余りがち"ひじき煮"が絶品「和風肉だんご」に転生！旨味ジュワっとさつま揚げ風!?【農家直伝】

昨日ひじき煮を作ったんですが、子どもにはどうしても不人気で結構な量が余っちゃいました…（泣）。でも、そんな余りがちなひじき煮を、まったく趣の異なる一品に転生させるワザを新潟県の農家に教わったんです。なんとひじき煮に鶏ひき肉を加えて丸めて揚げるというから驚き！パサつきがちな鶏ひき肉も、ひじき煮と合わさることでふっくらジューシーに仕上がるんだとか。それでは、ひじき煮が生まれ変わる様子をご覧あれ♡

今回はせっかくなので、改めてひじき煮を作るところからスタートします。

まずはシンプルな「ひじきの炒め煮」作りから

【材料】
乾燥ひじき…15g
にんじん…100g
油揚げ…60g
油…大さじ1
水…150ml
酒・砂糖・しょうゆ…各大さじ1と1/2

作り方
1. ひじきは水で戻したらザルにあげて水気を切る。にんじんと油揚げは千切りにしておく。

ひじきの約3倍の量の水で戻します。

2. フライパンに油をひき、1の材料を炒め、酒、砂糖、しょうゆ、水を加えて水分が飛ぶまで炒め煮る。

油が全体にまわったら、調味料と水を加えます。

サッと煮てひじき煮の出来上がり！

このひじき煮を、肉だんご用に180g分けておきましょう。

いよいよ「和風肉だんご」に転生！ふっくらジュ～シ～♪

材料（18個分）
米粉…大さじ2
ひじきの炒め煮…180g
鶏ひき肉…300g

作り方
1. ひじきの炒め煮を粗く刻んだらボウルに入れ、鶏ひき肉と米粉と一緒に混ぜ合わせる。

ねっとりするまで混ぜましょう。

全体が白っぽくなったらOK。

2. 肉だねを18個等分し、丸めたら170℃の油で揚げる。

油を手に塗って丸めると手にくっつきにくいですよ。

全体がこんがりきつね色になるまで揚げましょう。

う～ん良い色！見た目はがんもどきのような…。
揚げたてをいただきまーす！

サクッ…ふわ！噛んだ瞬間、ふわふわの鶏肉から旨味が飛び出してきました！
ひじき煮のおかげであっさりとしつつも、鶏ひき肉がひじき煮の旨味を吸っているのでジューシーさが失われていません。
重くないのでパクパク食べられちゃう～。子どもも昨日のひじき煮とは打って変わって、次から次へと手を伸ばしています（笑）。

そのままでもおいしいですが、辛子としょうゆをつけてもさつま揚げ風になっておすすめ♪
これは熱燗でちびちびやりたいですね。
冷めてもおいしさが変わらないので、お弁当にも良さそうです。

切ってみるとひじき煮がギッシリ詰まっています。
これは栄養も食べ応えも満点でうれしい♡

余った肉だんごは冷凍しても良し、おでんの具に入れても鶏の旨味が出ておいしいですよ。
余ったひじき煮が万能おかずに変身する「和風肉だんご」。みなさんもぜひ、作ってみてくださいね。

★今回のレシピは、広報誌 新潟県JA佐渡2014年3月号「かあちゃんキッチン」からの提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
http://jasado-kitchen.blogspot.com/2014/02/?m=0