「自民・維新の連立」に…有権者まさかの《NO》！？緊急調査から見えた、意外な「世論」とは

有権者1000人に緊急調査

紀尾井町戦略研究所が、自民党と日本維新の会の連立協議に関する意識調査を実施、その結果を発表しました。調査は2025年10月16日、自民党と日本維新の会が連立政権の発足を視野に入れた政策協議を開始したことを受け、全国の18歳以上の有権者1000人を対象にウェブ上で緊急実施されました。

それによると、仮に自民と維新が連立政権を組むこととなった場合、「良いとは思わない」「どちらかと言えば良いとは思わない」が計49.3％を占め、「良いと思う」「どちらかと言えば良いと思う」の計37.6％を上回りました。「分からない」は13.1％でした。

維新は今後どのような対応を取るのがふさわしいかという問いでは、「自民との連立」が28.8％と最多。「自民と連立せず、自民の首相指名に協力」が19.4％、「他の野党との連立」が14.9％、「他党と一切協力せず独自で行動」が14.4％、「他の野党と連立せず、他の野党の首相指名に協力」が5.5％と続いています。「分からない」は17.0％でした。

また、自民以外の政党を中心とする政権への交代については「望まない」が42.3％、「望む」が35.9％。「分からない」は21.8％でした。

首相指名選挙については「10月21日に実施するのが良い」が56.6％を占め、「10月22日以降でも良い」は29.6％でした。「分からない」が13.8％でした。

首相として期待できる党代表者を一人選ぶ質問では、「高市早苗総裁（自民党）」が45.1％と最多で、「玉木雄一郎代表（国民民主党）」が8.9％、「野田佳彦代表（立憲民主党）」が8.4％と続きました。

各政党の支持率は、自民党18.1％（前回10月12日調査14.6％）、国民民主党6.4％（6.2％）、立憲民主党4.9％（5.7％）などとなりました。公明が自民との連立政権からの離脱を表明した直後の10月12日調査と比べると、自民の支持率は3.5ポイント上昇しています。

（LASISA編集部）