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NHK人気アニメ 約40年ぶり“待望の復活”に→「感激で泣いてる…」「信じられない」SNS感情爆発

  • 2026.3.3

1986年から5年間にわたってNHK Eテレの『おかあさんといっしょ』内で放送された人気ショートアニメ『こんなこいるかな』が、40年ぶりに新作アニメとして復活する。子どもたち一人ひとりの個性を肯定する本作には、子どもにも大人にも向けた原作者・有賀忍先生の“願い”が込められていた。

40年ぶりに復活を遂げる大人気ショートアニメ

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

ショートアニメ『こんなこいるかな』は、絵本作家・有賀忍先生による絵本を原作としており、シリーズ累計発行部数は1000万部を突破している大ヒット作だ。いやだいやだの“やだもん”や、こわがりやの“ぶるる”など、多彩な個性を持った12人のキャラクターの日常をユーモアたっぷりに描いている。そんな本作が、2026年3月30日よりNHK Eテレにて放送中の『おかあさんといっしょ』内で、新作アニメとして放送されるのだ。

放送開始から約40年ぶりに復活を遂げる人気ショートアニメ『こんなこいるかな』についてSNSでは「感激で泣いてる…」「今の時代に一番必要」「マジかっ!」「信じられない」と、歓喜の声があがった。ちなみに、本作が放送開始した1986年は『ドラゴンボール』『聖闘士星矢』など、現在も根強い人気を誇る作品がアニメ化された年だ。その頃NHKでは、『スヌーピーとチャーリーブラウン』『へーい!ブンブー』といったアニメ作品もアンコール放送されていた。

アニメ『こんなこいるかな』は、正解を押しつけず、子どもが持つ個性をそのまま肯定してくれる。「いやだ」「こわい」「いたずらしたい」といった子どもの衝動を、ユーモラスな日常として描き、「そう感じる子もいるよね」とやさしく受け止めてくれるのだ。また、違いを受け止め、関わり方を探り、一緒に生きていくための社会性を、子どもにも実感できるかたちへと噛み砕いて届けている点も、NHK作品ならではの魅力だと言えるだろう。

『こんなこいるかな』のキャラクターは“全員が主役”

『こんなこいるかな』の原作者である有賀先生は、本作に込めた願いについて以下のようにコメントしている。

人は皆、顔や体、性格が違うのは当たり前で、「いろんな人がいるからこそ楽しい」ということを子どもたちにも知ってもらいたかったのです。そして、大人たちには「子どものあるがままの姿」をもっと認めてあげてほしいという願いを込めました。
出典:『「こんなこいるかな」40年ぶりに復活!Eテレ「おかあさんといっしょ」で新作を放送』コミックナタリー 2026年2月19日

有賀先生は、『こんなこいるかな』に登場する12人のキャラクターのなかに脇役はいないと考え、全員を主役として描いたそうだ。子どもたち一人ひとりの個性を肯定する本作は、多様性を尊重し認め合う重要性が広く認識され始めている現代にもフィットする。そして、子どもに“あるべき姿”を求めてしまう大人にも、あたたかく見守っていくことの大切さをそっと伝えているのだ。

NHK Eテレでは、2026年4月4日よりアニメ『ねずみくんのチョッキ』が放送開始されるほか、2026年10月より『パンどろぼう』のアニメ化も決定している。どちらも『こんなこいるかな』と同じく、多くの人々から愛されている絵本が原作だ。絵本が持つぬくもりは、時代や年齢を問わず、私たちの心に寄り添ってくれる。40年を経て新作アニメが放送される『こんなこいるかな』も、現代の子どもたちに親しまれる作品になることを期待したい。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari