「え、なんで…」「マジで？」テレビ局が“初回放送を急きょ中止する”緊急措置に騒然…だけど「神ドラマ」絶賛相次ぐ名作

国内で公開される映像作品の中には、有名俳優や女優が出演することで話題になる作品もあれば、ストーリー内容が評価されて注目されるようになった作品もあります。そんな映像作品の中でも、公開から数年、数十年たった今でも語り継がれるような日本の名作ドラマ、映画があります。

今回は“語り継がれる名作”の第3弾としてドラマ『幸色のワンルーム』（ABCテレビ系）を取り上げます。ぜひ最後までご覧ください。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

ドラマ『幸色のワンルーム』はどんな作品？

• 作品名（放送局）：ドラマ『幸色のワンルーム』（ABCテレビ系）
• 放送期間：2018年7月8日～9月23日

ドラマ『幸色のワンルーム』は2018年に放送されたテレビドラマで、家庭での暴力や学校でのいじめから生きる意味を失った少女と銀髪でマスク姿の男が出会い、一緒に過ごしていくことで生きる意味を見出していくストーリーになっています。

メインキャストとして新人俳優の山田杏奈さんや上杉柊平さんが出演し、他にも戸塚純貴さん、清水伸さん、わたなべ麻衣さんが出演し注目された作品でした。

あらすじ

中学2年生の少女（幸・さち）は、家庭内での虐待や学校でのいじめに苦しみ、生きる意味を見失っていた。ある日、彼女は自殺を試みるが、銀髪でマスクをした謎の男（お兄さん）に救われます。男は幸を誘拐し、二人はワンルームマンションで共同生活を始める。

彼女は男から“幸”と名付けられ、彼との生活の中で少しずつ心の安らぎを感じるようになる。二人は警察や両親から逃げる“鬼から逃げるゲーム”を提案し、逃げ切れたら結婚するという約束を交わし、一緒に共同生活を続けるのだがーー。

急きょ“放送中止”の異例事態が発生し騒然

ドラマ『幸色のワンルーム』は、家庭での暴力や学校でのいじめから行き場をなくして生きる意味を失った少女“幸”と、銀髪でマスク姿の誘拐犯“お兄さん”が奇妙な共同生活を行う中で、お互いが生きる意味を見出していくのを描いた作品です。

無料漫画サイト『ガンガンpixiv』で連載されているはくりさんの漫画『幸色のワンルーム』が原作となっており、漫画作品の人気が高かったことでドラマ化が決定。若手俳優の山田杏奈さんや出上杉柊平さんがキャスティングされ、ABCテレビが十分に力を入れた作品となっていました。

しかし、テレビ朝日がドラマ『幸色のワンルーム』を放送直前でテレビ放送を中止する事態が発生。『幸色のワンルーム』は少女と誘拐犯の共同生活を描いた話であり、実際の事件と関係あるのではないかという憶測が飛び交い、物議を巻き起こしたことで放送が中止となりました。また誘拐犯を美化するように思わせるストーリーになっていることから、放送が中止になったのではのかといった話も出ていきます。SNSでは「え、なんで…」「意味がわからない」と放送を楽しみにしていた視聴者からの嘆きの声や「マジで？」と驚きを隠せない視聴者が見られました。

作者が、実在する事件をモデルにしていないと否定している中でも賛否両論が絶えない作品となっています。

テレビ朝日系列では放送中止となりましたが、関西地区のABCテレビでは放送しており、深夜枠の放送であるにも関わらず、人気の高いドラマ作品となりました。特にヒロイン“幸”を演じる山田杏奈さんの名演技が光り、SNSでは「演技力の高さに圧倒された」と山田杏奈さんの演技を評価する声が多数上がりました。

ドラマ『幸色のワンルーム』をぜひご覧ください！

今回は2018年に放送されたドラマ『幸色のワンルーム』をご紹介しました。

本作品は家庭内虐待といじめを受ける14歳の少女と誘拐犯の男の共同生活を描いた作品であり、放送前から物議を醸す事態になりましたが、スタッフや俳優一同が協力して最後まで撮影し、放送することができました。

視聴した方からは、「神ドラマ」「めっちゃ最高」と大絶賛が巻き起こるほど、人気を集める名作となりました。気になる方はぜひ視聴してみてください。

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※記事は執筆時点の情報です。