1. トップ
  2. 男性「40年前に故障した自販機を開けてみた」次の瞬間、“当時のままの光景”に「これはタイムカプセル」

男性「40年前に故障した自販機を開けてみた」次の瞬間、“当時のままの光景”に「これはタイムカプセル」

  • 2025.11.17

日本の自動販売機はその種類や便利さ、ユニークさで有名です。飲み物だけでなく、温かい食べ物やアイスクリームなど驚くほどのバリエーションがあり、まるで小さなショップのように感じられますね。

K・YOSHIKI(@AE86_GTS)さんが、「40年前の自販機の中身」についてX(旧Twitter)に投稿し、「驚きました」「お宝やん」と注目を集めています。

いったいどんな中身が入っていたのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

レトロ自販機の整備・レストアを行っている投稿者さんが、40年前に故障したまま眠っていた自販機を修理するため、久しぶりに扉を開けました。

すると…目の前に現れたのは、まるで時が巻き戻ったかのような光景。中にはなんと、当時の飲み物がそのまま残っていたのです。

缶は今より細身の“昭和サイズ”。ポカリスエットやコカ・コーラのように現在も見覚えのあるデザインの缶もあれば、紅茶やジュースの缶はレトロでおしゃれなパッケージです。

今では貴重になったさまざまな缶が現れ、投稿者さんも驚いたことでしょう。詳しいお話を伺いました。

まるでタイムカプセルのよう

---40年もの間、残っていたとは驚きました。この時のお気持ちをお聞かせいただけますか。また、過去にもに同じような状況を経験されたことはありますか?

まるでタイムカプセルのように、まだ飲めるのではと勘違いしてしまいそうな状態でした。今まで、数十台のレトロ自販機を修理してきましたが、鍵が紛失していることが多く、鍵開けが一番最初の作業になります。

内部で綺麗に残ることは珍しく、多くは内部で破裂して修理が困難になります。過去に満タン状態で100本以上出てきましたが、全て破裂し修理が不可能になってしまった自販機もありました。

---とても貴重な保存状態だったのですね。自販機をレストアしようと思った理由を教えてください。

レトロ自販機などを扱うお店で修理をしているほか、将来的な目標である、実際に使用できるレトロ自販機を集めたスポットの開業に向けて、日々レトロ自販機の収集・修理作業を行っています。

---素敵なスポットになりそうです。自販機をレストアする際、こだわっているポイントなどありましたら教えてください。

状態の良し悪しにかかわらず、全て分解し構造を理解するようにしています。また長期稼働を考え、将来的に故障しそうな部品をリスト化し代替え部品の製作を行っています。

---これからもレトロ自販機には活躍してほしいですね。

いかにも自販機の歴史初期のもの

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

あのままの時代のタイムカプセル
意外に腐食してないのはパッキンが効いていた?屋内に設置してあったんですかね。商品が残ったままなのにも驚きました。見事に全部懐かしいパッケージのスチール缶ばかり(笑)
ポカリとコーラ以外、全く知らないねぇw デザインが海外チックなのがいかにも自販機の歴史初期の物って感じ。
こういうものを経て日本独自デザインの方向性に舵を切っていったのかなぁ、と想像させられる

40年前と聞くと、大昔というほどではないものの、若い世代にとってはどんな時代だったのかイメージしにくいかもしれません。ですが、この缶を見れば、当時も今と変わらず、自販機でジュースを買って飲むといった日常の暮らしが確かにあったことが伝わってきますね。

取材協力:K・YOSHIKI(@AE86_GTS)さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名OK】