旅に先立ち！北海道まるわかり！？「北海道観光情報交換会」参加レポート！

こんにちは。リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです。 10月3日、博多駅からほど近い八重洲博多ビルで「北海道観光情報交換会」（主催／北海道、公益社団法人北海道観光機構）が行われたので参加してきました。

10月初旬には、北海道への旅「～お気に入りの1杯を求めて～ワインに酔いしれるオトナ女子旅」（2泊3日）を予定していますので、旅先での情報をしっかりとゲットしてきましたよ。

坂本さん

今回の北海道旅行のサポートをしてくださる北海道観光機構 事業企画本部 プロモーション部 担当部長の坂本さんから、事業の内容や、お得な情報などを説明していただいた後、11団体からそれぞれ10分ずつ、お話をお伺いしました。今回の旅で役立ちそうな観光地の魅力や最新情報を中心に、紹介していきますね。

小樽観光協会

まずご紹介するのは、今回の旅の中心地のひとつである小樽市の「小樽観光協会」です。

「小樽観光協会」 事務局次長の永岡さん（左）とオーセントホテル小樽 セールマネージャーの涌井さん（右）からお話をお伺いしました。小樽は、明治から大正時代にかけての面影が今も遺るレトロな港町で、日本遺産「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」の認定を受けています。「小樽＝寿司」のイメージが強いですが、海産物はホタテも隠れた名産地。養殖が盛んで稚貝のうちに他の産地に出されるため「小樽生まれ〇〇育ち」のものが多いそうです。市内にある「おたる屋台村ろまん横丁」では、小樽のホタテを使った「おタテチャウダー」を提供するお店もあるそうですので是非お試しを。 ローカルグルメを楽しむなら、お土産は、海産物が原料である蒲鉾や、流通の歴史的背景より餅などもおすすめ。朝5時半から開いている餅屋、4時から開く朝市もあるので、早朝散策もツウな楽しみ方です。

小樽観光協会 https://otaru.gr.jp/

星野リゾート

今年初めて長門湯本のホテルに取材で宿泊し、地域の伝統文化や工芸を体験できる「ご当地楽（ごとうちがく）」や、地域の文化に触れられる「ご当地部屋」に魅せられた「星野リゾート」のホテル。 今回の旅行では2泊目に「OMO5小樽星野リゾート」へ宿泊します。こちらでのアクティビティの目玉は「小樽運河ワインクルージング」。船内ではワインサービスの他、冬はこたつが設置されたり、有名菓子店「ルタオ」のお菓子が提供されたりと、季節によって様々な楽しみ方ができるそうです。その他のアクティビティは、実際に宿泊した際に、レポートをお届けしますね。

星野リゾート 北海道統括総支配人 相内さんからお話をお伺いしました。 道内に6ホテルある星野リゾートは、近々さらに2軒増えるとのこと。道内最大規模の「星野リゾート トマム」は、プール・スキー場の他、14か所のレストランや190室のスイートルームを完備したアイスビレッジとして、スキーを楽しむ方は勿論、そうでない方も楽しめる充実した施設が特徴だそうです。

星野リゾート https://hoshinoresorts.com/

十勝観光連盟

ここからは、今回の旅では訪れるところではありませんが、次は是非！と思う魅力的な情報を沢山いただいたので、お話をお伺いした順番にご紹介していきますね。

「十勝観光連盟」の力丸さんからお話をお伺いしました。 十勝の食料自給率はなんと1300％！豊かな食料を酒造りに活かす試みが年々活発化しており、有名なワインだけでなく、帯広畜産大学で日本酒を造ったり、「インカのめざめ」（じゃがいも）で造った焼酎や、クラフトビールの製造も行われるなど、酒ツーリズムが盛んとのこと。 冬には湖上での宿泊ができる場所もあるそうです！

