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NHK大ヒットアニメから“突然のお知らせ”に「控えめに言って最高」ファン歓喜するも「どうかお願い…」相次ぐ“切実な訴え”

  • 2026.3.17

NHK総合にて放送され大ヒットしたアニメ『チ。 ―地球の運動について―』(以下、『チ。』)が、2026年6月2日より初めてプラネタリウム版として上映されることが決定した。“地動説”をテーマにしつつ、美しい星空のシーンが印象的な本作は、プラネタリウム上映によってさらに魅力が際立つこと間違いなし。そこで、プラネタリウム版でぜひ見たい名場面を振り返りたい。

※以下本文には放送内容が含まれます。

NHKの大ヒット作が“初のプラネタリウム上映”

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アニメ『チ。』は魚豊先生による漫画を原作としており、15世紀のヨーロッパ某国を舞台に“地動説”を命懸けで探求する人々を描いたフィクション作品だ。単行本の累計発行部数は550万部を突破し、第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞など、数々の賞を受賞している。2024年10月から2025年3月までNHK総合にてアニメが放送され、大きな話題を呼んだ。

本作が話題を集めた理由のひとつとして、章によって主人公が交代する構成が挙げられる。主人公が亡くなることで次の主人公へとバトンタッチし、地動説に懸ける信念が継承されていくのだ。最初の主人公・ラファウ(CV:坂本真綾)が第3話で自ら命を絶ち第二章へ突入する展開は、このままラファウを軸に物語が進んでいくものだと思っていた視聴者の度肝を抜いた。

また、サカナクションによるオープニング主題歌『怪獣』も、物語に深みをもたらしている。大ヒット曲となった『怪獣』は、自身最速でストリーミング累積再生数2億回を突破した。区切りごとに変化するオープニング映像とあわせて、毎回楽しみにしていた視聴者も多かったのではないだろうか。

そんなアニメ『チ。』は、放送終了から1年を経た2026年6月2日より、全国の科学館・プラネタリウムにて初めてプラネタリウム版として順次公開されることが決定した。アニメの名場面に天文解説を織り交ぜ、作品の世界観と実際の宇宙を立体的に体感できる構成になっている。待望のプラネタリウム版が上映される本作についてSNSでは「控えめに言って最高」「これは行かなきゃ」「凄く楽しみ!」「待ってました!」「すでにドキドキしてる」など歓喜の声と同時に「全国でお願いします」「どうかお願い…」と切実な声があがった。

プラネタリウム版で見たい“名場面”

アニメ『チ。』には数多くの名シーンがある。地動説や天文学の世界について描いているため、プラネタリウムとマッチするシーンも多い。そこで、プラネタリウム版として見るとさらに印象深くなるであろう場面を3つ取り上げたい。

まず、第1話で描かれたラファウがフベルト(CV:速水奨)の口から地動説の存在を知るシーン。美しい星空を背景に会話劇が繰り広げられ、地球が動いていることを説明するフベルトにラファウは驚愕する。最後にはタイトルと“第一章”の文字が浮かび上がり、長い物語の始まりを予感させた。星空の美しさが、ラファウと地動説の出会いをよりドラマチックなものにしている。

次に、第14話でオクジー(CV:小西克幸)バデーニ(CV:中村悠一)が処刑される直前に、満天の星を見上げるシーン。「今日のこの空は、絶対に、綺麗だ」と言うオクジーの頭上には、無数のまばゆい星たちがきらめいている。これから処刑されるというのに、どこか希望を持った表情を浮かべている2人。迎える運命は無慈悲でありながらも、美しいシーンだ。

第18話で描かれた、シュミット(CV:日野聡)が両手を大きく広げて朝日を浴びるシーンも印象的。プラネタリウムが映し出すのは、何も星だけではない。ドームならではの没入感あふれる演出で、静かに太陽がのぼる瞬間を眺められたら、胸に感動がじんわりと広がりそうだ。

何章を上映するかなど、プラネタリウム上映の具体的な内容についてはまだ未発表となっている。しかし、プラネタリウム版アニメ『チ。』は、きっとテレビで見るのとはまったく違う体験ができるだろう。今後の上映館情報は、随時D&Dピクチャーズのホームページにて告知されるとのこと。続報を楽しみに待とう。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari