1. トップ
  2. 恋愛
  3. 無職の妹にとって家族は“ATM”→「遺産相続もらえるよね?」衝撃の着信|母親の保険金を持ち逃げした妹

無職の妹にとって家族は“ATM”→「遺産相続もらえるよね?」衝撃の着信|母親の保険金を持ち逃げした妹

  • 2025.10.20

都内で働くほのか(32歳)は、母の死後、無職の妹まな(29歳)と頑固な父の板挟みに。家族との死別後に起きる、一家の問題について描きます。『母親の保険金を持ち逃げした妹』をごらんください。

事件後、連絡を絶っていたまなから、今度は遺産相続分を前借りしたいという無心のLINEが届きます。盗みを働いた上での要求に、ほのかは怒りを通り越し無力感に襲われて…。

お金の無心ばかりの妹

ママリ

まなのお金持ち逃げ事件から、約1か月と少しが過ぎた。
 
その間、父は自分も家事を覚えながらシニアの家事代行を取り入れ、生活を立て直していた。私自身も、平日は仕事をしながら週末は実家に通うという生活をして、心身ともに疲れ果てていた。まなからは、一切連絡がない。謝罪のLINEどころか、「元気?」の一言すらない。
 
その後、ある日突然にまなから突然LINEが来たとき、私は思わずため息をついた。案の定、それはお金の無心だったのだ。
 
「聞きたいんだけど、お母さんの遺産相続分って私ももらえるよね?いくら?もうすぐ仕事が決まりそうだから、ひとまずの生活費をすぐほしいんだけど。お姉ちゃんの分も少し借りられない?」
 
挨拶でも、状況説明でも、謝罪も何もない。泥棒をしておいて、よくそんなことが言えるものだ。私は怒りを通り越して、無力感に襲われた。この子は、いつまで経っても自分勝手なことしか考えられない。もしかして、私が尻拭いをすることで、妹のわがままを助長しているのではないだろうか…。

事実上の絶縁を決意

ママリ

妹は昔から傲慢だったわけじゃない。
 
むしろ、幼いころはなんでもすぐに謝る子だった。その弱気な部分でいじめに遭ったこともある。父はそんな妹に対して、「すぐ謝るな」とか「くよくよするからいけない」など厳しいことをよく言っていた。そんなことを言われて育ったからなのか、いつしか「謝ったら負け」と思うようになってしまったのかもしれない。そして、人よりお金を大事にする歪んだ認識をするようになってしまったようだ。
 
私はもう、この妹と関わるのは終わりにしようと決意した。父の面倒を見るのは私。妹には自分のことだけやってもらえればいい。
 
「相続の手続きはまだだけど、法的にはまなにも権利はある。でもこの間のこともあって、私はあなたを家族として信用してないから」

妹にとっての家族とは…

ママリ

数分後、まなから返信が来た。
 
「え?それって私にはお金渡さないってこと?100万は返したでしょ?」
「返したからって信頼できるようにはならないよ。あなたは謝罪したり、自分で職を決めて努力したりもしてない。本気で頑張っているなら応援できるけど、あなたの行動は信頼に値しないと思う」
 
私は自分の決断を伝えた。
 
「ねえ、まな。父さんには内緒で私から10万円を渡すよ。返さなくていい。でも、それを最後にあなたとは縁を切りたいと思ってる」
 
これは、実質的な絶縁宣言。でも、まながそんな話を受け入れるわけがない。
 
「たった10万で私を追い出すの?お姉ちゃんが家を出てからずっと、病気のお母さんと頑固な父親と我慢して生活してたのに!」
 
妹はとことん自分勝手だ。実家にいたからといって家にお金を入れていたわけでも、家事をしていたわけでもない。一体何を我慢していたというのだろう。私にはわからなかった。
 
この電話で、もう妹と良好な関係に戻ることはできないのだと改めて認識した。

あとがき:ATMとしての家族

「謝ったら負け」の価値観に凝り固まったまなに対し、ほのかは「私が尻拭いをすることで、妹のわがままを助長しているのでは」という疑念を抱きます。この無心LINEは、まなにとって家族とは「お金と住処を提供してくれるATM」でしかない、という残酷な現実をほのかに突きつけました。長年の調整役としての役割、姉としての愛情、そして自己犠牲。これらが報われないと悟ったほのかは、初めて自分の幸せと精神衛生を優先し、妹との関わりを断つという「最も難しい決断」を下します。家族の絆を断ち切る行為が、彼女にとっての「自立」の第一歩となった瞬間です。
 
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

著者:ゆずプー

元記事で読む
の記事をもっとみる