十勝観光連盟 とかち晴れ – 北海道・十勝の観光情報をご案内する「十勝観光連盟公式サイト」

ニセコプロモーションボード

次はスキー場が有名なニセコから。

ニセコプロモーションボード 広報担当 ラミレズさんからお話をお伺いしました。 今回の旅の滞在先である小樽市からは、車で1時間15分程のところにあるニセコ。JRは、山線と言われる山間部を抜けていく鈍行列車が人気で、1駅ずつ降車して楽しむ方も多いのだとか。いずれ北海道新幹線の開通により、JRが廃線予定なので、電車好きの方は是非乗り逃しないように♪ 外国人オーナーのペンションが多いので、英語を学ぶためのニセコ留学も人気だそうですよ。

ニセコプロモーションボード https://www.nisekotourism.com/ja/about

北海道総合政策部官民連携推進局

次は、北海道庁からです。

北海道総合政策部官民連携推進局 主幹 池原さん（右）と主任 福家さん（左）からお話をお伺いしました。 こちらの部署では、ふるさと納税の業務を行っています。いただいた寄附金は、歴史ある「赤れんが庁舎」のリニューアルオープンにも活用されているそうです。 また「旅行クーポン」の返礼品も人気とのこと。7社の旅行会社などを扱うこの商品は、チケット代やホテル代だけでなく、カヌーやゴルフなどのアクティビティにも使用できるものもあるそうです。使用期限が無期限のクーポンもあるので、いつか北海道に行きたいと思っている方にもメリットがありそうですね。 今年のふるさと納税を既に終えられた方も、まだの方も、今後の寄附先の候補に是非♪

北海道総合政策部官民連携推進局 https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/krs/index.html

北海道登別洞爺広域観光圏協議会

次は、北海道登別洞爺広域観光圏協議会の３つの組織団体から、お話をお伺いしました。

左から、北海道伊達市 経済環境部 商工観光課 商工観光係 佐藤さん、洞爺湖町 観光振興課 観光振興係 係長 大木さん、噴火湾とようら観光協会 事務局次長 田中さん。 佐藤さん「縄文文化を学べるところです。史跡北黄金貝塚公園の中には情報センターもあり、だて歴史文化ミュージアムでは藍染め体験もできます。」 大木さん「10月末日まで行われているロングラン花火大会、秋から4月まではイルミネーショントンネルが楽しめます。」 田中さん「3月のホタテ釣りが有名で、年間通してホタテのツアーを楽しむことができます。」 車で15分程で各市に行けるそうです。

北海道登別洞爺広域観光圏協議会 https://westiburi.jp/

北海道歴史文化財団（北海道開拓の村、北海道博物館、豊平館）

次は、「北海道歴史文化財団」です。

北海道歴史文化財団 業務執行理事 松井さんからお話をお伺いしました。 北海道日本ハムファイターズの新球場「北海道ボールパークFビレッジ」からもほど近い場所にある「野外博物館」には、試合観戦前後のホークスファンも多く訪れるのだそうです。施設内では、むらびと体験など様々な体験ができますよ。

北海道歴史文化財団 北海道開拓の村 https://www.kaitaku.or.jp/ 北海道博物館 https://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/ 豊平館 https://www.s-hoheikan.jp/ さっぽろセレクト http://www.sapporoselect.jp/

（公財）アイヌ民族文化財団

次は、「（公財）アイヌ民族文化財団」です。

（公財）アイヌ民族文化財団 民族共生象徴空間運営本部 誘客・広報課長 三浦さん（右）と同課の大河さん（左）からお話をお伺いしました。 アイヌ民族の歴史を学べる「ウポポイ」は今年で5周年を迎えます。世代や国籍を問わず、アイヌ民族を知ってもらえる国立の施設。2026年春には、芝生広場に大きな遊具も設置予定で、今よりもっと子どもたちが楽しめる場所になるそうです。

