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【更年期とレス問題】性欲の低下。それでも…“妻が夫に求める”スキンシップとは?女性600人がセキララ回答!

  • 2025.10.19

更年期以降…夫婦間で必要なスキンシップとは?

更年期以降…夫婦間で必要なスキンシップとは?
更年期以降…夫婦間で必要なスキンシップとは?

「サレ妻」「サレ夫」「熟年離婚」といった言葉が頻繁に出回る昨今、日本の夫婦生活は“砂漠化”している印象を抱く人も多いかもしれません。今回「fuwari(ふわり)」が実施した「更年期以降の女性の恋愛・性生活の実態」に関する調査結果を参照して、更年期の女性たちが密かに抱く、夫婦間のスキンシップや、人にはなかなか聞けない性事情に迫ります。調査は2025年10月6日、50〜69歳の女性600人(50代300人、60代300人)を対象に行われたものです。

調査の中で、「現在、恋愛や性的な関心を持っている人はいますか」という質問を、50−60代既婚者女性(398人)に限定して分析したところ、パートナーに対して恋愛・性的な関心を持っている人は27.9%にとどまりました。つまり、69.1%の既婚女性は夫に恋愛・性的な感情を持っていないことが明らかになりました。

性欲の変化について尋ねると、約65%の女性が「弱くなった」「少し弱くなった」と性欲の減少を実感しています。特に深刻なのはセックスの頻度です。パートナーがいる女性に限定すると、セックスレスの割合は85.2%という驚異的な数値を示しました。衝撃的な数値として「10年以上ない」という回答が52.0%と半数を超えており、多くの夫婦で長期間にわたるセックスレスが起きていることが判明しました。ただし、性の関心には個人差も大きく、「性欲に変化はない」と答えた女性も32%いるほか、「月に1回以上セックスをしている」カップルも14.8%存在しており、すべての夫婦がレス状態にあるわけではないことも分かります。

そんな状況を踏まえて、「現在、どのような性的・親密なスキンシップを求めていますか」という質問では、「手をつなぐ」25.8%、「ハグする」20.7%、「マッサージやタッチで触れ合う」13.7%が上位を占め、優しいスキンシップが好まれる傾向が見られました。一方で、セックスを求める女性は9.8%にとどまりました。最多回答は「特にない」62.8%という結果でした。

スキンシップを求める女性の中で「更年期以降の恋愛で必要なこと」については、「心のつながり」69.5%と「精神的な支え・安心感」55.3%が圧倒的に高い支持を集めました。続く回答で「経済的な安定」「信頼関係・誠実さ」「一緒に過ごす時間のゆとり」「趣味や楽しみを共有できること」「自立した関係(依存しすぎない・距離感)」なども挙がっています。この結果を通して見えてくるのは、体的な関係よりも“心の充足”を重視する傾向が強く、精神的な絆を求める女性が多いことです。

今回の調査結果は、更年期以降の女性が抱える複雑な恋愛事情と身体的な変化を浮き彫りにしました。多くの女性が夫に対する恋愛感情の変化を経験する一方で、心のつながりや精神的な支えを求める気持ちは変わらず、年齢を重ねても恋愛や親密な関係への願望は続いていることが明らかになりました。

(LASISA編集部)

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