風景 ※特別に許可を得て撮影しています。

北斎とマンガ・アニメの不思議な共鳴

「集中線」や「効果線」、ギャグ描写に略画、妖怪や幽霊の表現など、現代マンガやアニメに通じる要素が200年前の北斎作品にすでに描かれていたことに驚かされます。 とくに『北斎漫画』や『富嶽百景』のスケッチは、まるでアニメの原画のような躍動感が感じられます。

出典:リビング東京Web

「HOKUSAI―ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」展示風景 CREATIVE MUSEUM TOKYO、2025

会場では北斎画をもとに制作されたアニメーションも上映されており、まさに“現代に北斎が生きていたら?” と想像を掻き立てられる仕掛けも満載です。

出典:リビング東京Web

「HOKUSAI―ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」展示風景 CREATIVE MUSEUM TOKYO、2025

世界初公開! 晩年の幻の肉筆画『日新除魔図』も登場

今回の展覧会では、北斎最晩年に描かれた幻の肉筆画『日新除魔図』のうち、新たに発見された16図を初公開。 「毎日魔を除く」願いを込めて描かれたという迫力のある獅子たちは、80代を迎えてなお進化し続けた北斎の精神と技術を感じさせます。

出典:リビング東京Web

「HOKUSAI―ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」展示風景 CREATIVE MUSEUM TOKYO、2025

マンガ・アニメファンも、日本美術ファンも必見。

現代に通じる驚きの発想力と圧倒的な画力―― そのすべてが、「ぜんぶ北斎のしわざでした。」アニメでよく見かける“集中線”が、実は北斎の描写にルーツがあると知り、驚きました。

出典:リビング東京Web

「HOKUSAI―ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」展示風景 CREATIVE MUSEUM TOKYO、2025

もし北斎が現代に生きていたら、どんなアニメやマンガを生み出していたのだろうそう思うと、想像がどんどん膨らみます。

出典:リビング東京Web

「HOKUSAI―ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」展示風景 CREATIVE MUSEUM TOKYO、2025

時代を超えて、今なお新たなインスピレーションを与えてくれる北斎の画力の凄さを、改めて実感する展覧会でした。会場でぜひ、北斎の圧倒的な世界観に触れてみてください。

出典:リビング東京Web

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