10/31公開『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』仲間と力を合わせて大冒険！

こんにちは！ リビングふくおか・北九州地域特派員のMaximです。やっと寝苦しい夜から解放されましたね。と言いつつ、布団に入ってからの数時間は冷房をかけている今日この頃です。

お出かけ日和かつ三連休も近づいている今回は、10月31日（金）から全国公開予定の『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』のご紹介です。キャラクターのグッズや洋服を着ている人を街中で見かけたことがある人も多いのではないでしょうか？ かく言う私はしろくまととかげのヘアドライタオルを、お風呂上がりに子どもと使っています。

雨ばかりのすみっコの町に＜おうじ＞が落ちてきた！

おまつりが近いのに雨の止まないすみっコの町では、水を吸ったほこりがかびになって、すみっコたちが乾燥剤を振ってほこりに戻してあげる日々。そんなある日、くもり空の上から空の王国の＜おうじ＞と＜おつきのコ＞が落ちてきた！

落ちてきたおうじを心配して駆け寄るすみっコたち

すみっコの町とは反対に、たいへんな水不足に困っているという空の王国。それを解決するヒントが「みずのしんでん」にあることを知ったすみっコたちとおうじとおつきのコは、力を合わせて雲の上の大冒険にいざ出発！

水不足を一人で解決しようと頑張っているおうじとそれを見守るおつきのコ、そして冒険に加わったすみっコたちの物語が始まります。

すみっコぐらしを知らない人も楽しめます

普段イラストで見ているキャラクターが動くのって、新鮮ですよね。「キャラクターは見たことがあるけれど、くわしくないし...」という人もいるかと思いますが、心配無用です。オープニングで、井ノ原快彦と本上まなみのナレーションによるキャラクター紹介があり、思わず「ふふ...」と笑ってしまう設定もあります。これを機に推しのキャラクターができるかもしれません。

ちなみにおうじやおつきのコを始め、キャラクターの会話には字幕が時折出ます。主に効果音や動きで感情を表しているのですが、とくに面白かったのが眉毛です。「一本の線だけで困惑や決意を表現するアニメーターの人ってすごい！」とあらためて思いました。

眉毛が描かれるのはどのキャラクターでしょう？

＜みずのしんでん＞で謎解きに挑戦

空の王国で見つけた地図を頼りにみずのしんでんを目指し、知恵を出し合って数々のお題をクリアするおうじ達。すみっコをこよなく愛する彼らならではの謎解きや、空の王国を出る前に変身するすみっコたちにも注目です。

お題を解いて宝石を集める彼らですが、行く先々で出会う名もなきキャラクターたちも、ちょっととぼけた表情や驚いた仕草などが可愛らしいです。

おうじの小さいころやおつきのコとの出会いのエピソードも交えながら、おうじとすみっコたちの交流が描かれますが、誰かの思いつきに「やってみよ！」と言ったり、まちがった時は「つぎがんばろう」と声をかけ合うすみっコたちと協力することで、「病に臥せっているおうさまの代わりに何でも一人でできなければ」と周りに頼ることをやめてしまったおうじにも変化が訪れます。

そんな彼らが失敗や予想外の出来事に遭いながら、みずのしんでんに無事辿り着き、空の王国にふたたび水をもたらすことができるでしょうか？ そして雨のつづくすみっコの町で、おまつりはできるのでしょうか？

臨場感あふれる音楽と木村カエラの主題歌にも注目

おうじを始めすみっコたちは時々出る字幕以外で言葉を交わすことはありませんが、冒険の臨場感は劇中の音楽でも味わうことができます。ヴァイオリンやトランペット、フルートといった様々な楽器が奏でる旋律は、まるでオーケストラの演奏を聴いているよう。エンドロールでは奏者とともに楽器の名前も出てきますので、何の楽器か答え合わせをしてみるのも面白そうです。

木村カエラ（写真）による主題歌『君の傘』はそっと寄り添うすみっコたちのキャラクターにぴったりの歌詞で、相手がいてくれる幸せそして相手と一緒にいられる幸せを伝えてくれます。観終わった後で、私は何度もサビを口ずさんでしまいました。

2019年に初めての劇場アニメ『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』を公開し、第4弾となる今回の『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』。それぞれのキャラクターや特技を活かしたすみっコたちならではの大冒険を、皆さんも劇場で体験してみませんか？