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夫のスマホに光った怪しい通知「H」。なりすまして待ち合わせ場所へ向かった結果、夫を襲った悲劇とは

  • 2026.3.14

結婚して5年。私は在宅ワーク中心、夫は営業職です。最近の夫は「会食」「飲み直し」「挨拶回り」と外出が増え、帰宅は遅め。夫婦の会話も少しずつ減っていました。

夫のスマホに届いた「H」からの通知…

そんなある土曜の昼、夫は珍しく家にいたのですが、前夜遅くまで起きていたらしくソファで爆睡。私は洗濯をしながら、テーブルの上に置かれた夫のスマホが光ったのを何気なく目にしました。

通知に出ていた相手の名前は、たった一文字の「H」。そして内容は、どう見ても仕事の連絡ではありません。

「今日、早めに切り上げられそう♡ いつもの“隠れ家”の前で会える?」

“隠れ家”?私はその言葉に引っかかりました。夫は「あとで出張に必要なものを買いに行ってくる」と言っていたはず。なのに……?

さらに続けて届いた通知には、こうありました。「プレゼントした香水、つけてきてね」

夫になりすまして返信…返ってきた答えとは

私の頭の中で、嫌な想像が形になっていき……。迷いながらも、私はスマホのロックを解除しました。結婚当初、「もしものとき困るから」と夫が教えてくれたパスコード。変わっていませんでした。

私は短く返しました。「今日は何時ごろ?待ち合わせ場所も送って」

すると相手は、驚くほど早く返信してきました。「17時すぎ! 駅前の美容室の裏のコインパーキングね。そこから一緒に行こ♪」

美容室の裏……。私は胸の奥がざわつくのを感じながら、指定された場所へ向かうことにしたのです。

指定された待ち合わせ場所で…現れたのは

17時前、私はコインパーキング付近で待機しました。

しばらくすると、相手から「着いたよ〜!どこ??」とメッセージが。私は短く返しました。「今、車の横。赤いバッグ持ってる」

数秒後、ひとりの女性がスマホを見たまま私のほうを向き、ぴたりと動きを止めました。年下に見えるけれど、学生というより働いている雰囲気。

そして彼女は、小さく声を漏らしました。「……え?」

「妻です」と名乗ると…女性が明かした事実

彼女は一瞬で状況を察したようでした。私は笑顔を作って、静かに言いました。「初めまして。◯◯(夫の名前)の妻です」

女性は顔を青くし、震える声で言いました。「違うんです…奥さんがいるなんて知らなくて。あっ、“離婚寸前”だって言ってて……」よくある言い訳。そう思いかけたのですが、彼女は続けました。

「私、彼の“担当”なんです。美容室の……」その瞬間、待ち合わせ場所が“美容室の裏”だった理由がつながりました。彼女は夫が通っている美容室のスタイリスト。

さらに彼女は「奥さんのこと、すごく悪く言っていました……」と打ち明けてきました。胸がズキッと痛んだものの、不思議と涙は出ませんでした。そして私は、「もう戻れない」と思ったのです。

待ち合わせ場所で夫と対面…3人で話し合いへ

私は彼女と夫、3人で話したいと思い、そのことを伝えると彼女も了承してくれました。そこで彼女のスマホから「18時に、いつもの場所で会いたい」と送ってもらい……私はいったん自宅へ戻り、夫のスマホを何事もなかったかのようにテーブルへ置きました。そして、再び美容室の裏へ。

18時過ぎ、帽子とマスクで現れた夫と目が合った瞬間、夫の顔から血の気が引くのがわかりました。そして夫は次に、私を責めるように声を荒げました。「勝手にスマホ見ただろ!プライバシーの侵害だ!」

私たちで近くのファミレスに入り、3人で話し合いをしました。夫は取り繕うように、私にも彼女にもいい顔をしようとして言葉が迷子になっていきます。

「誤解だって……遊びじゃない……いや、軽い気持ちで……」一方で彼女は、うつむきながらも言いました。「奥さんのことを“もう女として見られない”って言ってました……」夫が私を下げることで、自分の居場所を作っていたことがはっきりしました。

話し合いの後、私は離婚を選びました。弁護士に相談し、やり取りの内容や状況を整理し、夫と相手双方へ慰謝料を請求。

夫は最後まで謝罪を繰り返し、義実家にも泣きついたようです。その後、義母から私に電話があり、「……息子から聞いた。情けない。本当に申し訳ない…」と言われました。

その後、夫がどうしているのか詳しくはわかりませんが、どうやら浮気相手にも振られ、すっかり老け込んでいると共通の知人から聞きました。私はというと、どこかスッキリした気持ちで、前を向いて暮らしています。

◇ ◇ ◇


どんな関係でも、一度失った信頼を取り戻すのは簡単なことではありません。軽率な行動やその場しのぎのうそが、取り返しのつかない結果につながってしまうことも。自分の行動が相手や周囲にどのような影響を与えるのか、あらためて考えたいですね。

【取材時期:2026年3月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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