（公財）アイヌ民族文化財団 https://www.ff-ainu.or.jp/ ウポポイ（民族共生象徴空間） https://ainu-upopoy.jp/

帯広観光コンベンション協会

次は、「帯広観光コンベンション協会」です。

事務局長 櫻井さん（左）と加藤さん（右）からお話をお伺いしました。 女性に人気な、「温泉・スイーツ・ガーデン」の3つ全てが楽しめる帯広！植物性のモール温泉は、化粧水に用いられるほど美肌効果が期待できるそうです。食料自給率1345%の帯広は、生乳・小麦粉・小豆・ビートが豊富なので、お菓子屋さんが沢山あり、ケーキもとってもリーズナブルで1ピース300円台で買えるお店もあります。夢のようですね。 北海道ガーデン街道では9つの施設で植物や庭園を楽しむことができ、観るのは勿論、グルメも楽しめるそうです。市内では馬車に乗ることもできるなど、素敵な体験が沢山できそうです。

帯広観光コンベンション協会 https://obikan.jp/

札幌振興公社

今回の旅では、福岡空港から直行便でまず新千歳空港へ。北海道の代表的な空の玄関口であり、最も飛行機の離発着が多い空港ですから、そこから大都市札幌市へ行く方も多いかと思います。因みに空港→札幌市のアクセスは、最速なのがJR線で37分～（往復2300円）、最安値なのが空港連絡バスで往復2100円（80分～）です。他の場所への旅行を考えていても、少し時間に余裕があるならば訪れることができそうです。

札幌振興公社 事業部 営業企画課 営業係長 川田さんからお話をお伺いしました。「大倉山ジャンプ競技場」や「札幌もいわ山ロープウェイ」が人気のスポットとのこと。大倉山・藻岩山・テレビ塔・赤れんがテラスの各所でレストランも運営しており、北海道の食材にこだわったフレンチやワインも楽しめるとのことですよ。

札幌振興公社 https://sapporo-dc.co.jp/

千歳青少年教育財団(サケのふるさと千歳水族館)

最後にご紹介するのは「千歳青少年教育財団(サケのふるさと千歳水族館)」です。

千歳青少年教育財団(サケのふるさと千歳水族館) 主幹 星さんからお話をお伺いしました。 水族館で鮭を見るなら、10月がピーク！9月～11月によく見ることができ、他の季節は珍しい魚も見られる淡水魚の水族館。四季折々の楽しみ方ができるそうですよ。 「日本でここだけ！本物の川を横からのぞく水中観察窓からは、四季折々さまざまな生きものを観察することができます。一番のお勧めは秋！ふるさと千歳川へ帰ってきた鮭をご覧いただけます。」と星さん。 さらに、水族館の向かいにある道の駅では、ケーキを乗せたソフトクリーム、2kgのおにぎりや親子丼、人気急上昇の「いくら醤油」などが特に人気の商品だそうです。鮭のかたちをしたプレートに総重量1.2kgの海鮮丼をのせた「鮭の遡上丼」もインパクト大で、大人気。オスとメスがあり、具材も値段も違いがあります。ぜひ一度ためしてみてください。

千歳青少年教育財団(サケのふるさと千歳水族館) https://chitose-aq.jp/

以上、アイヌ民族文化財団、小樽観光協会、帯広観光コンベンション協会、 札幌振興公社、千歳青少年教育財団(サケのふるさと千歳水族館)、 十勝観光連盟、ニセコプロモーションボード、星野リゾート、 北海道 総合政策部官民連携推進局、北海道登別洞爺広域観光圏協議会、 北海道歴史文化財団の11団体のご紹介でした。 本当に「北海道は『でっかいどう』だな」と実感！それぞれの地域が異なる文化や魅力をもつ北海道情報が満載の2時間半でした。

北海道観光機構

今回、公益社団法人北海道観光機構が企画した「北海道観光情報交換会」のお陰で、旅に役立つ情報を沢山得ることができました。同機構では、北海道の魅力を多くの人に伝え、北海道に多くの人に来てもらえるよう、メディアや旅行会社に向けてさまざまな事業を行っています。こちらの北海道観光機構が運営する北海道の観光・旅行情報サイト「HOKKAIDO LOVE!」もぜひチェックしてみてくださいね。

北海道の観光・旅行情報サイト「HOKKAIDO LOVE!」 https://www.visit-hokkaido.jp/