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『がん保険』はどうやって選べば良い?→FPが教える“3つのポイント”とは?

  • 2025.10.26
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「がん保険」という言葉を聞くと、何となく大切そうだけど、どこをどう見て選んだらいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。がんは日本人の死亡原因の上位に挙げられていますが、その治療法や保障内容は進化し続けています。そのような中、自分に合ったがん保険を選ぶためには何を基準にすればよいのでしょうか?

この記事では、ファイナンシャルプランナー(FP)が実際の相談でよく伝えている、「がん保険選びの3つのポイント」をわかりやすく解説します。

がん保険選びでまず確認したい保障の内容とは?

がん保険を選ぶ時にまず注目すべきは「保障内容」です。「がん」といっても、早期発見の場合と進行した場合では治療方法や費用が異なるため、必要な保障も異なってきます。

主な保障の種類には次のようなものがあります。

  • 診断給付金:がんと診断された時に一時金として受け取れるもの。治療開始前の経済的な負担軽減に役立ちます。
  • 治療給付金・入院給付金:実際に治療を受ける期間中に給付されるお金。放射線治療や抗がん剤治療のような通院でも給付対象となるかを確認すると安心です。
  • 通院給付金:通院治療にかかる費用をカバーする保障。最近は入院することなく通院で治療を続けるケースも増えているため重要です。
  • 先進医療特約:最新医療技術の費用を保障します。健康保険が適用されない医療技術に対して給付金が出るオプションです。

これらの保障がどのように組み合わされているか、さらに給付金の支給回数や期間制限なども商品ごとに異なります。保障内容が自分のニーズに合っているか、契約前にしっかり確認しましょう。

がん保険選びの3つの大切なポイントとは?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

がん保険の主な役割は、がんと診断された時の経済的な負担を軽減することにあります。保障内容や保険料、加入者の状況により選び方は千差万別です。FPが注目しているポイントは次の3つになります。

  1. 保障の内容と範囲を確認する
    がん保険は「診断給付金」「治療給付金」「入院給付金」など保障のタイプが多様です。例えば、初めてのがん診断時にまとまった給付金が出るタイプと、入院日数に応じて給付金が支払われるタイプがあります。治療費以外の日常の費用も考慮する場合は、幅広く保障があるものがおすすめです。

  2. 保険料と無理のない支払い計画
    保険料は年齢や保障内容によって大きく変わります。支払いが苦しくなると継続できず、いざというときに保障がなかった・・・ということにもなりがちです。無理なく長く続けられる保険料かどうかを見極めることは重要です。

  3. 加入時の年齢や健康状態もチェック
    がん保険は、加入できる年齢や持病の有無によって条件が異なります。若いうちに無理なく加入する方が保険料も抑えられるケースが多いですが、一定の健康状態が必要な場合もあります。将来のライフプランも考え、最適なタイミングで加入しましょう。

この3つの観点から自分に合った商品を探すことが、がん保険選びのポイントとなります。

公的医療保険の給付ももちろんありますが、自己負担が完全になくなるわけではありません。がんの治療は医療費だけでなく、通院交通費や生活費の補填も考えると、自分に合った追加の保障が役立つ可能性が指摘されています。

こうした点から、保障内容を細かく確認しながら、自分の生活スタイルや不安にフィットするがん保険を選ぶことが求められています。

自分自身と家族を守るための賢い備えを始めてみませんか?

がん保険は数多くの商品があり、どれを選べばよいか迷うかもしれません。しかし、保障内容の確認、保険料の支払い可能性、加入時期の3つのポイントをふまえて検討することで、自分のニーズに合ったものを見つけやすくなるでしょう。がん罹患リスクに備えることは、自分自身の健康だけでなく、家族の安心にもつながるはずです。

病気になった時に「もしも経済的な負担があったら」と考えると、不安な気持ちになることもあります。そんなときに備えるがん保険は、心の支えになるかもしれません。ぜひこの記事を参考に、無理のない形で備えを検討してみてください。


監修者:中川 佳人(なかがわ よしと)

金融機関勤務の現役マネージャー。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
20年にわたり、資産形成や家計管理・住宅ローンなどの実務に携わってきた経験を活かし、記事の監修や執筆を行っている。
専門的な内容を、誰にでもわかりやすく伝えることをモットーとしている。