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「この時を待ってた」「さすがに神」“異色の設定×圧倒的熱量”で話題沸騰の大人気コミック…“待望のアニメ化” にファン熱狂

  • 2025.10.18

10月2日、千葉侑生による漫画『幼稚園WARS』のアニメ化が発表された。“世界一安全な幼稚園”が舞台であり、イケメン好きの元殺し屋・リタを主人公とした“バイオレンス”と“ラブコメ”のバランスが絶妙な本作。アニメ化を待ち望んでいたファンも多く、SNSでは喜びの声があがっている。

『幼稚園WARS』待望のアニメ化!

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

“少年ジャンプ+”(集英社)にて連載中の『幼稚園WARS』は、累計発行部数170万部を突破している話題作。世界一安全と呼ばれる幼稚園には、世界の重鎮たちの子どもが通っており、元殺し屋であるリタをはじめとした犯罪者たちが園児を守っていた。次々に現れる刺客とのバトルや、リタと同じく“特殊教諭”である元詐欺師のダグ、元殺し屋のハナ・ブラッドリーといったキャラクターたちが織りなす恋愛模様が見どころだ。

原作者である千葉は、ギター職人から漫画家になったという異色の経歴があり、「人生何があるかわかりませんね!!」と単行本の第1巻にてコメントしている。そして、10月2日にX(旧Twitter)の『幼稚園WARS』公式アカウントから待望のアニメ化が発表されると、SNSでは「この時を待ってた」「絶叫」「さすがに神」「期待大!」と、ファンによる喜びの声があがった。

主人公であるリタ役に抜擢されたのは、種﨑敦美だ。種﨑は『葬送のフリーレン』のフリーレン役や、『SPY×FAMILY』のアーニャ・フォージャー役など、数々のヒット作に出演している実力派声優。桁違いの強さを誇る反面、イケメン好きというギャップ満載のリタをどのように演じるのか、期待が高まる。

アクションとラブコメから生まれる、絶妙な“ギャップ”

『幼稚園WARS』は、リタを筆頭とした“特殊教諭”たちと刺客のバトルが見どころだ。原作ではアクションシーンが迫力満点の絵によって描かれており、銃撃戦やハナが爆弾を使う場面など、思わず引き込まれる一瞬がちりばめられている。

そして、襲いかかる刺客の大半は、リタの好みのイケメン。「付き合えるかも」と期待を抱くリタは、「ラーメンは何から食べる派ですか?」「映画のエンドロールは?」と、刺客に質問をぶつけて相性を確かめる。しかし、刺客の答えが“ナシ”だとわかり、毎回あっさりと殺してしまう展開がコミカルだ。

伝説の殺し屋と呼ばれるほど強く、イケメン好きのリタという主人公が、バイオレンスとラブコメの掛け合わせである本作を象徴しているように思う。激しいアクションの直後にラブコメシーンが入ることもあり、この絶妙なバランスが『幼稚園WARS』ならでは魅力となっている。

また、原作の巻末では、おまけマンガである“あの世トーク”が読める。リタたちに殺された刺客たちがワイワイと楽しそうにしている姿に、クスッと笑ってしまうような“ゆるさ”がいい。“あの世トーク”もアニメ化されるのか、気になるところだ。

放送日などアニメについての情報はまだ少ないが、千葉は「これからどんどん解禁されていきます!」と期待が膨らむコメントを寄せている。待望のアニメ化となった『幼稚園WARS』の続報に、注目だ。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari