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長年愛される大人気アニメが“ついに迎えた最終章”…ファン「最強すぎないか?」「アニメ界トップでしょ」大熱狂のワケ

  • 2025.10.17

ついに最終章に突入したTVアニメ『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』(以下、『ヒロアカ』)のオープニングテーマを務めるポルノグラフィティ。じつは、ポルノグラフィティは第1期でもオープニングテーマを担当した初代オープニング歌手だ。加えて、エンディングテーマはBUMP OF CHICKENに決定し、“平成”を感じる2組にSNSでは反響が巻き起こっている。

初代オープニング歌手・ポルノグラフィティに“原点回帰”

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

10月4日より最終章の放送がスタートした『ヒロアカ』。長く続いてきたシリーズの最後となるオープニングテーマが、ポルノグラフィティによる『THE REVO』に決定した。ポルノグラフィティは、第1期のオープニングテーマ『THE DAY』も手がけており、最後にして初代オープニング歌手に原点回帰したことになる。

『THE REVO』の歌詞には、「THE DAY HAS COME」という『THE DAY』でも入っていたフレーズがあり、歌手だけでなく歌詞でも『ヒロアカ』の原点を感じるものになっている。再び起用されたポルノグラフィティに対してSNSでは「えぐいな」「本当に?」「神すぎる」「最強すぎないか?」「アニメ界トップでしょ」と、驚きと喜びの声があがった。

作中でも、緑谷出久をはじめとしたキャラクターたちの原点は、重要な意味合いがある。なぜヒーローを目指したのか、なぜヴィランになってしまったのか――。彼らの“きっかけ”を、『ヒロアカ』では“オリジン”と呼ぶ。“爆豪勝己:オリジン”のようにエピソードのサブタイトルになることもあり、それぞれのキャラクターが胸に秘めている想いが垣間見えるのだ。オープニング歌手の原点回帰は、オリジンを描く『ヒロアカ』とリンクするところがあるのではないだろうか。

“平成ブーム”と共鳴?大人気ロックバンドの起用

『ヒロアカ』最終章のエンディングテーマは、BUMP OF CHICKENによる『I』に決定した。BUMP OF CHICKENといえば、2000年にメジャーデビューし、『天体観測』『ray』『カルマ』といった数々のヒット曲を出し続けてきたロックバンドだ。1999年に『アポロ』でメジャーデビューを果たし、『メリッサ』『ヒトリノ夜』などのアニソンも多く手がけたポルノグラフィティと実現したタッグは、SNS上で「史上最強の布陣」とも呼ばれている。

平成を象徴するようなポルノグラフィティとBUMP OF CHICKENに対してSNSでは「エモい」「平成の青春バンドがアツい」「グッと来てしまった」「平成一桁大歓喜」との声があがった。

近ごろ、“リラックマ”や“たれぱんだ”といったキャラクターを筆頭に、“たまごっち”や“写ルンです”などの平成を感じるようなアイテムが注目され、ブームになっている。『ヒロアカ』に起用されたポルノグラフィティとBUMP OF CHICKENも、平成ブームと重なり共鳴を起こしているように思う。『ヒロアカ』が歩んできた軌跡と時代を、オープニングとエンディングから感じてみてはいかがだろうか。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari