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「森の殺し屋」はシッポを残す派?つぶらな瞳で、実は…【写真5選・北海道のかわいい動物たち前編】

  • 2026.3.17

今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2026年3月9日〜13日ピックアップ分・前編)

「シッポを残す派」…森の殺し屋

Sitakke
Sitakke
撮影:kazyida さん

つぶらな瞳でぬいぐるみのような見た目ですが、実は森の中を縦横無尽に走り回る、かなりの運動能力の持ち主です。

この冬は「あたり年」だったのか、あちこちで目撃されていてご投稿もいただいています。

雪の下にトンネルを作って移動したり、また木登りも得意で枝から枝へ次々と飛び移って移動したり、細長いカラダを利用してせまい穴の中にもぐりこみ、ネズミなどを捕まえたりと「森の殺し屋」とも呼ばれる優秀なハンターです。

以前に森で、エゾクロテンの足跡を見つけてたどっていったら、木の根元で足跡が消えていて「この木に登ったんだなー」なんて思いながら辺りを見回すと、エゾモモンガのものと思われる「シッポ」だけが落ちていました 。

そのシッポは、いまでも私のデスクの引き出しに入っています。

エゾフクロウは「丸のみ」するのですが、エゾクロテンは「シッポ」を残すんですね…。
関係ありませんが、私はエビフライのシッポも食べる派です。## もうすぐ「モモンガ祭り」開催か?

Sitakke
撮影:shimajiro_34 さん

ごはんを食べに出かける前に巣穴から顔を出して、まわりに天敵がいないかどうかを観察しているいわゆる「穴モモ」と呼ばれるお写真ですね。

大きな黒い瞳が、かわいらしいですねー!

「モモ活」は長い時間かけて森へ出かけるのですが、もう暗くなるころにこのような「穴モモ」をちょっとだけ見ることができて、はいオシマイ!ってことがほとんど。

でもこの大きくて黒くてウルウルの瞳に見つめられると、もう満足しちゃうんですよね、ホント。

エゾモモンガたちはそろそろ繁殖の時期を迎え、オスが、メスをめぐって争う、いわゆる「モモンガ祭り」の時期のはずなのですが、荒れ模様の週末だったのでどうなったのでしょう?

「ニンゲンの暮らし見学会」なのかな?

Sitakke
撮影:taka_n_photo さん

「ニンゲンの暮らしの見学会はこれで終わりだけど、何か質問はあるかな?」なんてお父さんタンチョウの言葉が聞こえてきそうなお写真ですねー。

鶴居村などでごくたまに、このような風景を見ることがあります。(このお写真は鶴居かどうかはわかりませんが)

牧場などに住み着いているつがいなどもいるので、そのようなお宅では「ウチのタンチョウは...」なんて言い方をすることも珍しくありません。

この時期、多くのタンチョウは「子別れ」の季節を迎えています。

タンチョウの子育てはかなりの「子煩悩」で、親がエサを見つけると真っ先に子どもがいるところに運び、与えたりする行動が子どもがかなり大きくなるまで続きます。

それほど大切に育てられてきたのに、「子別れ」の季節がやって来ると、両親は子どもが自分たちに近づくと激しく追い払い、長いクチバシでつついたりするのです。

雪原で「求愛のダンス」を踊る両親の姿に、子どもたちは「ピーピー」と悲しい声を出して見守るしかありません。

そして両親は、大切に育てた子どもを越冬地に置き去りにしたまま、繁殖地へと飛び去って行きます。
大事に大事に育てた子どもとの「子別れ」が、ある日突然のようにやってくるというのは、どこかキタキツネの子育てと似ていますね。

「別れのとき」を迎えた子どもたちの気持ちを思うと胸がふさがれるような気持ちになりますが、これも「自然の理」なのでしょうね。

***

後編の記事では、「さすがにそれは、あざとすぎるのでは?!」というシマエナガちゃんの写真5選などをご紹介します。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラムやSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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